2021年04月01日

一宮おもちゃ病院「138」(主催)「一宮おもちゃ病院138」に訪問しました!

令和2年度訪問事業No.234-18
訪問先 一宮おもちゃ病院「138」
2021年3月7日(日曜日)一宮市社会福祉協議会大和事務所

楽しそうに作業をする姿が印象的でした。
一宮おもちゃ病院「138」は、名古屋市にあるおもちゃ病院を一宮市にも作りたいと一宮市社会福祉協議会が開催した講習会の参加者15人位でスタートしました。現在の会員数は21人です。

情報サイトはこちら▼
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=502

IMG_0007.JPG

動かなくなってしまったおもちゃを部品代だけで直してもらえます。

IMG_0001.JPG

毎月第一日曜日に開院していますが、持ち込まれるおもちゃは故障内容を確認して預かり、翌月の開院日までに修理してお返ししています。持ち込まれる数は20個から50個と差はありますが、たくさんのおもちゃが集まっています。会員の皆さんは、得意のものを持ち帰って修理します。

IMG_0011.JPG

作業に使う道具は個人のもの。それでも、会員の皆さんは楽しそうに作業をされています。

IMG_0010.JPG

その秘密を代表の中村さんにお尋ねしたところ、皆さんは作業が好きで、直して喜んでもらえるので直すことに「使命感」のようなものを感じているからだそうです。だから、自宅に持ち帰っての作業も苦にならない。

IMG_0014.JPG

プラレールと四駆の修理を依頼された親子にお話を伺いました。
実家のある瀬戸市におもちゃ病院があって利用していたが、一宮市にもあることを知ったので、子どもさんの希望で、兄弟で受け継がれて愛着のあるプラレールを修理に持ってきたそうです。

IMG_0012.JPG

預かったおもちゃでもICの故障などで修理できないものはあります。お返しする際に、依頼された方に申し訳なさそうに説明して返されていました。
中村さんは、尾西地区の方には余り知られていないようで持ち込みが少ないので、もっと広報しなければと話されます。今は社会福祉協議会大和事務所で開院していますが、件数が増えてくれば尾西地区や木曽川地区でも開院したいとも。
作業に携わる方、おもちゃを持ち込まれる方、どちらも笑顔になり、地球にもやさしい良い活動だなと思います。早く活動が広がっていくといいですね。
(スタッフ:宇佐美)

posted by iCASC at 14:09| インタビュー(訪問事業)

2021年03月27日

一宮アレルギっ子サークルくれよんの定例会へ訪問しました!

R2年度訪問事業No.230-12
訪問先 一宮アレルギっ子サークルくれよん
2021年2月22日(月曜日)(訪問スタッフ:長尾)

<一宮アレルギっ子サークルくれよんの定例会へ訪問しました!>

■団体について
 アレルギー児を育てる保護者、またはアレルギー児が身のまわりにいる職種(栄養士、看護師、保育士)の方がアレルギーの知識の共有をしたり、悩みを打ち明けることで、アレルギーに対する偏見をなくし、住み良い生活を目指しています。
(いちのみや市民活動情報サイトより)

一宮アレルギっ子サークルくれよん
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=121

■定例会の様子
 一宮市市民活動支援センター内の会議室で定例会がありました。この日はNPO法人アレルギー支援ネットワークの中西さんをゲストにお呼びし、アレルギー児を持つ参加者の13人で、換気をしながらの開催となりました。
 まず災害時に食べるアレルゲン(特定原材料27品目)の入っていないクリームシチューやクッキー等の非常食の紹介から始まりました。非常食は会の終わりに参加者に配られ、家で実際に食べてみてくださいとお話がありました。
 次に参加者が順番に最近のお子さんのアレルギーについて近況報告を行いました。一人しゃべるごとに中西さんが明るくアドバイスをしているのが印象的でした。
 その後お互いの話を聞いて気になっていることの質問をしたり、講座の情報を共有したりして、堅苦しさのない和気あいあいとした会でした。

※NPO法人アレルギー支援ネットワークとは
 自らアレルギーなどの疾患を持ちながらも「アレルギー患者や会への支援」で相互に助け合い、医療関係機関や自治体・企業などとアレルギー問題の解決のために協働・連携する事業活動を行い、様々な人々とのネットワークを広げていきます。(NPO法人アレルギー支援ネットワークのウェブサイトより)

https://alle-net.com/

※アレルギっ子サークルくれよんは、NPO法人アレルギー支援ネットワークの会員です。

2.jpg

1.jpg
↑紹介されたアレルゲン(特定原材料27品目)の入っていない非常食

<代表の大西さんにお話を伺いました!>

■普段の活動について
 毎月一回、定例会をメインに活動しています。LINEグループもあり、約70人のメンバーが参加しています。
また防災のためのアレルギー対応をした食料の備蓄の呼び掛けもしています。食料の備蓄は大体2週間分いると言われています。

■今後の予定
 定例会を毎月第4月曜日、10時〜12時に開催しています。場所は療育サポートプラザ「チャイブ」です。
 次回は4月26日(月)に開催予定です。一人で悩まず、ぜひ相談しにきてくださいね。

■今後の展望
 コロナ禍が落ち着いたら、アレルギっ子が楽しめるような大きなイベントを開催したいです。その中で特に防災について取り上げ、アレルギー対応の食料の備蓄や家具の固定を呼び掛けたいと考えています。アレルギーのある子どもは避難所での生活が難しいことがあります。家具の固定をすすめて、災害があっても家で過ごせるように準備を促していきたいです。

■団体を訪問して(スタッフ:長尾)
 定例会に参加しお話を聞いているだけでしたが、アレルギーについて新しく知ったことがたくさんあり、自分の中でも新しい視点が増えました。
 アレルギー児の保護者の方は、毎日の学校の給食や学校行事など、先生と相談しなければならないことがたくさんあり不安も多いと思います。定例会に参加すると先輩保護者のお話が聞けるので、とても心強いと感じました。また参加者の近況報告を聞いたアレルギー支援ネットワークの中西さんが、不安に思っている部分についてカラッと明るく大丈夫!とコメントをしてくださっていて、話をした参加者も前向きになれる会だと感じました。
 一人で抱えるには重たい事も、同じ立場の人と話せると軽くなると思います。アレルギーについて悩みを抱えている方は、ぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか。

(スタッフ:長尾)
posted by iCASC at 14:41| インタビュー(訪問事業)

2021年03月26日

湊屋倶楽部さんにお話をうかがいました。

令和2年度訪問事業No.228-10
訪問先:湊屋倶楽部
2021年2月10日(水)茶店湊屋

 2020年10月、クラウドファンディングを実施した湊屋倶楽部。目標額の2倍という驚異の結果を生み出した、その魅力について取材しました。

無題.jpg

■湊屋倶楽部とは
 築後150年の建物「湊屋文右衛門邸」という一宮市民の財産を、後世へ残せるよう活動している団体です。湊屋を食の拠点<茶店>とし美濃路の振興を図るとともに、イベントや集会の会場等様々な活用を行いながら日本の伝統的なくらし方を考える機会を作っています。
 今回は、代表の大島八重子さんにお話をうかがいました。
市民活動情報サイト▼
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=159
美濃路・起宿「湊屋」公式サイト▼
http://minojiminatoya.com/

image3.jpeg

■湊屋文右衛門邸
 慶応4年(1868年)の記録にも残る歴史的建造物です。日本で初めてのデザインタオルを製造したといわれる「小川タオル」の小川家をはじめ様々な方が住まわれたのち、平成21年9月市民団体湊屋倶楽部が管理をはじめ、平成22年9月には「旧湊屋文右衛門邸」として文化庁登録有形文化財に登録されました。

■2020年10月、クラウドファンディングで目標の200%を達成!(直接の寄付を含む)
 そんな湊屋の老朽化が深刻化し、2020年10月にクラウドファンディングを実施。なんと目標額の2倍の寄付が寄せられました。

image14.jpeg

image16.jpeg

(はがれてきている外壁。)

image7.jpeg

image4.jpeg

(こんな素敵な内装の蔵は、外から見ると斜めに傾いているのがわかります。
 ほかにも様々な場所に老朽化が見られ、今回集まった額を軽く上回る修繕費が必要なのだとか。)

 代表の大島さんはインターネットにはあまり詳しくない中で、ボランティアの方々の心強いご協力により実施に踏み切られた今回のクラウドファンディング。大島さんは、とにかく“まずはやってみる”ことを大切にされていました。

image2.jpeg

(蔵の前には、西壁の修繕に必要な杉板が。秋までしっかり乾燥させてから使われます。)

 まず行動して実績と信頼を作っていくことと、行動した結果が次への発見になること。そしてお客様の求めていることと、世の中の流れを先取りするような企画センスと行動力。
 クラウドファンディング成功の背景には、湊屋の文化財としての魅力はもちろん、湊屋を支えてこられた大島さんの努力と魅力、そしてその魅力に惹かれて力を貸されてきた多くの方々の姿を感じられました。

image5.jpeg

(蔵の2階にある立派な手すりはボランティアの方の力作だそうです。
 大島さんは、お客さんやボランティアの方のエピソードもたくさん話してくださいました。)

クラウドファンディングページ▼
https://readyfor.jp/projects/minatoya

■団体を訪問して(スタッフ:魚住)
 ご自身は一銭も受け取らず、茶店を営み、イベントを催し、湊屋存続のためご尽力されている大島さん。団体立ち上げのきっかけは、とある方に頼まれたからとおっしゃるから驚きです。大島さんに湊屋を託した「歩こう会」の小塩さんは、さまざまな方々を適切なところへ繋げる、よく人を見ておられる方だったそうです。

image20.jpeg

(蔵を背景に、素敵な中庭が見られる席での取材でした。)

 大島さんのいくつもの言葉が胸に残る今回の取材でしたが、特に「何事も、やるからには全力投球でしないといけない。」と力強くおっしゃっていたのが印象的でした。言葉にするのは簡単ですが、誰が見てもそうとわかるほどに実行してこられた大島さんの言葉は、とても重く感じられます。

 湊屋は、歴史に詳しい方はもちろん、そうでない方も建物や景色を見るだけで楽しめる場所だと思います。まずは忙しない日常を一時だけ忘れて、歴史ある茶店でのんびり美味しいおはぎを頂きませんか。

image23.jpeg
(しっかりご飯も楽しんできました。とても美味しかったです。)

■最近の活動、今後の活動 ※すべて食事付き
 3月31日(水)百人一首を語る 伊藤孝男氏
 4月4日(日)花見弁当と田楽 大野栄閏江戸小咄
 4月10日(土)野田寿子ジャズライブ
 4月24日(土)湊屋貸切芝居公演
 4月25日(日)湊屋貸切芝居公演
※詳細は「湊屋だより」をご覧ください。
http://138cc.sblo.jp/article/188322518.html

 実は大島さんへ会うためだけに、湊屋へ足を運ぶ方も多いと聞きます。
「かわったおばけを見たい人は、怖いもの見たさでいらっしゃい。」(大島さんより)

image9.jpeg

(スタッフ:魚住)
posted by iCASC at 10:22| インタビュー(訪問事業)

2021年03月24日

つなハピ(主催)「'21一宮子どもと教育を語るつどい」に訪問しました!

令和2年度訪問事業No.234-17
訪問先 つなハピ
2021年2月28日(日曜日)一宮地域文化広場

子育ての心配は尽きない
還暦を過ぎており、子育ては卒業したと思っていましたが、成人になっても心配することばかりです。子育てに卒業なんてないのかもしれませんね。

IMG_0108.JPG

つなハピは「つながり合ってハッピーになろう」を合言葉に、子ども、親、教師が、さまざまな活動を通じて、楽しみながら教育や子育てについて学び合う団体です。

情報サイトはこちら▼
https://www.138npo.org/info/group/index.php?group_id=87

IMG_0098.JPG

2月13日(土)に一宮市社会福祉協議会大和事務所で開催された例会はつどい実行委員会として打ち合わせを行いますが、最初に参加メンバー全員が活動報告をします。参加者は高校生、子育て中の親、現職やOBの教員などさまざまです。会議でのキーワードは「共感する」です。

IMG_0098 (2).JPG

2月28日(日)、しっかりと打ち合わせて始まった「一宮子どもと教育を語るつどい」
スタッフはマスクにフェイスガードで対策し、来場者には検温と手指消毒をしてもらっています。

IMG_0096 (2).JPG

開会前の舞台上には軽快な音楽が流れていました。
最初に、小中学校の現職教員から報告がありました。名古屋市内の小学校で行われている、対話的コミュニケーションを大切にして少人数のグループで行う“学び合い”が紹介されましたが、いろいろと工夫しながら取り組んでいる姿勢は素晴らしいものでした。

IMG_0102.JPG

いよいよ土佐いく子さんの講演です。
“世話焼きな大阪のおばちゃん”の上沼恵美子さんを思わせるような軽快な“しゃべくり”で、ときに笑わされ、ときに涙が出ました。

IMG_0110.JPG

大阪市内の小学校での教員生活の経験をもとに、子育てについて話されました。
● うまくいっているような子育てでも悩みがある
● 情報に振り回されるとしんどくなる
● 親や先生が困るときは、子どもも困っている。なぜ子どもの本当の姿が見えないのか
● 親や教師が強いと、子どもは自分を押し殺して、良い子を演じる
● 手抜きの子育ては必ずしっぺ返しが来る
● コロナ禍でいつもとはちがう生活を送っているが、子どもは前を向いている
どの言葉も心に強く響きました。

IMG_0113 (2).JPG

コロナ禍で何かと制約が多い生活を送っている子どもたちですが、将来必ずこの経験を活かしてくれると信じることができました。
緊急事態宣言下で感染防止対策をしながらのむずかしい時期での開催でした。「集まらないのではないかという不安があった」(徳田代表)ということですが、100人位の方が集まりました。
多くの方が集まる年に1回のつどいです。スタッフの皆さんは大変なことも多いでしょうが、これからも続けていただきたいですし、多くの方に聞いていただきたいなと思います。

(スタッフ:宇佐美)
posted by iCASC at 15:22| インタビュー(訪問事業)

2021年03月14日

グリーフケアakari〜大切な人を亡くした方へ〜(主催)「おはなし会とキャンドル作り」に訪問しました!

令和2年度訪問事業No.234-16
訪問先 グリーフケアakari〜大切な人を亡くした方へ〜
2021年2月27日(土曜日)一宮市民活動支援センター会議室


 グリーフとは、「深い悲しみ」「悲嘆」を意味する言葉で、大切な人を失ったときに起こる身体上・精神上の変化を指します。

■団体について
代表の江川さんは、大切なご主人を亡くし、どこにもその辛さを吐き出せるところがなかったことがきっかけにより、東京でグリーフケアを学ばれました。
 同じ経験を通し、少しでもグリーフを抱える方の想いに寄り添えるような場所でありたいと活動されています。

情報サイトはこちら▼
https://www.138npo.org/info/group/index.php?group_id=527

■おはなし会とキャンドルづくりの様子

2021-02-27 13.11.30.jpg    2021-02-27 13.23.18.jpg


2021-02-27 13.32.46.jpg    2021-02-27 14.04.19.jpg

 材料はソイワックスを使用されていました。通常のパラフィンと違い、火が消える時にススが出にくかったり、有害物質が入っていないのでお子様やペットがいるご家庭にも安心にお使いいただけます。優しい灯りもまた魅力だそうです。

■団体を訪問して
 何かを思い悩む時、だれかれ構わず相談するより、同じ経験を持った人同士で話をする方がずっと心が救われるのではないかと思っています。
 みんなで心の内を出し合えばそれがまた各々の励みになり、力になっていくのではないでしょうか。

 まだまだひとりで悩みを抱えている人がどこかにいるかもしれない。
そう思って発信し続けている江川さん。


この日参加された方からは、
「同じ経験をしている人に会えるのが嬉しい。」
「キャンドルなど、ものづくりをしているときは無心になれ、また癒されますよ。」
こんな感想をいただきました。


 今後は今日作っていたキャンドルよりももっと大きなキャンドルを作り、キャンドルナイトをやりたいそうです。
 大切な人を想ってつくったキャンドル。それに火を灯した時、その景色は思っている以上に美しいものになるのではと想像します。 

どうか実現しますように。


〜次回のグリーフワークのご案内〜
#3グリーフワーク カラーブロックキャンドル作り参加募集
4月3日土曜日に開催されます。
「お問い合わせ」フォームよりお申込みください。
https://perhe.amebaownd.com/


(スタッフ:川井)
posted by iCASC at 13:58| インタビュー(訪問事業)

2021年03月08日

JT SDGs貢献プロジェクト事業「みんなで緑をふやそう!大作戦」について取材しました

令和2年度訪問事業No.255-7
NPO法人おさんぽや × 日本たばこ産業株式会社
JT SDGs貢献プロジェクト事業「みんなで緑をふやそう!大作戦」

取材日
 NPO法人おさんぽや:2021年1月25日(月) 市民活動支援センター
 日本たばこ産業株式会社:2021年2月2日(火) 市民活動支援センター


 普段から悩める親や子どもの環境教育のため、対面に加えオンラインでも様々な事業を展開し続けているNPO法人おさんぽや。日本たばこ産業株式会社(以下、「JT」)が取り組む「JT SDGs貢献プロジェクト」の助成金申請にチャレンジし、見事助成が決定しました。今回は、申請の経緯や込められた思いをご紹介します。

●NPO法人おさんぽやとは?
 子どもとその親、子育てに関わる全ての人に対して、環境教育や子育て支援に関する事業を行い、孤独になりがちな子育て環境や子どもが育つ中で起こる問題の改善や解決を図り、時代と共に変化する子育て環境に対応しつつ、家庭や地域全体で子どもを育てる力の向上に寄与。
 活動内容は、おさんぽ会・子育てまちづくり・食育・子育てイベントなど4つの事業を展開しています。
※いちのみや市民活動情報サイトより
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=365

●JT SDGs貢献プロジェクトとは?
 JTグループの地域社会への貢献における重点領域、「格差是正」「災害分野」「環境保全」における課題解決へ取り組む団体の事業を支援するプロジェクトです。地域社会の様々な団体とのパートナーシップを基盤に、JTグループの地域社会への貢献の3領域及び関連するSDGsへの貢献を通じて、包摂的かつ持続可能な地域社会の発展に向けて取り組んでいます。
 2021年3月以降の応募は、6月と12月の年2回の受付となります。

●経緯
 2020年7月にプロジェクトへ1度目の申請をするも、残念ながら採択されず。その後、申請内容見直しのため市民活動支援センターに相談し、申請書の書き方や内容についての助言など支援を経て同年9月に再度申請。「環境保全」分野で100万円の助成が決定しました。同年11月から事業を開始しています。
 2021年1月25日にi-ビル シビックテラスで助成金交付式を開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で延期となりました。

●申請した事業内容
 今回助成が決定した事業は2つあります。1つは「おうちで野菜を育てる体験」、苗・土・肥料・プランターと解説書を事前配布してオンラインで定期的に交流しながら家庭で野菜を育てる事業。この事業に関わっているはつらつ農業塾のカリカリクラブ(※1)は、数年前に当センターが紹介してから継続しておさんぽやの農業体験などに協力しています。そしてもう1つは、「おさんぽやのみんなで子育てラジオ」、FMいちのみやで月に2回、SDGsや子育てに関する情報を発信する事業です。
 どちらも環境保全について考え、コロナ禍で人々が繋がることを大切にされています。

(※1)はつらつ農業塾のカリカリクラブ…はつらつ農業塾は、農業従事者の高齢化と後継者不足、担い手の不足による農地の遊休化を少しでも解消し、農業の明るい未来のため平成20年8月に開校した一宮市の事業。カリカリクラブは、はつらつ農業塾を卒業した方々が活動する有機農業クラブ。

@.jpg


【NPO法人おさんぽやインタビュー】
 インタビューに答えてくださったのは、NPO法人おさんぽや代表理事の安藤さん、理事の戸松さん、長谷さんです。

A-1.JPG

●プロジェクト申請について
 子どもたちは何かに触れたときに多くの発見をし、その発見によって成長する可能性を秘めています。そんな子どもたちの成長が積み重なってやがて大人になり社会に出て行くことから、おさんぽやの活動には、小さいころから緑に触れる機会を大切にしたい、その緑を増やしていきたいという気持ちが込められています。安藤さんたちは、新型コロナウイルス感染症の影響で外出に制限がある中でも、子どもたちが緑に触れる機会を守ることができないか、子育てに奮闘する親同士が繋がることはできないか、と考えていました。
 そんな時にJT SDGs貢献プロジェクトの環境保全の理念がうまくマッチし、新しいチャレンジに踏み切ったとのことです。

 理事の長谷さんによると、今回の事業はラジオで話すことや芋掘り以外の農業体験など初めてのことばかりで、ドキドキの連続なのだそうです。「大人になってからは少なくなった”初めての経験”は、子どもにとっての初めての経験や発見に心から共感して寄り添うための経験にもなりますね。新たな事業にチャレンジする機会を大切にするとともに、楽しんでいきたいです。」と話してくださいました。

B.jpg

●みなさんの頑張る「源」は?
 マッチング事業、プロボノ、助成金申請と、おさんぽやはNPO法人化する前からずっと積極的に活動されています。みなさんの頑張る「源」はどんなところにあるのでしょうか?
理事の戸松さんは、「団体立ち上げのきっかけには、自分が安心してポジティブに子育てできる環境に身を置きたかったことがありました。子育ては社会から少し切り離されるので、一生懸命働いている社会的立場から一気に自分以外に誰も褒めてくれない環境になって自分の無力感を感じやすいんです。同じ思いの人と繋がりあいながら一緒に子育てができたら良いな、というのが根底にありました。」と話され、そんな切なる思いで繋がった方々の話し合いでは、意見を否定されることはあまりないとのこと。まずは「それ、いいね!」と応援してくれるスタッフが多く、うまくいかなくても、もう一回やってみよう、次に行こう!という気持ちになれるのだそうです。

 代表理事の安藤さんは、「様々な方々が親身になって相談にのってくださったり、多様な視点からの話や提案を出して世話を焼いてくださったりと、気付けば自分たちだけの事業ではなくなっていました。今回助成してくださったJTさん、様々な事業に協力してくださっているはつらつ農業塾のカリカリクラブさんと、彼らの活動から繋がったモンタボーさん(※2)、何度も修正しながらチラシを作ってくださったCOCOiROさん(※3)、そして様々な相談にのってくださった支援センターさん。そんな皆さんがいてくださるから、私たちもさらに頑張ろう!という気持ちになります。地域と繋がりながら活動することを、この事業で勉強させてもらっています。」と話してくださいました。

(※2)モンタボー…一宮市の石窯ベーカリー。お店のテラスではつらつ農業塾のカリカリクラブによる、野菜の朝市を開催。
(※3)自立支援事業COCOiRO…岐阜市で発達特性と引きこもりの方の自立就労支援サポートをしている団体。


【JTインタビュー】
 インタビューに答えてくださったのはJT東海支社一宮支店支店長の水谷さんと課長の久保田さんです。

C.JPG


●おさんぽやの事業の魅力とは
 「オンラインでの緑化事業ということで、まずは“新しい!”と思いました。」と話してくださった久保田さん。続けて、水谷さんも「新型コロナウイルスの影響で事業の開催が難しい昨今、コロナ禍を想定して事業を考えられているのも魅力的です。環境という長い期間で考える題材に対し、対象が子どもという点では未来へつながる利点も大きいと思います。」と教えてくださいました。

●JT一宮支店の一宮での活動
 上記に加えて、おさんぽやが普段から地域に根ざした活動をしていたことにも着目されていた水谷さん。JT一宮支店も常日頃から地域に根ざした活動や、今回の助成領域である環境保全の活動をされていると伺っていましたので、詳しくお聞きしました。
 JTグループは、「ひろえば街が好きになる運動」など地域密着型の清掃活動や、「JTの森」などの環境保全活動を始めとした地域社会への貢献に取り組んでいます。JT一宮支店としても一宮七夕まつりや杜の宮市といった地域のイベントに積極的に参加するなど様々な地域社会への貢献を行い、一宮市からサポートカンパニー(※4)にも認定されています。また、日本全国のたばこ販売店による「全国たばこ販売協同組合連合会」の加盟員として、地域の清掃活動も行っているそうです。
 「これからも地域と様々な繋がりを持ちながら、一企業として、地域や環境の課題解決に対して何ができるかを模索していきます。」と力強く話してくださいました。市民活動支援センターとして、企業と団体、組織と団体など、多様なコラボレーションやマッチングを応援しています。

(※4)サポートカンパニー…企業や事業者が既に行っている社会貢献活動を明確にし、その貢献度を測ることによって市が認定する、地域に貢献されている企業・事業者。現在170社ほど認定されている。

D.jpeg
↑取材の打合せには、支店長代理の知念さん、課長代理の今川さんも来てくださいました。恐縮です!

●市民活動支援センター地域相談員 今福より
 今回、NPO法人おさんぽやの安藤さんより相談を受け、助成金申請の内容や書き方についてサポートをしました。具体的には、申請内容についてお話をお聴きした上で不明確なことを質問し、全体像を整理して「こういうことですか?」と確認するところから始めました。そして、地域の解決したい課題や目指す未来、具体的な事業内容との関係性を確認し、必要に応じて修正をしていきました。またそれをどう申請書や予算案に表現していくかを、一緒に検討していきました。
 改めまして、おさんぽやさん、この度はおめでとうございます!日頃より地域や市民のために活動されている団体をこのようなかたちで応援できることは、個人としても大変嬉しく思います。
 助成金申請等の資金調達のほか困りごとなど、他団体の方もお気軽にご相談ください。

●インタビュースタッフ 後記
 今回のインタビューでは、「子育ては一人ではできません」というおさんぽやさんのキャッチコピーが何度も話にあがったのが印象的でした。個々の事業も、団体運営も、SDGsへの取り組みも、一人ではできなかった部分を他の人々や団体と繋がっていくことで支え合って進めていくことができる。協働の大切さ、可能性の大きさを生の声として教えていただいた取材でした。
 センタースタッフとして、団体運営やマッチング事業の意義について改めて学ぶと共に、これからも広がり続けるおさんぽやさんの可能性にわくわくしています。
(スタッフ:魚住)

参考@:NPO法人おさんぽや
 情報サイト:https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=365
 Webサイト:https://peraichi.com/landing_pages/view/osanpoya/

参考A:JT SDGs貢献プロジェクト(JT Webサイトより)
 https://www.jti.co.jp/sustainability/community_investment/sdgscontribution/index.html

参考B:プレゼント付き☆募集 おうちで野菜を育てる体験しましせんか?(おさんぽやブログより)
 https://ameblo.jp/osanpoya-fuunomi/entry-12654088625.html

(スタッフ 魚住)
posted by iCASC at 12:12| インタビュー(訪問事業)

2021年03月06日

すてっぱ〜ず主催「バレンタインデーこそ新型コロナワクチン対策を語りましょう」に伺いました!

令和2年度訪問事業NO232-14
すてっぱ〜ず(主催)
「バレンタインデーこそ新型コロナワクチン対策を語りましょう」
2021年2月14日(日)一宮市民活動支援センター会議室

インパクトのあるタイトル!

すてっぱ〜ずはこれより一週間前の2月5日(金)FMいちのみや「いちのみやの輪」第409回にご出演されました。短い時間ではありましたが、これから始まろうとしている新型コロナワクチン接種について話された内容が興味深く、番組内で告知がありました交流会にお邪魔しました。

3・11東日本大震災での食べ物がない不安な思い、原発の問題など、暮らしの当たり前が疑問となり4年前の2017年に発足。子育て中の主婦を中心に健康で安全な暮らしを守るため、知識や情報を共有することを目的として勉強会・交流会を開催されています。

2020年は新型コロナウイルス感染症で生活様式が様変わりしました。愛知県にも非常事態宣言が出され、さらに延長。このタイミングでの交流会は、今一番の関心事である新型コロナウイルスワクチンについての話から始まりました。

すてっぱ〜ず.jpg
一番右が主催の舩井さん

単にワクチンを打った方がいいのか、打たない方がいいのかといったお話ではなく、
ワクチンの中身がどういったもので、どこが作っていて、そのお金はどこから調達されるかまで、
とても深く調べられていました。

舩井さんが準備された資料をもとに、今ワクチンをめぐる状況がわかりやすく説明されると、
ご自身で情報を集められている参加者の皆さんも活発に発言されていました。

すてっぱーず.jpg

13:30からスタートした交流会は新型コロナワクチンだけにとどまらず、舩井さんが実際に裁判も傍聴されたという子宮頸がんワクチンの副作用の話、5Gによる電磁波、農薬、添加物の影響など気になる話題が盛りだくさんで、瞬く間に16:30のお開きの時間となりました。

ダイヤ訪問後記
私たちを取り巻く環境はインターネットの普及により、家に居ながらにして様々な情報を手に取りやすい状況になりました。しかしながらその情報が正しいものなのか、そうではないのかが難しいところです。すてっぱ〜ずさんのようにリアルに発信をしているところに出向き情報を取ることも大事かもしれません。そのうえで精査し、自身や家族にとって最善な対処をしていけるといいと思いました。
今後も日常ではなかなか知りえない情報の発信に期待したいです。

〜次回交流会のご案内はこちらから〜
2021年3月28日(日)交流会のご案内♪【新型コロナワクチン対策について】
https://www.138npo.org/info/group/entry.php?serial_no=1161

(スタッフ 九万田)
posted by iCASC at 12:54| インタビュー(訪問事業)

2021年03月01日

つくる。(主催) 「第67回つくる。八百屋 古民家まったり朝市」に伺いました。

令和2年度訪問事業No.231-13
つくる。(主催)
「第67回つくる。八百屋 古民家まったり朝市」
2021年2月14日(日) 古民家レンタルスペース「つくる。」

帰り道、次の回も来てみたいと思う不思議な温かさがありました。

IMG_0104 (2).JPG

8月を除く毎月一回開催されています朝市も6年になり、67回目の開催です。
代表の古川さんにお尋ねすると、「毎回100から150家族が訪れており、月一回の開催を楽しみにしている“常連さん”がいます。」ということでした。

DSC_0545.jpg

今日の出店は20ブースで、ほかに委託販売が8件、こちらは運営スタッフが直接販売しています。
運営スタッフは40代の主婦7人です。

IMG_0102 (2).JPG

IMG_0108 (2).JPG

販売されているのは野菜から農産加工品、水産加工品やアクセサリー、コーヒーやラーメンまで多種多彩で、栽培方法や素材へのこだわりも詰まっています。野菜を扱っているお店は長く出店されている店が多く、お目当ての常連さんも多いということでした。

IMG_0106 (2).JPG

朝市の会場は「古民家レンタルスペース つくる。」です。
廃業された機屋(はたや)さんの母屋とのこぎり屋根の工場で、母屋では有名人の似顔絵展覧会が開かれていました。年一回の開催で、こちらも第6回でした。ここでは陶芸や絵画、フラダンスや段ボール工作の教室も開かれています。

戦後の機屋さんの趣を残している母屋の温かさと工場内の光のやわらかさに、会場を機敏に動き回られている運営スタッフの皆さんの快活さとが相まって、温かい気持ちで買い物をすることができました。

(スタッフ:宇佐美)
posted by iCASC at 13:24| インタビュー(訪問事業)

2021年02月26日

「ノラ猫一斉避妊去勢手術の予約会」に訪問しました!

R2年度訪問事業No.226-8
訪問先 いちのみや地域猫の会
2021年1月31日(日曜日)(訪問スタッフ:長尾)

「ノラ猫一斉避妊去勢手術の予約会」へ訪問し、いちのみや地域猫の会、スタッフの田中さんにお話を伺いました。

■団体について
 いちのみや地域猫の会は、地域猫という認識を浸透させて、住民とノラ猫が共生できる地域づくりを目指して活動しています。

情報サイト
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=447

■「ノラ猫一斉避妊去勢手術の予約会」について
 2月11日(木)に開催する「ノラ猫一斉避妊去勢手術会」のための予約会です。ウェブからも予約を受け付けていますが、ネット環境がない方や高齢者の方のために対面でも予約会を開催しました。
 一斉避妊去勢手術会は、ワゴン車を改造した手術車で行われます。協力してくれる岐阜の動物病院(にじのはしスペイクリニック)との繋がりができたことにより開催できました。今回で 4回目になります。これまでの3回で約30頭の猫を手術し、需要を感じています。

20210131-2.jpg

20210131-1.jpg

■普段の活動について
 TNR活動、ノラ猫一斉避妊去勢手術、保護猫の譲渡会などをしていて、特にTNR活動の一環であるノラ猫一斉避妊去勢手術に力を入れています。全国的にTNR活動はされていますが一宮市ではあまり認識がされておらず、個人ボランティア任せになっているように感じています。公益社団法人どうぶつ基金が発行している無料で不妊手術ができる「さくらねこ無料不妊手術チケット」の協力病院も一宮市内にはなく、一宮市の猫の不妊・去勢手術のための補助金もあまり活用されていない印象です。
 ノラ猫についての相談を受けることもあります。ノラ猫は猫だけの問題ではなく、餌をあげている人や猫が住んでいる場所の持ち主など、その地域全体の問題です。人と猫や、人と人の間に立って、問題の解決を目指しています。

※TNRとは
Trap(捕獲)・Neuter(避妊・去勢手術)・Return(元の場所へ戻す)の頭文字。
避妊・去勢手術をして、ノラ猫がこれ以上増えないようにするための活動です。

■今後のイベントの予定
 これからもノラ猫一斉避妊去勢手術会や、保護猫の譲渡会を開催する予定です。
 一宮市が中核市になるにあたり、行政の方々と意見交換をしました。今後とも連携していきながら活動のスピードアップをしたいです。

・ノラ猫一斉避妊去勢手術
2021年3月4日(木)/3月28日(日)
(場所:愛知県一宮市小信中島)
・事前予約受付会
2021年2月25日(木)9時〜12時/3月14日(日)13〜16時
(場所:i-ビル3階市民活動支援センター会議室A)
▼ノラ猫一斉避妊去勢手術案内
http://138cc.sblo.jp/article/188417303.html

■今後の展望
 地域猫という存在が浸透し、その地域に住む人みんなの問題として、ノラ猫に関心をもってもらえるようにしていきたいです。以前、町内会でノラ猫のことを取り上げたいと相談をしてくれた方がいました。まだ避妊・去勢手術をしていないノラ猫がいたときに、お世話をしている人だけでなく、地域の人みんなで話し合って、ノラ猫とどのように接していくのか考えられる環境を目指したいです。

■団体を訪問して(スタッフ:長尾)
ノラ猫の問題を解決するための活動はノラ猫だけでなく、ノラ猫と関わる人も助ける対象の広い活動だと感じました。お話の途中で近所のノラ猫とどう接していけば良いか田中さんへ伺ったところ、避妊・去勢をした目印であるサクラ耳カットがされているかなど、まずは気にして見てみてほしい、とのことでした。誰もが少なからずノラ猫を見たことがあったり餌をあげていたり、あるいは嫌っていたりと、どこかで関わりがあると思います。センタースタッフとして地域猫の存在に関心を持つ人を増やすお手伝いをしたいと思いました。

2021-01-31 13.58.08.jpg

(スタッフ 長尾)
posted by iCASC at 15:31| インタビュー(訪問事業)

「ノラ猫一斉避妊去勢手術」に訪問しました!

令和2年度訪問事業No.223-15
訪問先 いちのみや地域猫の会(浅井歯科)
2021年2月11日(木曜日)(訪問スタッフ:魚住)

「悲惨な環境のノラ猫をなくしたい気持ちは、猫が好きな人も猫が嫌いな人も同じ」
だからこそ、地域で取り組む必要があると、代表の浅井さんが話してくださいました。

1.jpeg

■いちのみや地域猫の会とは
いちのみや地域猫の会は、地域猫という認識を浸透させて、住民とノラ猫が共生できる地域づくりを目指して活動しています。
▼情報サイト
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=447

▼取材を受けてくださった代表の浅井さん(中央)、大川さん(右)
保護猫関連でご協力されているボランティアさん(左)
2.jpeg

■普段の活動について
TNR活動、ノラ猫一斉避妊去勢手術会、保護猫の譲渡会、のほか、随時ノラ猫との接し方に関するアドバイスや、猫を介した地域の方との付き合い方について悩み相談などを受けていらっしゃいます。
※TNRとは
Trap(捕獲)・Neuter(避妊・去勢手術)・Return(元の場所へ戻す)の頭文字。

3.jpeg

基本的に、相談者本人に自分でできることを行ってもらい、いちのみや地域猫の会はそれを支援する形をとっています。この考え方は、命に関わる上でとても大切なことだと教えてくださいました。

捨てられている猫はかわいそうという一時的な感情から、不定期に餌をあげてしまう方や、自分で飼えなくても拾ってしまう方がいらっしゃいます。まずは、自分の行動に責任をもち、その結果がどんな未来へ繋がるのかを考えていくことから…ということでした。

4.jpeg

代表の浅井さんは、もともと個人のボランティアとして猫の保護や里親探し、公園の猫のお世話などをされていた方です。
浅井歯科と自宅には、現在も病気などでノラとして生きていけない猫たちがなんと40匹も!
フルタイムで働かれている上でお世話をされていることを思うと、猫たちの置かれた環境と浅井さんの強い想いが伝わってきます。

■ノラ猫一斉避妊去勢手術にお邪魔しました

image6.jpeg

一宮では1カ月に1回開催。岐阜にある「にじのはしスペイクリニック」(※)の獣医師 高橋先生が施術され、一宮市の動物看護師 田中さんが助手をされています。
予約は1日に20匹までとのこと。毎回、予約はほぼいっぱいになっています。

※にじのはしスペイクリニック
猫の不妊去勢手術専門の会員制動物病院。
▼ウェブサイトはこちら
https://nicox.jp/nijinohashi.html

6.jpeg

▼今回ノラ猫を手術に連れてきた方は、 
「今回連れてきたノラ猫は、自分が知っているだけで2度も妊娠しています。病気もあるようで、見ていられませんでした。」
と切に話してくださいました。

7.jpeg

実際、ノラ猫を手術に連れてくるのは、猫を好きな人が多いそうです。しかしいちのみや地域猫の会の皆さんによると、猫が嫌いな人、迷惑に思っている人にも、ぜひ手術に関心を持っていただき問題解決の糸口にしてほしいとのことでした。
「生まれて来なければ、猫がつらい思いをすることも、人に迷惑をかけることもない。」
悲惨な環境のノラ猫をなくしたい気持ちは、猫が好きな人も猫が嫌いな人も同じです。
地域の人全員が協力し合って、街としてノラ猫をなくしていけば、きっと人も猫も辛い思いをすることなく、暮らしやすい場所になっていくはず。

そんな未来に向けて、いちのみや地域猫の会は、各地域に住まわれる方々へのノラ猫の理解を促進することも大切にされていました。

8.jpeg
▲手術を受けた猫は「サクラ耳」でわかります。
近所でノラ猫を見かける方は、その子がどんな猫なのか、一度見てみると良いかもしれません。

■今後の活動について
・ノラ猫一斉避妊去勢手術
2021年3月4日(木) / 3月28日(日)
 (場所:愛知県一宮市小信中島)
・事前予約受付会
 2021年2月25日(木)9時〜12時 /3月14日(日)13〜16時
 (場所:i-ビル3階市民活動支援センター会議室A)
▼ノラ猫一斉避妊去勢手術案内
http://138cc.sblo.jp/article/188417303.html

■取材して
動物を殺めた場合は、命であっても器物損壊罪にあたることを初めて知りました。今、コロナ禍でペットを気軽に飼い始め、結果世話をしきれずに手放してしまうケースも増えているようです。今回の取材は、命の重さと、その重みの感じ方には個人差があるという現実について考える機会となりました。

9.jpeg

浅井さんをはじめ、猫のために誠心誠意活動されているいちのみや地域猫の会の皆さん。
どんなに大変な活動も、「命が関わっているから」というたった1つのシンプルで大切な理由で頑張っていらっしゃいます。ボランティアも随時募集されていますので、「ノラ猫が少なくなると良いな」と思われた方は、ぜひチラシや市民活動情報サイトの連絡先までご連絡ください。

(スタッフ 魚住)
posted by iCASC at 15:26| インタビュー(訪問事業)