2021年12月08日

たなばたハートクラブにお話を伺いました。

令和3年度訪問事業No.248-12
訪問先:たなばたハートクラブ
2021年11月28日(日曜日)(訪問スタッフ九万田)
もうやいこブースにて

■たなばたハートクラブとは
 音楽イベントや講演会などを通して幅広い世代でのヘルプマークの周知及び教育を推進し、病気や障碍当事者、児童、その他社会生活における不当な差別・偏見による「見えない苦しみ」の軽減と心のバリアフリー化を目指し、併せてヘルプマークの周知理解活動を通して優しい街づくりに寄与できる人材及び活動の後継者を育て未来の子どもたちにヘルプマークとその意義を正しく伝えようと活動している団体です。(情報サイトより)

一宮市民活動情報サイトはこちら▼
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=393

《もうやいこブースに出展の代表末守さんに伺いました》

■活動紹介
 七夕まつりやクリスマスなど、季節の催事や「線維筋痛症」世界啓発デー(毎年5月12日)に合わせてイベントを開催しています。
 
 2017年に団体登録された当初は、末守さんの同級生5人で「Rainbow Land9」という名称で音楽イベントを始め、2020年に更なる充実した周知活動と本格的な人材・後継者育成を進めるうえで、他団体と共同で活動することを踏まえ「たなばたハートクラブ」と改称しました。

2012年(平成24年)に東京都福祉保健局が作成したヘルプマークが2017年(平成29年)に全国共通マークになり、愛知県に伝わったのは2018年、今年2021年で3年目です。2019年には子どもたちに楽しく理解し、学んでもらうため「ヘルプマーク共育プロジェクト」を始動され各地のイベントにて活動。稲沢市を拠点に活動中する落語家の平々亭青馬さんは2020年より活動へ参加。2021年度は地元一宮が市制100周年の節目の年でもあることから、「思いやりプロジェクト」を立ち上げ、啓蒙活動に加え5月9日より《一宮》にちなみ「1380名分集める!」を目標に、ヘルプマーク認知理解調査をアンケート形式で実施中です(12月12日まで)。
 このアンケートには末守さんの母校である中学校の教頭先生も協力、なんと200名の生徒が答えたそうです。

☆生徒からのアンケート☆
・具体的に何をどう手伝えばよいかわかりやすいように、「マークのハートの部分を《耳》や《目》の形にしたらどうだろう」
・「マークが光ったら暗くてもわかりやすいと思う」など真剣に丁寧に書かれてあったそうです。

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■活動にあたっての悩み事
・活動資金の調達…今後はスポンサーを募っていきたい。
・ヘルプマークの使用許可…悪用防止のためのようだが使用する場合は申請が必要

■今後の予定
 〜コロナ疲れを吹っ飛ばせ!inいちのみや〜
頑張っている全ての人に感謝と敬意を込めて

日時:2021年12月12日(日曜日)11:00〜15:00
場所:尾張一宮駅前ビル3階・シビックテラス
イベント詳細はこちら
https://www.138npo.org/info/group/entry.php?serial_no=1330

■インタビューを終えて
 私自身ヘルプマークのことを知ったのは2年ほど前です。SNSでシェアされた記事を見たのが最初ですが、実際に付けた方をお見かけしたこともなく、また何かお手伝いできればとの思いはあってもどうやってお声がけしたらよいのか、何をしたらよいのかわからなくて末守さんに伺ったことがあります。そう「知ってはいても何をしていいのかわからない」のです。ヘルプマークを付けたい方、付けた方、何をしたらよいかわからない方、それぞれを結ぶ希少な団体だと思います。末守さんとは「もうやいこブース」で何度かお会いしていますが、いつも笑顔で周りのことを気遣っていらっしゃいます。いろいろなことを乗り越えて来られての今であることと思います。教育機関への導入や、さらなる周知活動など、今後の益々のご活躍をお祈りしています。(スタッフ 九万田)

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posted by iCASC at 14:21| インタビュー(訪問事業)

2021年12月06日

「りぶらぼ 一宮市の図書館イベントボランティア」を取材しました。

令和3年度訪問事業No.242-6
訪問先:りぶらぼ 一宮市の図書館イベントボランティア
2021年11月17日 (水曜日)(訪問スタッフ:魚住)
一宮市市民活動支援センターにて

りぶらぼ 一宮市の図書館イベントボランティアとは
本を借りるだけではない図書館の可能性を考え、図書館を中心とした文化的なまちづくりのために活動されている団体です。図書館のイベントボランティアや、本に関わる文化イベントの企画・開催をしていくことで、より多くの市民が図書館や本に触れる機会を提供しています。

情報サイトはこちら▼
https://www.138npo.org/info/group/index.php?group_id=529

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代表の西村さんを取材しました。
■団体を始めたきっかけ
同じ本を読んでいる2人が出会ったら、自然と話がはじまります。図書館は単純に本を借りるだけでなく、対話を行うきっかけの場所、大人も子どもも全ての人の教育を市民が共に作っていく場所、様々なものが生まれる場所としての可能性を秘めています。そんな思いを持った代表の西村さんは、8年前、NPO法人志民連いちのみやの星野さんとの出会いをきっかけに、「図書館×まちづくり」の想いがどんどん膨らんでいったそうです。りぶらぼは、「まちに飛び出す」をキーワードに、図書館、本、対話について伝えていく、まちづくりのひとつの形として発足しました。
また、図書館司書をされている西村さんにとって、子ども司書講座で資格を取った子どもがその資格を生かす場所を作ることも大切なポイントだったそうです。

■これまでの活動紹介
 団体の立ち上げが2年前で、対話を中心とした活動のため、コロナ禍に頭を悩ませていました。そのような中で、今年度行われた市民チャレンジ事業をインタビュー形式でご紹介します。

・いちのみや市100周年市民チャレンジ事業「138 ARTBOOK PROJECT」
138 ARTBOOK PROJECTは、「これからの一宮市を考えるためのアートブックをつくる」企画です。思わず手に取りたくなるような芸術性がありつつ、内容は市民のみんなで作られ、一宮市のことを考える時に起点となるような本を作られています。

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Q。
企画のポイントは?
A.
「哲学対話を行う場をつくること」も企画のテーマでした。子どもから大人まで様々な人々が、自分で考えたことを人に伝え、対話することを楽しめるようにという想いも込めています。
(じっくり対話を行うために、チラシで人を集めることやアイスブレイクにも力を入れていて)本の内容をつくるワークショップでは、対象に合わせたアイスブレイクとして工作をしたり、一宮市やSDGsについて学んでから哲学対話を行いました。

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↑ワークショップ「織物工場編」の様子

Q.
哲学対話って何でしょう?ワークショップの対象は子どもから大人まで多岐にわたるそうですが、小学生にはなんだか難しそうですね。
A.
全く難しくないですよ!哲学対話は、あるテーマについてその場で考えたことを、みんなで対等に、気楽に話し合うことです。考えることって誰しも行っていることですよね。それを表現するだけです。むしろ子どもの方が考えていることを自由に伝えられるので、純粋に対話を楽しめていたように思います。

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Q.
印象的だったことは?
A.
哲学対話のファシリテーターをお願いした市民活動団体「犬てつ」のミナタニさんの進行方法ですね。話の途中で立ってもいい、話したくなったらいつでも戻っていい、という形だったんです。最初に小学生向けの対話を行った場所(※)がとても良かったことも相まって、ワークショップの途中なのに話に飽きたら他の場所に行って、散歩して遊んでるんですよ。そして、気が向いたら戻ってきて、それまでの流れを気にせずいろんな発想を持って来るんです。
今後も子どもたちが対話する環境、ひいては子どもたちで意思決定できる場を作っていくにあたり、様々なことを学ばせていただきました。

(※)株式会社エコ建築考房の一宮ショールーム。レンタルスペースとして企画に協力されています。

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一宮市への様々な想いが詰まった100ページにもわたるこのARTBOOKは、現在製作中です。完成をお楽しみに。
▼138 ARTBOOK PROJECT公式HPはこちら
http://ehon100.wp.xdomain.jp/

■活動上の課題や、困りごと
 これらの作り込まれた活動を行われる中で様々な悩みや葛藤があったことと思いますが、インタビューでは大きく3つを挙げられました。

@運営スタッフそれぞれの思いを1つの方向にまとめていくのが大変
それぞれの思いをぶつけあい、尊重し合いながら作り上げていく大変さと楽しさを話されていました。

AARTBOOK単体のHPはあるが、りぶらぼとしての広報は、現状facebookのみ。HPの定期更新などのハードルが高い
告知、報告、日常投稿など、より多くの方に情報を届けるために行った方がよいのはわかっていても、なかなか手が回らない部分です。

B課題はわかっても、どのような解決案があるのか、その糸口となる人々とどう繋がっていったらよいかわからない
地域での様々な団体活動を見て、様々な方々と繋がりながら、進んでいけたらと話されていました。

団体運営にあたり、共感される方も多いのではないでしょうか。横のつながりを作りたいというりぶらぼさんの希望もあり、センターでは他の登録団体へ自由に情報共有ができるよう何らかの方法を考えています。続報をお待ちください。

また西村さんは、毎月センター相談事業を利用し、NPO法人アスクネットの白上アドバイザーへ様々な相談をされています。これからどんな企画が出来上がっていくのか、期待が膨らみます…!

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■訪問して(スタッフ:魚住)
私自身、日頃からボーイスカウト指導者として子どもたちの話し合いの大切さを考えている身としても、ARTBOOKの企画内容はとても興味深いものでした。ワークショップのアイスブレイクは大人にとっても魅力的なものばかりです。ぜひみなさんにもりぶらぼさんのfacebookを見てもらいたいと思います。
また、西村さんはインタビュー中に私が普段行っている活動についてもたくさん質問してくださっていて、できる限りどこからでも何か活動のヒントを得ようとしている前向きな姿に励まされました。りぶらぼさんの今後の企画も、注目してもらえたらと思います。

また、ARTBOOKのワークショップで使用された可愛いイラスト付きのオリジナルSDGs表や、ウォーカブルプロジェクト社会実験2021「Go to Read まちなかで、本を読もう」(※)で作成された「木のおうちの本棚」の貸し出しも行われているそうです。詳細はりぶらぼさんまでお問い合わせください!

(※)ウォーカブルプロジェクト社会実験2021「Go to Read まちなかで、本を読もう」の様子はこちらをご覧ください。▼
http://138cc.sblo.jp/article/189183419.html
posted by iCASC at 15:32| インタビュー(訪問事業)

りぶらぼ 一宮市の図書館イベントボランティア(主催)「ウォーカブルプロジェクト社会実験2021「Go to Read まちなかで、本を読もう」」に訪問しました。

令和3年度訪問事業No.241-5
訪問先:りぶらぼ 一宮市の図書館イベントボランティア
2021年10月23日 (土曜日)(訪問スタッフ:魚住)
本町商店街にて

■りぶらぼ 一宮市の図書館イベントボランティアとは
本を借りるだけではない図書館の可能性を考え、図書館を中心とした文化的なまちづくりのために活動されている団体です。図書館のイベントボランティアや、本に関わる文化イベントの企画・開催をしていくことで、より多くの市民が図書館や本に触れる機会を提供しています。

情報サイトはこちら▼
https://www.138npo.org/info/group/index.php?group_id=529

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■ウォーカブルプロジェクト社会実験2021「Go to Read まちなかで、本を読もう」に伺いました!

・ウォーカブルプロジェクト社会実験2021とは?
「ウォーカブル推進都市」として国土交通省に登録された一宮市。10月〜11月には、「居心地がよく歩きたくなるまちなか」の形成を目指し、本町商店街を中心に展示、体験、物販、飲食などの多様な取り組みを実際に行い、課題や効果を検証する社会実験が行われました。

・「Go to Read まちなかで、本を読もう」
様々な方によって「心地よく歩きたくなるまちなか」を考えた場所が作られていった中で、りぶらぼさんは「まちなかに本棚を作ったらどうなるんだろう!?」という想いを形にされました。当日は、シンボルとして木のおうちの本棚が設置され、自由に出入りできる読書空間がまちなかに生まれました。

・代表の西村さんにインタビューしました!
Q.
とても魅力的な家形の本棚ですね。一宮にちなんで138×138×138という大きさも素敵です。
A.
ARTBOOK(※)でお世話になった株式会社エコ建築考房さんが作ってくださいました。人数は控えめに1日100人と公表していますが、体感ではそれどころではなかったと思います。搬入している時点で「何か来たぞ!」と子どもたちが寄ってきて、設置した瞬間に「これ入っていいの!?」と目を輝かせていました。
(※)りぶらぼさんが実施された、いちのみや市100周年市民チャレンジ事業「138 ARTBOOK PROJECT」。詳細はこちらの記事をご覧ください。▼
http://138cc.sblo.jp/article/189183446.html

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Q.
それはすごいですね!(笑)確かに、秘密基地っぽくて大人でもわくわくします。
A.
さらにとても嬉しいことに、入って遊ぶだけじゃなくて、みんなちゃんと本を読んでいるんですよ。ここは本を読む場所なんだという認識をしたうえで来て、親御さんが呼びに来るまで、自分で読書を楽しんでいたんです。
自分は常々、個人が自分で歩いて行ける範囲に図書館があると良いと思っているのですが、そういった意味でもまちなかに作る読書空間の1つの形を示すことができたのは、文化的なまちづくりの第一歩となるものと思います。

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Q.
木のおうちの本棚以外にも企画されていたようですが…?
A.
学生が起業した会社「Vagary.」とのコラボ企画として、「NEXT ICHINOMIYA 100 アイデアソン」も開催しました。起業を目指す学生たちとオンラインで繋がり、リアルタイムで一宮というまちを伝えながら「○○なまちづくり」をテーマに様々な企画を考えてもらいました。
今回は第0回で、今後も続けていきたいと考えています。次回は対面で、自然の中で火を囲みながらアイデアソンなんて良いですね。

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↑少しだけ企画案を見せていただきましたが、一宮市に出歩いてさらによく見たくなるものばかりでした。

Q.
今後の展望は?
A.
今回、市民チャレンジ事業のARTBOOKと、今回の本棚という資本が残ったことが大きいと思います。これらの資本を生かしてソーシャルなインパクトを出していきたいです。
 また、今回トヨタ自動車さんと繋がりができたので、SDGsの観点から何かできないかなと考えています。

更に詳しい当日の様子は、
りぶらぼさんのfacebookをご覧ください▼
https://www.facebook.com/liblabo.ichinomiya/

■訪問して(スタッフ:魚住)
私が最初に「まちなかに本を読むスペースをつくる」と聞いたときは、私自身が読書=静かな集中できる場所、という固定観念を持っていたため「そんな静かな場所はあるのかな?」「できたとして、果たして人が寄ってくるのかな?」と勝手に想像をしていました。ところが設営された様子を見て、読書空間を形作る本棚の素敵さはもちろん、実際に本棚を利用する皆さんの笑顔に圧倒されました。
読書は自由で身近なものだな、と改めて思いました。
posted by iCASC at 15:26| インタビュー(訪問事業)

2021年11月02日

「闘病で脱毛する女性に届けたい100枚のタオル帽子」に訪問しました。

令和3年度訪問事業No.240-4
訪問先:NPO SUNNYサポートチーム
2021年10月5日 (火曜日)(訪問スタッフ:魚住)
i-ビル6階小会議室にて

■NPO SUNNYサポートチームとは
 『闘病による容姿や気持ちの変化などに専門的に寄り添うメンバーと繋がる場所がある』というプチ患者会のようなコミュニティがあれば闘病中のお困りごとに少しでも解決の糸口を一緒に見つけれれば・・・という想いで市民団体として地域に貢献していくことを目的としています。
詳細は情報サイトより▼
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=556

<代表の南さんとメンバーさんにインタビューしました!>
■団体を始めたきっかけは?
 代表の南さんは美容室を経営されており、医療用ウィッグを希望される方と接する機会がありました。「情報がもっと欲しい」「自分のように治療中の方や経験のある方と繋がりたい」という患者さんのお話を耳にし、「美容院の仕事以外でも自分に何かできないか?」という気持ちが生まれたことがきっかけだったそうです。
 患者さん同士を繋げる、応援したい人の想いを闘病中の方へ繋げる、顔のわかる人からの確実な情報を必要な人へ繋げる、病院と個人を繋げる。「闘病している患者さんの架け橋になれたら」という南さんの想いから、団体が発足しました。

■「闘病で脱毛する女性に届けたい100枚のタオル帽子」
 2020年6月、人からの紹介でTeam Apop(チームアポピ)(※)と繋がったことをきっかけに、コロナ禍でなかなか外へ出られないApopの方々と、初めての企画に手探りな南さんのコラボレーションが始まりました。
※1:Team Apop
 抗がん剤の副作用で髪を失った方に タオル帽子(アポピキャップ)を作り、届ける活動をしている団体。

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 2021年6月にカフェ「ピルエット」や介護施設「ヴィヴァハウス」で帽子づくりを行ったことが新聞や地方誌で取り上げられ、活動は広く知られることになりました。
 この秋には市制100周年チャレンジ事業として「闘病で脱毛する女性に届けたい100枚のタオル帽子」を開催中です。参加者同士の交流、参加者に対する抗がん剤治療経験者のメンバーからメッセージ、リンパマッサージなどのマメ知識、「私が作りました」カードの作成など、タオル帽子作成を中心に様々な工夫がありました。
 NPO SUNNYサポートチームの「闘病中でも、おしゃれを忘れず明るく過ごしてもらいたい。笑顔が戻ると家庭も明るく元気に、ひいては街も元気になる!」そんな想いがつまっています。

※2:「私が作りました」カード
 野菜に記載された「生産者の顔」をヒントに作成が始まったそうです。カードは作成者の顔が見えることで受け取り手の安心感を生むとともに、闘病を応援しようと強く願う方々の存在に想いをはせるきっかけにもなります。

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 それ以外の活動では、オンラインプチおしゃべり会として情報交換の場を提供されています。インターネットが普及して情報が飽和している今だからこそ、地域の中で顔がわかる人からの情報を大切にしたいという団体の想いがありました。

■活動の中で印象的だったエピソード
 帽子作成者の方には、代表の南さんの美容院で医療用ウィッグを希望して帽子も受け取り、周囲に話した口コミがきっかけで来てくださった方もいたそうです。地域として繋がっていく実感を持たれたお話でした。
 またヴィヴァハウスで帽子を作成された方の平均年齢はなんと約90歳だったそうです。自分たちとは全く違う熟練した手つきへの驚きを話してくださいました。

↓手作りの貸出用裁縫セット。
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■活動上の課題や、困りごとは?
 一宮市は織物のまちで、裁縫が得意な方も多いはずというタオル帽子への期待もあり、メンバーをもっと増やし、それぞれ得意なことを生かして一宮を盛り上げていきたい、さらに大きなことへと発展させていきたい!と話してくださいました。発信力を上げるため、SNSが得意な若者も来てくれたら嬉しい!とのことでした。

 一方で、100周年チャレンジ事業に取り組んでいく中で困りごとが解決している感覚もあるそうです。
広報がしっかり行えることや始めたばかりの活動でも市が通した事業として参加者に安心してもらえることで、人と繋がりやすい環境ができています。また、支援センターの存在を知ったのも、チャレンジ事業がきっかけなのだそうです。

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■今後の展望は?
 「とにかく情報を求めている人・応援したい人の架け橋になるコミュニティにしたい。一宮の便利な土地柄を活かし地元に根づいた活動をしていく。」と南さんは繰り返しおっしゃっていました。「まずは大きくなくても、いろいろな人やものを繋ぎ、届けようとする場所ができたこと自体がとても大きい」という声もあります。
 今後は生きた情報を届けられるよう専門家から直接話を聞く機会を開いたり、個人と病院を繋げるような役割も担っていけたらと話してくださいました。

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■今後のイベントの予定
「闘病で脱毛する女性に届けたい100枚のタオル帽子」
・11月6日(土)10:00〜12:00 i-ビル2階 大会議室
・12月5日(日)14:00〜16:00 一宮市市民活動支援センター

・参加費:500円(中・高校生無料)
・持ち物:裁縫道具(貸出有)、糸切ばさみ

タオルのご寄付も受け付けています。(新品のフェイスタオル約34×80cmくらい)
詳細はこちら▼(チラシ記事)
http://138cc.sblo.jp/article/189043688.html

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■訪問して(スタッフ:魚住)
 事業内容のほか、タオル帽子作成が中・高学生無料になっている背景には、学生のうちに自分以外の人のことを考えて何かをする事や普段の学校生活とは違った経験、人との関わりを通じての気付きのきっかけになればという想いがあることを知り、様々な角度から幅広い繋がりについて考えられている団体という印象を受けました。
 闘病で脱毛を経験される方は少なくありません。そんな方に日常で出会ったら、身近な人の容姿が闘病生活によって変わったら、みなさんはどんな表情で、どんな言葉をかけるでしょうか?ぜひ帽子作成の活動に参加して、様々な方のそれぞれの想いがあること、闘病生活を過ごす方のことを、考えるきっかけにしてもらえたらと思います。

posted by iCASC at 10:38| インタビュー(訪問事業)

2021年10月03日

笑〜emi〜にインタビューをしてきました

令和3年度訪問事業No.239
訪問先:笑〜emi〜
2021年8月8日(日) 訪問スタッフ:川井 

■笑〜emi〜は
【一宮を盛り上げる】というコンセプトのもと、活動をされている団体です。
また、女性が特技を活かし輝ける場所をつくること。足を運んでくれる人々が心地良い時間を過ごせるよう【笑〜emi〜】の名のとおり笑顔あふれるイベント(占い、癒し、リラクゼーション、ハンドメイド小物販売など)を開催していくことを目指しています。

■団体を始めたきっかけは?
もともと占い師だった作本さん。他の方が開催するイベントに出店側として参加していく中、『もっとこうするとうまくいくのではないか』と思うことがあり、『だったら自分で立ち上げよう! そして出店者にもお客さんにももっともっと喜んでもらえるようにやっていこう。』そうして、笑〜emi〜を立ち上げたそうです。

■活動の中で印象的だったエピソード
出店者からは、(どのイベントよりも)笑が一番好き。と言ってもらえたり、お客さんからは、会場前ののぼりを見てそれがとても素敵で、一体どんな人がやっているのか気になりそのまま来ました。という声もあったそうです。
そんなことから、毎回が感動の回です。と作本さんは笑顔で答えてくれました。

■今後のイベントの予定は?
毎年3月・10月に「つくる。」にてイベントを開催しています。
次回は10月17日(日)

☆お手伝いしてくれる人募集☆
10分でも20分でも助かります。
玄関先で来場者に消毒ぷしゅっとするお手伝いなどがあります。

■訪問して(スタッフ:川井)
 短時間でしたが作本さんのお人柄に触れられ、温かみのあるイベントを簡単に想像できました。
お客さんが楽しめるように、出店者もまた楽しめるように。そんな各所への心配りにはたくさんの愛が詰まっていました。
愛のある人だからこそ、笑が好きと言ってもらえたり、笑のために遠くからイベントに足を運んだりしてくれるんですよね。
訪問した日はイベント出店説明会があり、たくさんの方が受けにきていました。
イベントを5年続けてきた中でたくさんの出来事があったかと思います。
その中で変わるもの、変わらないものがあるかと思いますが、一宮といえば【笑〜emi〜】となるよう変わらずこれからもずっと続けていってほしいと思いました。

応援しています!

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イベント出店説明会の様子

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代表の作本さん

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会場前ののぼり

(スタッフ川井)
posted by iCASC at 11:31| インタビュー(訪問事業)

2021年08月21日

動画編集入門講座に参加しました!

令和3年度訪問事業No.238-2
訪問先:一宮市動画作成会
2021年7月24日 (土曜日)(訪問スタッフ:長尾)
一宮市市民活動支援センター会議室にて

■一宮市動画作成会とは
 老若男女問わずインターネットと正しく向きあいながら動画作成を通じて世界の人たちと関わる機会を創って、生活の知識・お出かけ情報などジャンル問わず情報発信して共有しあうことで更なる外出機会を増やして健康的でイキイキとした生活の促進を図っていきます。
(いちのみや市民活動情報サイトより)

一宮市動画作成会
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=525

■動画編集入門講座に参加しました
 7月24日(土)午前中にセンターの会議室で開催された「動画編集入門講座」に参加しました。講師は代表の武井さんで、参加者は7名でした。講座は、プロジェクターを使って資料を壁に映しながら進められました。項目ごとに参加者の反応を確認しながら、「いつでも質問をしてください」と、初めての方に合わせて進行されていたのが印象的でした。動画編集に必要なソフトの説明から動画編集の実演まで、一から丁寧な解説を聞ける講座でした。

<代表の武井さんへインタビューしました!>
■団体をはじめたきっかけは?
 趣味の動画をYouTubeに投稿しているが、視聴者数が伸び悩んだので同じ趣味の仲間を集めようと思った。そこで集まった人と話していたところ、動画投稿をやろうとしたが途中で諦めてしまった人が多く、勿体ないと感じた。そういう人たちにもうひと踏ん張りしてもらえるように応援したいという気持ちで団体を立ち上げた。

■最近の活動の様子は?
 月に1回、センターと尾西庁舎生涯学習センターで動画編集の入門講座と実践講座を開催している。毎回10名程度の参加者がいる。
 
■活動の中で印象的だったエピソードは?
 講座で動画編集の実演をすると、参加者から驚きの反応が返ってくる。自分では当たり前になってしまっていることでも、参加者には新鮮なことだと改めて気づいた。

■活動の上での課題や困りごとは?
 講座の開催場所を確保しづらい。また、今までジモティーで宣伝してきたが、利用している人が限られているため、新規参加者が見込めなくなってきた。そのため最近は自分でポスティングをし、広報している。

■今後の展望は?
 入門講座と実践講座を継続していきたい。また、成果発表の場として動画コンテストの開催を考えている。コンテストは動画編集を始めたばかりの一般の方でも参加できるようなもので、一宮市を知ってもらおうというテーマで開催予定。

■今後のイベント予定
動画編集入門講座
日付:@9月25日(土) A9月26日(日) 
時間:9時40分〜
場所:@一宮市市民活動支援センター A尾西庁舎 生涯学習センター会議室

■団体を訪問して(スタッフ:長尾)
 講座に参加してみて、動画編集は難しそうに見えていたのですが、思っていたよりも簡単にBGMや文字を入れたりできるのだなと感動し、自分も何か動画を撮って編集してみたいと感じました。
 武井さんは動画編集ソフトを仕事で使用し、簡単に動画編集ができると気づいたそうです。これからの時代、仕事や趣味などで動画編集ができて当たり前の時代が来るかもしれない。趣味の動画を投稿することなどから、楽しく動画編集について覚えてもらいたいとおっしゃっていました。動画を編集できる人が増え、動画を通して様々な交流が生まれると良いなと思います。動画編集ができたらいいのにと思っている方、ぜひ一歩踏み出して講座に参加してみてはいかがでしょうか。

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posted by iCASC at 17:58| インタビュー(訪問事業)

2021年07月30日

地球を守ろう!一宮にお話を聞きました。

令和3年度訪問事業No.237-1
訪問先:地球を守ろう!一宮
2021年7月18日(日) 訪問スタッフ:川井 

『このままの生活を続けたら、地球はあと数年しかもたない。』

団体を始めたきっかけは、環境活動家、谷口たかひささんのおはなし会を聞きに行った時のその言葉でした。小さいお子さんを持つ代表の高木さんはとても衝撃を覚えたといいます。

次世代の子どもたちにより良い未来を残したい!という想いから、2021年6月にセンターへ登録したばかりの新しい団体の紹介です。

【代表の高木さんにお話をお伺いしました。】

・活動の中で印象的だったエピソードを教えてください。

一宮市内を通っている高速道路高架下のごみ拾いをしたことです。以前から不法投棄が気になっていて、今回の活動に至りました。
1時間半かけて集まったごみは9袋!
きれいになっていくことがとても楽しく、あっという間の1時間半でした。

*環境センター内環境政策課に問い合わせるとボランティア用のゴミ袋を配布してもらえ、集まったゴミも配布されたゴミ袋に入れれば回収もしてくれる*

・活動する上での課題などありますか?

今この地球上で起こっていることが直近の問題だということを環境活動家谷口たかひささんのお話を聞くまで知りませんでした。私たちの住む地域では環境問題の活動があまり活発ではないように感じることから、専門家の方のおはなし会を開き、参加いただくことによって、現状を知ってほしいと思っています。

また、子どもたちによりよい未来を残していきたいという想いに賛同してくれる仲間も募集しています。

・今後のイベントの予定を教えてください。

2021年8月7日(土)谷口たかひささん おはなし会
2021年8月22日(日)藤原ひろのぶさん おはなし会

お申し込みはこちらから
http://138cc.sblo.jp/article/188806191.html

今回は一宮市100周年市民チャレンジ事業により、双方会場参加人数75名というたくさんの方に参加いただけます。また、団体にとっても初チャレンジのZOOM配信での参加も可能です。
会場の方は残席わずかとなっていますが、ZOOMでの参加はまだ募集しています。

【団体を訪問して(スタッフ川井)】

『地球を守ろう。』
この言葉だけを捉えると、そんな大それたことなんてとてもとても…と身構えてしまうかもしれません。
でも例えば、「道にポイ捨てをしない。」という言葉ではどうでしょうか。
私たちひとりひとりがごみをポイっと捨てなければ、ごみの落ちていないまちになります。

不法投棄されたプラスチックごみは風や雨で側溝へ、川へ、海へと流れていきます。海へと流されたプラスチックごみは環境汚染へとつながり、それは最終的に私たちへと返ってきます。

今起こっていることは自分が起こしている。という意識をもって生活することが『地球を守る』一歩なのではないかと感じました。

『このままの生活を続けたら、地球はあと数年しかもたない。』

そうならないために私もできることからはじめようと思いました。

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posted by iCASC at 16:35| インタビュー(訪問事業)

2021年06月19日

瑞穂学習支援会、筒井さんにインタビュー

令和2年度訪問事業No.223-5
訪問先:瑞穂学習支援会
2020年12月19日 (土曜日)(訪問スタッフ:星野)
一宮市市民活動支援センターフリースペースにて

瑞穂学習支援会の理事長、筒井さんにインタビューした内容です。

■ 最近の活動の様子は?
生徒は倍増している。高校2年生くらいがメインだが、成人の生徒も。

■ 活動の中で印象的だったエピソードは?
「学校に行きたくない子どもなんていませんよ。」と何度も丁寧に伝え続けて、通学してもらえるようになったケースがあった。
最近は親の方がウエブなどでかなり広範に探して瑞穂へいらっしゃるパターンが多くなっている。

■ 活動上の課題や、困りごとは?
活動の展開が進む中、組織の基盤整備が追い付かない部分があり、理事長など一部が色々なことをやっている。
まだまだ一宮で認知度が低いが、広報のための人手が確保できない。
収入は拡大しているが、スタッフ費用で消える。

■ 今後の展望は?
名古屋市柴田の「shibatable」事業でコラボレーションとしてフリースクールを開催予定。

■ 支援センターに対するご意見やご要望
相談室を使いたい。個別の相談は借りている事務室でやっているが、外へ聞こえるし、書類等もあるので、相談室を借りたい。

■ 団体を訪問して
 筒井さんの公私にわたる様々な体験が、ここには詰め込まれています。広報は、活動をやりながら、やっていることを細かくSNS等で伝えていく作業を拡大してもらいたいです。急拡大していることもあり、基盤となる資源が追い付いていない感じがあり、中尾さんなど一宮市市民活動支援センターの相談員への相談などを利用していただきたい。そうして基盤整備もはかって安定的な活動を拡大していってほしいです。(スタッフ:星野)
posted by iCASC at 15:35| インタビュー(訪問事業)

2021年04月05日

ヒッポファミリークラブ一宮主催「親子で開く世界のとびら」講演会に伺いました。

令和2年度訪問事業No.229-11
訪問先:ヒッポファミリークラブ一宮
2021年2月21日(日) i-ビル2階大会議室

人種や言語の種類にこだわらない広い視野と、ご自身の”芯”を持っている人々にお会いしました。

■ヒッポファミリークラブ一宮とは
 生まれたばかりの赤ちゃんが母語を理解して喋っていくのは、日常で母語が使われているから。では逆に、日常的に複数の国の言葉が使われていたら…?
 そんな考えをもとに、幼児からシニアまで、人間なら誰でも複数の言葉が自然に習得できることを実践している団体です。国や人種の違いを超えて様々な人と様々な言葉でコミュニケーションをとり、異文化を含めていろんな考え方のものを受け止めるコミュニケーション力を育てています。
 情報サイトはこちら▼
 https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=60

■「親子で開く世界のとびら」講演会に伺いました。(詳細は【 こちら 】
 2月21日(日)に開催された講演会の一宮会場にお邪魔しました。
 ZOOMを使い、稲沢会場とオンライン会場を設け、検温や消毒を行ってコロナウイルス対策もしっかり行いながらの講演会でした。

〜講演会概要〜
・ヒッポファミリークラブの説明とご自身の経験のお話(司会者の岩田さん)
 まずは司会の岩田さんによる、ヒッポファミリークラブならではの様々な言語の挨拶や自己紹介から始まります。せいぜい英語しかわからないセンタースタッフはこの時点でちんぷんかんぷんでしたが、楽しそうに多言語を話す岩田さんと、それに笑顔で答える会場の皆さんの温かな雰囲気に包まれました。

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・2年前にホームステイで受け入れた子に韓国に会いに行くお話(澤田さん親子)
 小さなお子さん2人とともに、お父さんが韓国語と日本語でお話をされました。小さな子が自然に韓国語を話していることに驚きだったのですが、ヒッポファミリークラブの皆さんには普通のことのご様子。

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・会場別の体を使ったアイスブレイキング(ロシア人で日本にホームステイ中のマトヴィーさん)
 一宮会場は、音楽に合わせて勝ち負けで身体を動かすじゃんけんをしたり、英語でおなじみの「Head Shoulders Knees & Toes」をロシア語版で踊ったりしました。
 参加者が楽しく集中して講演会を聴ける工夫がちりばめられています。

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・石神満寿美さんと娘の花蓮さんの話
 満寿美さんは、ヒッポファミリークラブに入って15年、ご自身が多言語に触れるようになったルーツの話と共に、”子どもに”多言語を習得させたいという親が多い中で、なぜ ”家族で” 行うことが大切なのか、大人も成長を実感できるヒッポファミリークラブの魅力をご自身の経験をもとに話されました。
 生まれてからずっとヒッポの環境にいる娘の花蓮さんは高校2年生で、台湾やイタリアへ留学した時の経験を持ち、ヒッポの経験と現実が結びつく感覚とそこから生まれた将来の夢について話されました。

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・会場別の感想の共有
 会場ごとに分かれ、講演の感想を伝え合いました。同じ講演を聞いても参加する人の年代や背景が違えば感じることも様々で、そこからまた新たな発見や今後の展望が生まれていくようです。

■今後のイベント予定
 親子で考える留学・ホームステイ説明会(オンライン開催)
 6月12日(土)19:00〜20:30
 6月13日(日)10:00〜11:30
 小、中、高校生と保護者に向けての会です。愛知県教育委員会後援

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■団体を訪問して(スタッフ:魚住)
 講演会では、皆さんが堂々とご自身のお話をされているようで、思わず「専門の講師の方ですか?」と尋ねてしまいました。代表の秦野さんは「みんな普通のメンバーですが、自分の芯を持っているから堂々としているんですよ。コロナ禍で不確定なことが多い現在は特に、生きていくうえでブレない芯を持つことはとても大切で、言語は習得するだけのものではなく、自分の”芯”を作るためのきっかけや手段になります。」と教えてくださいました。

 また取材して驚いたのが、子どもの教育という印象が強かったヒッポファミリークラブは、子どもはもちろん大人も成長していく意味も含めて”家族の”活動だったことでした。普段の活動のなかで互いにコミュニケーションをとろうと寄り添い、ホームステイなど知らない場所での初めての経験にも失敗を恐れず飛び出していけるような環境づくりをされているように思います。
 市民活動も、広い視野を持つこと、自分の芯を持つこと、新しい事への挑戦など通じるものがあります。皆さんの生き生きした姿になんだか勇気をいただきました。

(スタッフ:魚住)
posted by iCASC at 16:06| インタビュー(訪問事業)

2021年04月02日

はぴふるクラブさんにお話を伺いました。

令和2年度訪問事業No.227-9
訪問先:はぴふるクラブ
2021年2月7日(日) はぴふるクラブ事務所

■はぴふるクラブとは
 発達障がいを持つ人とその家族の悩み相談を中心とした支援と、一般の方々に発達障がいについての理解を促す活動をされています。
情報サイトはこちら▼
https://www.138npo.org/info/group/index.php?group_id=384

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 事務所を訪問し、代表の谷口さんにお話を伺いました。

■団体立ち上げのきっかけ
 発達障がいを持つ子供2人の親として様々な経験をされてきた谷口さん。子供の絵や写真の展覧会を開いた時に、発達障がいに関する悩みを抱える人々から相談を受けることが多かったそうです。
 ”発達障がい”という言葉自体はほとんどの人がわかるようになった現在。しかし谷口さんから見ると、言葉ばかりが先行して、結局どういうものなのか、実際にどうしたらいいのかという理解が進んでいないのだそうです。
 「私の経験が、より多くの方々の発達障がいへの理解や、本人と家族の安心に繋がったら…という思いから、団体立ち上げました。」と話してくださいました。

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■団体の活動紹介
・着物で小物づくり(月に2回程度)
 まずは人を集めるきっかけとして、和裁学校に通われていた谷口さんが教える、着物リメイク講座を開いています。

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↑事務所の花壇や倉庫にはラベンダーなどの香りのよいハーブがたくさん!
 着物地で作ったサシェ(匂い袋)の中に入れることも…。

・発達障がいの講座(年に1回程度)
 発達障がいについて教材や講演などで周知活動を行っているTOSS(Teachers’ Organization of Skill Sharing)の方を講師に招いて講座を開き、参加者が正しい知識を身に付ける機会となっています。

・作業所(今年の秋開所に向けて準備中)
 最近は、作業所を作るために動かれています。発達障がい者と、彼らに接する人同士の情報・感情共有の場所作りとして計画されています。

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 作業場になる予定の場所を見せて下さいました。立派なひな人形や、息子さんが撮影された写真、娘さんが書かれた詩画など作品を飾ったギャラリーがあります。
 「障がい者にとって家庭と作業場、そしてもう1つの場所があると良い」という谷口さんの思いと共に、これから人が集まる場所にできるよう、様々な工夫をされているのがわかりました。

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 今後も引き続き、着物で小物づくり講座を月2回程度開催し、作業所の開所準備を進めていかれるそうです。

■団体を訪問して
 取材中、谷口さんの娘である絵美子さんが書いた詩を見せてもらいました。内容から、絵美子さんが今まで経験されてきたもの、感じて来られたことが伝わってきました。
 しかし読み手が感じるだけではなく、実際にご本人と会って話してみるということが、発達障がいを理解する一歩目なのではないかと思います。
 “発達障がい者” ではなく、まずは発達障がいを持つ “一人の人” を知りに出かけませんか。

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(スタッフ:魚住)
posted by iCASC at 13:39| インタビュー(訪問事業)