2019年07月09日

「第4回voice えんどうまめ朗読会」に訪問しました!

H31年度訪問事業No.198-4
訪問先 voice えんどうまめ
2019年6月17日(月曜日) 訪問:安田

●voiceえんどうまめ(一宮市民活動情報サイトより)
ASC一宮の学びをとおして高齢者の生きがいづくりのひとつとして『VOICEえんどうまめ』をたちあげました。朗読活動をとおして高齢者が生き生きとヒューマニズムに富み豊かであたたかい人生がおくれる一助となることを目指しています。又、ここ一宮が更に文化の香り高い地域となることのささやかな一端となることも目指しています。
朗読活動をとおして高齢者の生きがい健康づくりに役立ち高齢者を元気にしています。地域の方々に文化の香り高い朗読を発表し、明るく前向きになっていただくことができました。これからも発表会を開きます。活動的で勇気づけられる朗読活動でよりよい地域社会作りに貢献していきます。

●第4回voice えんどうまめ朗読会
令和元年6月17日月曜日、市民活動支援センターにて「第4回voice えんどうまめ朗読会」が開催され、出演者11名のほか観覧の一般参加者が約60名集まりました。
詩・随筆・童話の順に第1部が行われ、休憩を挟み第2部は、口上・小説・随筆と様々な分野の朗読を披露されました。会場は満席。出演者の方の緊張も少し伝わりつつ、みなさんとても静かに聞いていらっしゃいました。季節のお花「あじさい」も飾られて、女性ならではの会場づくりも目に留まりました。

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●終了後の様子
参加者の方から集めたアンケートを読みながら、メンバーでお茶会をされていたところを直撃させていただきました。
代表の木村さんに団体の今後や次回開催に向けての意気込みをお伺いしたところ、「普段、利用しているセンター内の会議室は落ち着いて本番を迎えられ、またi-ビルは非常に便利がよいので大変助かっています。今後、一宮市内の客席がある広めの会場も検討して、たくさんの方に聞いてもらうことも考えたい。」とのことでした。また、指導にあたる内藤先生は「みなさん、すばらしかったです。日ごろの練習の成果が特に本番で表現され、とてもよかったと思います。」とお話されていました。

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●取材して
ASC(あいちシルバーカレッジ)22期から発足したvoice えんどうまめ。日々の練習は、とても熱心でメンバーのみなさんの出席率は高いように感じます。活動6年目となり、定期的に開催されてきた朗読会は毎回満席。あいちシルバーカレッジの出会いによる繋がりはもちろん、一般の方へのお声かけの努力があって観覧にいらっしゃる方も多いのではと感じます。
あいちシルバーカレッジは、高齢者に学習の場を提供し、生きがい・健康づくりの促進や地域における社会活動の中核を担う人材の養成を図ることを目的として、平成3年度から愛知県が開講しており、愛知県内在住の満60歳以上を対象としています。毎年受講倍率が高く、3度目にやっと講座を受けられるという方の話も聞いたことがありますし、卒業後に団体発足し、当センターに登録している他の期もあります。
センターには、高齢期の認知症という言葉も跳ね除けそうなくらい元気なシニアが来館されます。過ごし方は人それぞれですが、リタイヤ後に「学びたい」「地域貢献したい」「なにか活動したい」という方はご相談いただけたらと思いますし、すでに仲間と市民活動を行っている場合も、センターを活動拠点にするなどご活用いただけたらと思います。

VOICEえんどうまめ
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=378
posted by iCASC at 15:23| インタビュー(訪問事業)

2019年06月28日

「ネット・スマホ・ゲーム依存の予防と対処」に訪問しました!

H31年度訪問事業No.196-2
訪問先 NPO法人 日本次世代育成支援協会
2019年5月12日(日曜日) 訪問(担当 山田)

主催:NPO法人 日本次世代育成支援協会
共催:特定非営利活動法人ハート・コンシャス

「ネット・スマホ・ゲーム依存の予防と対処」に訪問しました。

講 師 鷲津秀樹
場 所 一宮市市民活動支援センター
テーマ ネット・スマホ・ゲーム依存の予防や対処法
対 象 ネット・スマホ・ゲーム依存に悩む方やその家族、教育関係者、関心のある方

●NPO法人 日本次世代育成支援協会とは
〇活動目的
少子化が進む日本において、発達心理学やコミュニケーション心理学をベースとし、次世代を担う人達の「なりたい自分」になること、そして「生きたい人生」をおくるための支援とし活動を行っています。
〇活動内容
子どもたち(18歳未満)の無料メールカウンセリング、子育てや親子、家族コミュニケーションの改善につながるセミナー、地方公共団体や小・中学校へ家庭教育セミナーの講師派遣を行っています。
一宮市では1年に4〜5回イベントを行っています。

●ネット依存とは
・朝起きたらすぐ、食事・お風呂・トイレ中でも、深夜までスマホを離さない・長時間だらだらと利用している・学業や仕事、家事などに悪い影響が出る。
やめたいと思ってもやめられない。スマホが無いとイライラして精神的に不安定。取り上げられると極度の不安や怒りが現れる。
ネット・スマホ依存症、若しくはその予備軍は年々急激に増え続けています。
ネット・スマホ依存に限らず、依存症というのは慢性の病気と言われています。
ネット依存はじわじわ進行して行き気が付いた時はかなり重い状態で脳にまで異常を起こすことがあることがわかっているそうです。
※「ゲーム障害」とは オンラインゲーム等のやりすぎで日常生活が困難になること。世界保健機構(WHO)より

●今回のイベントについて
参加者は中学生や高校生の保護者が多く、60人の参加者で会場いっぱいでした。また、親子で参加されている方もみえました。
依存症の特徴、パターン、原因、スマホのデメリット、対処法、どうすれば良いか等について話され、まずは依存症であることを本人が認める事。周囲が腹をくくって線引きをしそれを超えた時は覚悟を決める。
「子どもにとって大事なことを丁寧にやっていく」というお話の中では、子どもの気持ちになって考える。目標を設定し目のつく場所に貼る。無理な目標は厳禁。わかりやすいく実現可能なルールの設定が大切です。
また、叱るより褒める。などのお話が印象的でした。
他には、スマホ利用セルフチェックシート(メリット・デメリット)での診断もありました。

●訪問して
近年、世界中で問題になっているネット・スマホ・ゲーム依存についての予防と対処についての講演会という事で関心のある方、困っている方が多いと思われます。定員いっぱいの方が参加されましたが会場がもっと広ければさらに参加者が多かったと思います。
この日の中日新聞朝刊の日曜版でもネット依存についての特集が組まれタイムリーな講演会になりました。
「ネットやスマホは生活に身近な分、すぐに依存してしまう」意志だけで簡単に止められるものではないそうです。まずは依存していると認めさせ、家庭で使用時間を決めるなどのルール作りを進めるとよいそうです。
依存のパターン、ネット・スマホ依存症の特徴、どうすればいいか、自立性の支援等についてのお話をされました。
今回はお子さんのスマホ依存で困って見える方の参加者が多かったと思います。お話の中にもありましたが、食事中に大人がスマホを見ていては子どもの依存症が治るはずがありません。大人も節度を持って模範になるように行動する必要があります。
また、依存症とまではいかなくても常にスマホが手放せない、歩いているときも食事中もスマホを見ているというお話をよくお聞きします。
横断歩道でも駅のホームでも歩きスマホをしている方をよく見かけます。
一宮市ではスマホ運転の車に小学生が跳ねられる死亡事故も起きています。
私たち大人が子どもたちとって良い見本になるような言動・行動がより良い社会を作っていくことに繋がっていくと思います。

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●今後の予定
「子ども&大人の発達障碍とグレーゾーンに役立つ心理学」
日時:8月31日(土)13:30〜15:30
場所:一宮市市民活動支援センター 会議室
参加費:500円
お申込み:電話またはメールにてお申し込み下さい 
電話 0586-73-3911(10:00〜19:00)  E-MAIL  info@npo-jisedai.org
ホームページ http://npo-jisedai.org/20190831.html
※チラシのPDFはコチラ

http://138cc.sakura.ne.jp/sblo_files/138cc/image/20190831.pdf


NPO法人日本次世代育成支援協会
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=75
posted by iCASC at 15:43| インタビュー(訪問事業)

2019年06月26日

一宮はつらつ農業塾生の集い(カリカリクラブ)を訪問しました!

H31年度訪問事業No.195-1
訪問先 一宮はつらつ農業塾生の集い(カリカリクラブ)
2019年4月17日(水曜日) 安田

 平成31年4月17日、「一宮はつらつ農業塾生の集い」が活動する北小渕の畑へ伺いました。
一宮はつらつ農業塾生は、その一宮市とJAが農業の担い手育成コースを設けて農業塾生を募集。一年間、農業の勉強や実践を行います。1期生から10期生の卒塾生が「集い(同窓会)」に集まり、都市近郊型農業の発展を目的に様々なチームに分かれて活動。その一つである、毎週水曜日に活動中の「138カリカリクラブ」の様子を拝見しました。

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 今回の訪問の経緯は、当センター登録団体「おさんぽやふぅのみ」から「子どもたちの農業体験をさせたいが、そのような団体はありますか?」と相談があり、「一宮はつらつ農業塾生の集い(138カリカリクラブ)」を紹介。その後、サツマイモや落花生の収穫体験を開催しました。今後も年2回ほど無農薬栽培の収穫体験をして団体交流するとのことです。

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●活動のようす
 朝9時に15名近くの方が集まり当日行う作業などを話し合ったあと、持ち場に分かれて苗を植えたり、畝づくりを行ったり作業が始まりました。
 メンバーのお一人の案内で、敷地内に植えられている野菜の種類や状況、雑草と共存させて行う無農薬の野菜づくりなどについてお話を伺いました。作業後のお楽しみは、ビニールハウス内で作業報告をしながらお茶会を行ったり、収穫した野菜の振り分けをして安心安全な野菜を家に持り家族に提供しているとのことです。また、一部収穫せずに野菜を成長させ、種の収穫も行いながら次のシーズンへつなげるお話も大変勉強になりました。 

●一宮市広報2019年3月号に下記の記事が掲載されています。
 一宮市広報に仲間募集や活動状況を掲載することにより、様々な世代からの問い合わせもあるそうです。団体自ら情報発信することは非常に大切ですね。ご興味のある方はお問い合わせください。
https://www2.city.ichinomiya.aichi.jp/ebook/201903/book/#target/page_no=25

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●138カリカリクラブ員を募集
 無農薬の野菜作りを一緒に楽しみませんか?収穫した野菜は持ち帰りできます。見学も大歓迎。
日時:毎週水曜日午前9時から11時30分まで
会場:北小渕のほ場
定員:10名(先着)
会費:年6,000円
問い合わせ:木村 090-1832−9029(一宮はつらつ農業塾生の集い事務局)

●取材して
 今回の団体マッチングで、団体の様子を取材することは、センターとして大切であると実感しました。普段の活動を拝見することで、状況を把握でき、メンバーのみなさんにも一宮市市民活動支援センターの活動を知っていただけます。
 一宮市市民活動支援センターでは、専門アドバイザーのほか、センタースタッフ地域相談員が会計や教育、まちづくりなど様々な相談に対応しています。ゆっくりとお話を聞くことができますし、普段お会いしている分お話しやすいところもあるかと思います。無料で1時間相談できますので、ぜひご利用ください。
posted by iCASC at 12:19| インタビュー(訪問事業)

2019年05月23日

『プレミアム プロボノプログラムin東海』団体募集説明会に訪問しました!

2019年度訪問事業No.197
訪問先 NPO法人中部プロボノセンター
2019年 4月 27日(土曜日)訪問第1回 
センター担当者 今福、岩田

『プレミアム プロボノプログラムin東海』が開催されました。
2019年度支援先NPO団体募集の説明会です。
団体活動での悩み事を、企業人の専門的知識で支援することを目的とします。
社会的・公共的な目的のために企業人の専門的知識が生かされるのは心強いですね。

 過去にプロボノ(※)として参加された企業の方の感想が印象的でした。
「この活動に参加するまでは“NPO”のことは正直知らなかった。
会社と家の往復だけでは知り得ないことをいろいろと知ることができ世界が広がった。
多様性の大切さを知れたし、この経験がその後の仕事にも生かすことができた。」

※プロボノとは「公共善のために」を意味するラテン語「Pro Bono Publico」を語源とすることばで「社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルや専門的知識を生かしたボランティア活動」を意味します。

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NPO法人中部プロボノセンター
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=495
posted by iCASC at 13:00| インタビュー(訪問事業)

2019年05月04日

NPO法人社会復帰支援アウトリーチ主催、一宮市不登校親の会「ループ」協力で開催された勉強会、「家族はなにができるのか」に訪問しました!

H30年度訪問事業No.193
訪問先 主催:NPO法人社会復帰支援アウトリーチ 協力:一宮市不登校親の会「ループ」「家族はなにができるのか」
2019年2月23日(土曜日)訪問第1回(担当:今福)

 NPO法人社会復帰支援アウトリーチ(以下、アウトリーチ)主催、 一宮市不登校親の会「ループ」協力で開催された「関係改善に取り組む家族のための勉強会〜家族はなにができるのか〜」に訪問しました。
 この勉強会は、大人のひきこもりを抱えるご家族のために開かれたものです。第1部は、アウトリーチへ相談に来られたご家族の方と代表の林日奈さんが実際の体験について対談を行い、その話を元に、家族の接し方や心構えのポイントなどを説明しました。第2部では家族がどのように接したらいいのかの講義を行い、「できごとに対する反応」と「行動の決意表明」を書き出し、共有するワークも行いました。ご家族からの質問タイムも随時設けられ、参加者それぞれの悩みや疑問などに林さんや対談でお話をされたご家族の方が回答されていました。多くの方が参加し真剣に聞き入っていました。
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●NPO法人社会復帰支援アウトリーチについて
【ビジョン】
 社会復帰しやすい社会を創る。

【活動】
 「在宅ワークの提供」+「就労サポート」で就労困難な人の社会復帰を進めています。
本人向けとしては、在宅ワークの提供と会社見学や就労後のケアなどの就労サポート、家族向けとしては、勉強会、個別コーチングを行っています。企業向けには、発達障がいやメンタル不調から復帰した社員のケア、接し方のアドバイスなどを行っています。
 NPO法人社会復帰支援アウトリーチのサービスはあくまでご本人のためのものです。

【実績】
 相談件数198件、そのうち在宅ワークを始めた人は64人。就労または復学した人は68人です。(2016年4月1日より2018年12月末まで)
 また、下記実績などから、現在は北海道から九州まで全国からお問合せいただいています。
・TED×Anjo2018に登壇し「ひきこもりの概念を変える」スピーチを行う。
・愛知県主催「寄附のゼミナール」で県内高校生向けにプレゼンを行う。
・愛知県主催「輝く女性ソーシャルビジネスプランコンテストあいち2018」愛知県知事賞を受賞。
・日本経済新聞掲載「ストーリー 中部発」(2019年1月26日)

【ご家族のみなさんへ伝えている2つのこと】
1. 自分の責任は自分で取ること
責任を取るためにはどうすればいいのか → 「人のせいに」しない
責任をとれるようにするにはどうすればいいか → 「口出し」しない
2. 挨拶をすること
いかなる時も挨拶は必ずすること
相手が挨拶を返す返さないにかかわらず、やり続けること

【ご家族の方に守っていただきたいこと】
1. ご本人に「NPO法人社会復帰支援アウトリーチ」をすすめないでください。
2. 今受け入れられなくても、必要になる時がくるかもしれません。

●お話の中で重要だと感じたこと
・「見守ること」が大事。どうしてもご家族は「やってあげてしまう」。ご本人は「やってほしいこと」でしょうか?ご家族は「やっていて嬉しいこと」でしょうか?
・彼・彼女の人生、あなた(ご家族)はあなたの人生でしょ。と言われて少し楽になった。
・相談することで違う視点からの意見をもらえる。考えたこともないことだった。
・相談だけでは変わらない。行動を変えましょう。行動を変えた人が結果がでてきています。
・出来事→個人のフィルター(色眼鏡とも言う)→反応(感情・思考)
・出来事に対し、反応(感情・思考)が起こる。この反応はフィルター次第で変わる。変えるのはなかなか難しいことだが、思い切って行動を変えましょう。
・決定権のあるご家族(お父さんなど)が家に入れてくれたケースや本人に会えるケースに変化が起こりやすい。
・ひきこもる期間は本人にとっていろいろなことを悩んだり考えたりする必要な時期。その時にご家族がいろいろな情報(言葉や行動)を本人に投げかけると本人は集中できない。悩んだり考えたりする大切な時期を邪魔してはいけない。
・ひきこもってもいいじゃん。復帰したい時に受け入れてくれる社会であることが重要。

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●今後の活動
@関係改善に取り組む家族のための勉強会「家族はなにができるのか」
日時:2019年5月25日(土)10:00〜12:00
会場:一宮市市民活動支援センター A会議室
詳細:http://138cc.sblo.jp/article/185802620.html

Aひきこもり活用事例報告会
日時:2019年6月29日(土)13:00〜17:00
会場:名城大学 ナゴヤドーム前キャンパス 社会連携ゾーンshake
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アウトリーチの活動を援護してくれる「Outreach騎士」を絶賛募集中です。
 あなたの思いを私たちが社会復帰したい人につなぎます。
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●訪問して
 今回の勉強会に訪問し、さまざまな課題は複合的に絡んで起こっていることを改めて認識しました。そのため、それぞれの課題に取り組んでいる団体が協力連携して勉強会を開催していることに意義を感じました。個々より複数の方が断然つながりも拡がりますし、それぞれの強みを活かすことができます。
 上に記した「お話の中で重要だと感じたこと」は私自身も大変学びとなりました。一人でも多くの方がこのことを知ることも、社会復帰しやすい社会につながるのではないかと思いました。就労困難な人の社会復帰だけでなく、「社会復帰しやすい社会を創る」というビジョンに大変共感しました。
posted by iCASC at 20:10| インタビュー(訪問事業)

2019年04月25日

ヒッポファミリークラブ一宮「講演会 7カ国語で話そう。世界に通じる、ことばと心の育て方」を訪問しました!

H30年度訪問事業No.191
訪問先 ヒッポファミリークラブ一宮「講演会 7カ国語で話そう。世界に通じる、ことばと心の育て方」
2019年1月25日(金曜日)訪問第1回(担当:今福)

●ヒッポファミリークラブ一宮とは
 ヒッポファミリークラブ一宮は一般財団法人 言語交流研究所ヒッポファミリークラブ(以下「ヒッポファミリークラブ」と表記)の活動目的に賛同し、一宮市を中心に活動されているメンバーにより立ち上がった団体です。
 ヒッポファミリークラブは、人間なら誰でも複数の言葉が自然に習得できることを実践、研究しています。赤ちゃんが母語を取得するプロセスに学びながら幼児からシニアまでさまざまな世代のメンバーが活動。「多言語の自然習得活動」、「国際交流活動」、「研究・開発活動」の3つの活動を柱としています。
この活動に参加し、人間が本来持つ「自分から理解する」能力を認識することでわが子の成長をプラス面で応援できる親が増えています。また、外国語のみならず異文化を含めていろいろな考え方を受け止めるコミュニケーション力を育てることにつながり、多言語で育った若者が理系文系問わず、社会のいろいろな方面で活躍し始めています。

●ヒッポファミリークラブ一宮の活動
・毎週一宮市内の各所にて多言語の実践活動をしています。
・年に数回、多言語に関する講座やワークショップ(一宮市後援)を開催しています。
・一宮市内の小学校(浅井南小、赤見小、奥小)で国際理解教室のボランティアを継続して行っています。
・一宮市市民活動支援センターにて月1回お子さん連れの保護者を対象に「ベべフィールド」という赤ちゃん言葉の不思議について伝える講座を開催しています。
・ホームステイの受け入れを随時行っています。海外ホームステイ(家族、青少年)、高校留学(1年間)、海外インターンシップ(短期〜長期)も行っています。

●「講演会 7カ国語で話そう。世界に通じる、ことばと心の育て方」へ訪問しました。
 この日はヒッポファミリークラブの有嶋雪枝さんが講師として登壇され、ヒッポファミリークラブ創設のきっかけや活動内容、ご自身の体験などをお話されました。その後、ヒッポファミリークラブ一宮のメンバーが自身の体験について話をされ、参加者で多言語実践活動を実際に体験しました。その後2つのグループに分かれ、感想や質問などを話す時間を持ちました。
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 その内容の中で特に印象深かったことを下記にまとめてお伝えします。

〜ヒッポファミリークラブ創設のきっかけ〜
 創設者である榊原陽さんがこれからの時代を考え、娘に「言語」をプレゼントしようと思ったことがそもそもの始まりでした。当時はカセットテープもない時代でしたが、さまざまな方の協力のもと、レコードに収めた「言語」を娘にプレゼントすることができました。それを機に榊原さんは3言語以上の多言語の国があることを知り、“人間は多言語を習得できる。国や人種の違いを超えて、どんなことばを話す人ともコミュニケーションできるようになれたら・・・。”そんな思いから1981年、多言語を自然習得(母語の習得プロセス)するヒッポファミリークラブは誕生しました。

〜多言語の自然習得活動について〜
 0歳の赤ちゃんから大人までが集まって、いろいろな言語、いろいろな方の言葉を聞きます。赤ちゃんは、身近な人(お父さんやお母さんなど)のマネや音をひろうことから言葉を学んでいきます。大人が新しい言葉を学ぶときも同じです。聞くだけじゃなく、音をマネてみましょう。一歩前に出て行動しましょう。子ども自身は言語を学ぼうという意識はなく言葉を覚えていきます。赤ちゃんは、「今ことばを学んでるよ」とは言わないですが、さまざまなことを吸収していますよね。多言語の中にいたら、想像力、興味が湧いてきます。「なんだろう?」「どんなことを話しているんだろう?」という興味が自然と学びにつながります。そして話し続けることが大切です。
また、大人は英語をこれまで学んでいる経験から、多言語の中で英語を聞くと楽に感じます。

〜ヒッポファミリークラブ一宮メンバーの体験談〜
 親もゼロからスタートする。子どもにとってはそれがよかった。子どもの方が吸収が早く「ママ、これ知ってる?」と親に教えるぐらい。子どもはそれが嬉しいみたいです。また、人前での発表も良い体験になっています。これまで自信があまりない子でしたが、自己肯定感が高まったように思います。
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〜多言語実践活動を体験して〜
 中国語で語られるある物語がCD再生されました。みんなでそれを聞き、追っていくように聞こえた音をマネて声に出します。もちろん私は中国語はわかりませんので、「音」でしかなく、必死で聞きますが、同じようにマネて発音するというのはとても難しかったです。あまりにできなかったので諦めそうになりましたが、とりあえず最後まで聞いてなんとなくわかるところだけでも声に出してみました。正直なかなか疲れる作業でした。が、これを繰り返すこと、日常の中に自然と音として流して普段からマネて口にするといつか習得してしまっているとのことでした。

〜グループに分かれてのお話の中で・・・〜
 ヒッポファミリークラブ一宮代表の秦野初代さんに「この活動の対象は?」と質問したときの回答で「人間です!」という言葉が印象的でした。秦野さんは、「意思疎通したいという想いがこの活動の根源です。言語は違えど言葉での意思疎通をし、気持ちを通わせることができることの喜びがあります。この活動に参加することで、大人も子どももオープンな心を持つことができると感じています。また、海外赴任が多くなってきた昨今、その時″が来た時の状況が大きく変わってきます。」と話されていました。

●今後の活動
教育講演会「7ヵ国語で話そう。」多言語で子育て!じぶん育て!
2019年6月5日(水) 10:00〜12:00 (i-ビル 2階大会議室)
2019年6月9日(日) 10:00〜12:00 (i-ビル 2階大会議室)
※詳細は下記URLをご覧ください。
http://138cc.sblo.jp/article/185908830.html

●訪問して
 ヒッポファミリークラブ創設のきっかけが「父から娘への“言語”のプレゼント」であったこと、ワールドワイドな時代がやってくるのを先見した父から娘への愛情が今の活動に至っていることに感激しました。日本でも外国でも、基本的には同じ「人間」です。世界中の国や人たちが交流する時代、日本に暮らす外国人、外国へ赴任する日本人も多くなってきています。秦野さんの「対象は人間です!」という言葉にも納得です。日本の言葉や文化ももちろん大切ですが、他国(多国)の言葉や文化も当たり前のように知り、意思疎通ができ、お互いを尊重し合えたら、きっともっと平和な世界になるのではと感じました。

ヒッポファミリークラブ一宮
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=60
posted by iCASC at 17:39| インタビュー(訪問事業)

ずっと…(シビックテラス)を訪問しました!

H30年度訪問事業No.194
訪問先 ずっと…(シビックテラス)
2019年 3月 11日(月曜日)訪問第 1回(センター担当者:星野)

 2011年3月11日に発生した東日本大震災を経て、5月になっても動きが現れない一宮地域の状況に対し、「多額の寄付も、長期のボランティアも入れない、でもこの地域で少しずつ、ずっと、支援し、忘れず、自分たちの防災も考えて行こう」としてつくられた、ゆるやかなネットワークです。
5月から始まった活動では、遠野や大船渡等への見学や支援、また七夕for七夕として、水野裕子さんが集めた千以上の折り鶴を台の七夕へ捧げ、また地域住民と交流することもしました。
 しかし徐々に薄れていく中で「3.11ライブ ずっと…一宮から」という企画が継続されてきました。2012年の初回は一宮競輪場で、2回目からはi-ビル3階のウッドデッキでの開催でした。色々なところから集まった、プロ、セミプロなどが一曲ずつ演奏し東方に捧げ、やがて14時46分に東北に向かって黙とうして終わるという会です。
 ただ今年は、諸事情によりライブは中止となりました。
 今年は、多くの多宗派の宗教者が参加して折り鶴と募金を東北に捧げる「pray for one」と、「ずっと…」募金と黙とうとなりました。
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今後
 今回の中止は誠に残念なことでしたが、今もう一度、災害支援について考えるいい機会となったと思います。演奏だけで災害支援というのはおこがましいものでもあります。さらに実質的な支援と自主防災を考えていかなければ、多くの犠牲者に申し訳ありません。
 そういう意味でも、一昨年から始まった「誰でも自主防災」ダレボウのネットワークは重要な活動と思います。

一宮市市民活動支援センターに望むこと
 ダレボウは本来、誰か市民が中心となって運営していくべきですが、今しばらくケアをしていただき、守ってもらえればと思います。

ずっと...
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=185
posted by iCASC at 17:31| インタビュー(訪問事業)

2019年03月07日

保育楽しも〜会を訪問しました!

H30年度訪問事業No.192
訪問先 保育楽しも〜会
2019年2月1日(金曜日)訪問第1回(センター担当者:長尾)

 一宮市市民活動支援センター内で活動中の保育楽しも〜会を訪問しました。エプロンシアター(エプロンと人形を使って行う劇)で使うフェルト人形を作成する日で、わきあいあいと作業をしていました。絵本を元にしたストーリーに登場するキャラクターの人形を作っているそうです。

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 代表伴野さんにインタビューさせていただきました。
伴野さんは以前はフルタイム、今は週3日くらいで働いている現役の保育士さんです。

●活動を立ち上げたきっかけ
 保育士の仕事をしている今の若い世代の保育士が、自分が若い時と比べて大変な思いをしていると感じたため、団体を立ち上げて経験の浅い保育士を助けようと思いました。昔は少し年上の先輩が多くいて、仕事で困っていても相談をしながら仕事ができました。しかし今は中堅の先輩が少なく(育児休暇などでいなくなってしまうため)、相談しようと思った時に園長先生や大先輩に聞くしかない場合が多く聞きにくいそうです。また自分自身が先輩になった今、後輩が困っていることがわかるのですが、仕事をしながらサポートすることがなかなかできない現状がありました。その現状を何とかしたいと思い、知識や経験を伝え相談相手になる事で、若い世代に保育士は楽しい仕事だと感じる余裕をもってもらいたいと思い団体を立ち上げました。

●活動の内容
 主に保育の現場で使える遊びの道具を一緒に作っています。今までパネルシアターやエプロンシアター作りをしてきました。保育園では子どもたち用に遊び道具を買っていますが、値段が高いため子どもに対して数が少なく、保育士個人持ちのものも多いのが現状です。そのため保育士自身で遊びの道具を作れるようになることはとても大切です。

●活動をしていく上での課題
 参加者がなかなか集まらない事です。どんな人が活動をしているのか分からず、怪しまれているのではないかと心配しています。今まで来てくれた人はセンターの情報サイトを見た人と、知り合いの紹介で来た人でした。そこでセンターの情報サイトで記事を公開したり団体のブログを作ったり、活動内容を発信しています。
 また参加者が少ないため、求められているものがわからず心配になる時があり、来た人にはアンケートをとって何をして欲しいか聞いています。

●今後の活動予定
 今後は何をやるかを考えている段階ですが、もっとポスターやチラシで活動を知っていただきたいと思っています。もしセンターで昨年やっていたセンターナーレの様なイベントがあるなら参加してみたいです。

●今後の展望
 若い参加者がわいわい話しながら作業をしている様子を見守りながら、時には職場の先輩には聞きにくいことを気軽に聞ける場所にしていきたいです。

●感想
 参加している方が「これはこうした方が良いかな?」と相談しながら、楽しそうに人形を作っていたのが印象的でした。仕事をしながら遊び道具を自分一人で考えて作るのは、想像するだけでも大変そうです。保育楽しも〜会の活動に参加して、仕事に必要なアイデアをもらえたら新人の保育士さんはとても助かるのではないかなと思います。伴野さんの活動を通して保育士の仕事を楽しいと思える人が増えたらいいなと思いました。

(長尾)

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保育楽しも〜会
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=472
posted by iCASC at 14:54| インタビュー(訪問事業)

2019年02月12日

2018年12月14日(金)パンジーハウスで開催された「クリスマス会」を訪問【NPO法人パンジー】

H30年度訪問事業No.190
訪問先 NPO法人パンジー(パンジーハウス)
2018年12月14日(金曜日)センター担当:安田

●NPO法人パンジー
障害児とその家族が安心して日常生活を送ることができるよう、充実した余暇活動の機会や障がい児の心身の発達と自立など地域社会の創造に寄与する事を目的として、社会生活の支援に関する事業を行っています。
地域社会に適応できる能力と人間関係を育むことができるよう、家庭以外でも穏やかに安心して過ごせる場所、家族同士の交流や相談の場として、障がい者とその家族のニーズに対応します。
子供の能力を伸ばせるよう、子供たちの成長について話し合い、共に考え、楽しくかつ安心・安全な暮らしを支えます。
(活動内容)
療育部:感覚統合運動、パソコン、音楽療法、絵手紙など。
手芸部:企業コラボによる改造ミシンを使って手芸品づくり、車いすでも着やすい衣料の提供など。
園芸部:地域の作業所と連携し公共施設の花壇づくり、地域の特産品を使った商品開発など。
DTP部:パソコンでのぼり(布・紙)やその他の制作および販売など。

●パンジーハウス
「どんなに障がいが重くても、子ども達には伸びる可能性がある事をお母さん達に忘れてほしくない。」「何より子ども自身にも自分の可能性を諦めてほしくない。」そんな想いを込めて、2017年5月1日に開所。障がいを持つ子ども達が地域と共に成長する居場所づくり、日中一時支援、放課後等デイサービス(児童発達)の事業所を行っています。
~横井代表より~
お稽古ごとを断られた経験などから、自分たちで活動できる場をつくろう!と活動をはじめました。地域のみなさんにお世話になり、あたたかい気持ちで見守ってもらいましたので、今後は若いお母さんたちへフィードバックしていきたいと思っています。

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●2018年12月14日(金)、パンジーハウスで開催された「クリスマス会」を訪問しました。
2018年10月に日本NPOセンターから一宮市市民活動支援センターへ「明治グループお菓子寄贈」の情報提供があり、当センターからいくつかの登録団体を推薦しました。初めての事業です。
その一団体であるNPO法人パンジーに、明治グループよりお菓子が届き、クリスマス会が行われるということで訪問。おうかがいした時間帯は、重度心身障がい児の通所時間。親子5組が通所され、普段どおりに音楽療法をおこない、そのあとクリスマス会が開催されました。
お菓子に魚の絵を貼った魚釣りゲームやケーキを食べたり、ゆっくりお話しをされたり、みなさん楽しく過ごされていました。

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※明治グループのお菓子寄贈(同社HPより)
明治ホールディングスでは、株主様のご意志により優待品の送付に代えて同等品を福祉団体等へ寄贈する「寄贈選択制度」を実施しており、この事業は、明治ホールディングス株式会社および同社株主様による社会貢献活動の一環です。
https://www.meiji.com/beliefs/contribution/

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●2018年に企業などとのコラボレーション「Re DESIGN PROJECT」にパンジー手芸部が参加。
2009年からはじまったリデザインプロジェクトは株式会社ユニーが主となり、繊維商社や企業から提供された未利用繊維素材を使って、デザイン学校の生徒たちがデザイン。地域の障がい者支援施設の方々が商品を生産し、ユニーで販売されるプロジェクトです。

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●訪問して
横井代表は「年末年始の華やかな気分をどう盛り上げようかと苦慮していたからとてもうれしい。障がいが重くても、普通の子と同じ経験をさせたいから。」と、とても喜んでくださいました。
当日は、代表やスタッフさんから「子どもたちとママたちをビックリさせたいの。安田さんお願い!」とご要望いただき、急遽サンタさんに変身。お渡しする役を任せていただいたことに感謝です。小さなかわいい手を握りながらお渡しできて、とても喜んでくださったことに私も感動しました。
別の日には、自閉症児や日本語教室の子供たちにも手渡しされたと連絡をいただきました。
大小問わず様々な情報を集めながら、色々なマッチング支援をおこなっていければと考えています。些細なことでも雑談でも構いませんので、気軽にお話しいただけたら幸いです。(安田)

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posted by iCASC at 13:32| インタビュー(訪問事業)

2019年01月27日

アスペ・エルデの会の尾張支部であるルミナスクラブ主催のクリスマス会を訪問しました!

H30年度訪問事業 No.189
訪問先:(療育サポートプラザ・チャイブ)
2018年12月16日(日)訪問第1回(担当:木全保枝)

アスペ・エルデの会の尾張支部であるルミナスクラブ主催のクリスマス会を訪問しました。

●アスペ・エルデの会とは
アスペ・エルデの会は、発達障がいをもつ子ども達の支援の場で自助会。専門家養成や発達支援についての啓発・発信点・研究機関を総合的に目指していく「生涯発達援助システム」です。
月に2回、奥町公民館で勉強会のようなかたちで集まりの場を設けています。2階では子どもたちが学生ボランティアと専門家と一緒にワークを行い、1階では親が待機しながら交流の機会をもっています。一宮市市民活動支援センターでは茶話会を開催しています。

●訪問の経緯
明治ホールディングス株主の「寄贈選択制度」により、全国の障がいのある児童の支援団体ほか合計250団体等へ日本NPOセンターを通じてお菓子の寄贈が実施されました。
一宮市市民活動支援センターからは5団体を推薦しました、承認された団体の一つアスペ・エルデの会では、お菓子をクリスマス会で配布することになったので、その様子を拝見させていただきつつお話をうかがいに北丹町にある療育サポートプラザ・チャイブへお邪魔しました。

●クリスマス会の様子
多目的室には大学生ボランティアと、小学生から中学生の子どもたちが集まっていました。室内はにぎやかにクリスマスの飾りつけがされ、ボランティアがトナカイやツリーの恰好で現れるなど、笑いのあふれる和やかで楽しい会でした。
 進行は学生ボランティアが担当し、後方に臨床心理士2名が参加。対象年齢を超えた年上の会員と保護者も見守るかたちでした。
クリスマスリースづくりや、的あてゲームなどのプログラムで時間いっぱい楽しみました。

これから先にやることが明確にわからないと動きだせない子のために流れをチェックリストにしてホワイトボードに貼り出したり、作業中に急に止められない子のために「のこり00分」と声掛けをしたりする基本的な対応のほか、特性を持つ子どもたちが困らないような配慮が随所にされていました。

寄贈のお菓子は、サンタさんのお手伝いゲームでもらったお菓子引換券で帰りにお菓子の袋詰めをしてもらえるようになっており、配布にも趣向をこらしていました。

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●小川さんとのお話
最初の印象で児童数に対してずいぶん大学生ボランティアが多いなと感じましたが、これは放課後デイなど受け入れ先が乱立し入会する子どもが減ってしまっていることと、希望する学生の受け入れを制限したくないためとのこと。学生に関しては、将来的に発達障がい支援に関わる道に進まなくても、理解のある地域の大人になってもらえれば良いなと考えているためとのことでした。

子どもたちは困っていることがそれぞれ違い、対処法も様々。決まったボールペンしか使えないためほかの筆記用具では文字が書けない子、音の情報が入りすぎてしまうためヘッドホンに見えるノイズキャンセラーを必要とする子など。見た目ではわからない障がいなので、文献などで得られる知識があるのと、実際に困っている知り合いがいるのでは関わりの気持ちが変わってくるだろうなと感じました。

在籍中、それぞれの児童に1人づつ担当の学生ボランティアがつくことで、学生は障がいを持つ子どもとのかかわりの勉強になり、支援を必要としている子どもは他人に相談をする練習をしているとのこと。お互いに助け合う関係ができていることがすばらしいと感じました。

大学生ボランティアとのつながりの歴史は長く、当初学生として参加して専門家になってからも引き続き関わっている方もいらっしゃるとのことでした。


●新入会員募集
ルミナスクラブでは、新入会員を募集しています。
いっしょに活動してみませんか?
http://www.as-japan.jp/luminous/nyukai.html
posted by iCASC at 09:11| インタビュー(訪問事業)

2019年01月09日

「琴城流大正琴琴枝秀会」一宮市立北部中学校で行われた大正琴演奏指導を訪問しました!

H30年度訪問事業No.188
訪問先:琴城流大正琴琴枝秀会(一宮市立北部中学校)
日時:2018年12月7日(金曜日)センター担当:安田

●琴城流大正琴琴枝秀会
 音楽(大正琴)を通して一宮市民の方々が明るく豊かな心を持てるよう、発表会や福祉施設の慰問訪問のほか、また日本の伝統芸能を学ぶ教育の一環として一宮市内中学校での大正琴演奏指導なども行っています。

●大正琴のルーツ
 大正琴は、愛知県名古屋市大須出身の森田吾郎氏によって、大正元年に日本で発明・発売されました。
 明治30年頃まだ海外旅行が珍しい時代に森田氏は欧米諸国へ訪れ、音楽が日常生活に溶け込んでいる様子に感銘を受けました。当時、日本の学校では、オルガンやピアノなどを用いて学習しており、家庭では琴や三味線しかなくて、学校と家庭の音楽環境に違いがありました。またピアノは大変高価であったため、もっと安く購入できる楽器を作りたいと思い、小さいころから発明と音楽が好きだったこともあって、日本人に身近で自身も用いていた二絃琴を基本に海外で巡り合った英文タイプライターのボタン装置とを組み合わせ、鍵盤付き絃楽器を考案しました。

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●日本の伝統芸能を学ぶ教育の一環としての大正琴演奏指導
 2018年12月7日(金)、一宮市立北部中学校で琴枝秀会のメンバー3名が演奏指導を行いました。
音楽室には約40台の大正琴が並び、授業が始まる前にすべての大正琴をメンバーが調律。授業開始前の8時45分ごろから続々と生徒が入ってきて、着席するなり慣れた手つきで左手でボタンを押し、右手でピック(爪)動かし軽快に弾きだしました。

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 この日は、1週間おこなってきた総まとめの日。大正琴のルーツや音楽理論のおさらいも含めた授業で、曲は「オーラ・リー」などを復習しながら、先生と生徒でアンサンブルをしていました。
北部中学校での授業は最終日でしたので、楽器の搬出を生徒や先生が手伝いをされていました。このあとは、丹陽中学校に搬入するとのことで、楽器の移動は大変な作業だと思いました。

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●9月9日は大正琴の日です。
 この日は、毎年各所で大正琴の演奏会が開催され、名古屋で生まれたことをお祝いしながら、大須観音境内では「大正琴大祭」が行われます。大須には、琴城流宗家家元の鈴木琴城さんと株式会社鈴木楽器製作所によって建てられた石碑もありますので、ぜひご覧ください。

●取材して
 大正琴は1台で和音は奏でることができないため、先生と生徒が一緒になり、それぞれのパートを交代しながらアンサンブルで演奏します。仕上げとして全生徒で演奏する様子は圧巻でした。
 現在は一宮市内の中学校19校のうち4校で指導をしています。過去には生徒からの感想文を綴った冊子をいただいたことがあるとのことで、約10年間にわたる活動の継続や生徒と交流することが活動の糧になっているそうです。「大正琴に触れる機会も限られるので、今日は最後だという思い込めて弾いてね」という先生の言葉を受けて、真剣に弾いている生徒さんたちの姿が印象的でした。
 講師を務めた琴枝秀会の安田さんが「大正琴はシルバー楽器とも言われていますが音感がなくても弾ける楽器。大正琴に出会ったらぜひ触ってほしいし、音を奏でてほしい」とお話しされていました。
(一宮市市民活動支援センター 安田)
posted by iCASC at 13:25| インタビュー(訪問事業)

2018年12月13日

チアフル・ママ&NPO法人ORR社会貢献センターの「オレンジリボン運動」啓発活動へ訪問しました!

H30年度訪問事業No.187
訪問先 チアフル・ママ&NPO法人ORR社会貢献センター「オレンジリボン運動」
2018年11月1日(木曜日)訪問第1回(担当:今福)

 名鉄百貨店一宮店前で行われていた「オレンジリボン運動」啓発活動へ訪問しました。一宮警察署、一宮市子育て支援課、NPO法人ORR社会貢献センター、チアフル・ママが協働し、名鉄百貨店一宮店の協力で実施されている活動でした。

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活動終了後、チアフル・ママの代表、江崎あずみさんへお話を伺いました。

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●江崎さんがオレンジリボン運動へ参加することになった経緯や想いは?
 数年前、一宮市内の児童養護施設へ行く機会があり、一宮市に親と一緒に暮らせない子どもたちがたくさんいることを目の当たりにしました。同じ地域に暮らしながらも、知らない、見えていない現実に、同じ子どもを持つ親として大変ショックを受けました。別日に施設へボランティアへ行き、施設に暮らす子どもたちと過ごしました。その際、「抱っこして」と施設に暮らす子どもに言われ、少しでも子どもたちに人の温もりを感じて欲しいという気持ちから、迷わず抱っこしてあげました。すると施設職員の方から、安易に抱っこをしてはいけないという助言をもらいました。理由は、“その場だけの人の温もり”を感じて一時的に気持ちを満たすことは、子どもたちの将来に影響する場合があるということでした。「現場はプロに任せよう。」そう思った出来事だったそうです。
でも、何かできないか、自分のできることは何だろう・・・そう思っていた時に、「オレンジリボン運動」を行うオレンジリボンライダーに出会いました。
「オレンジリボン運動」とは、子ども虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広めることで、子ども虐待をなくすことを目指す市民運動です。
オレンジリボンライダーはイメージヒーローとして存在しているので話すことができません。司会のお仕事をしている江崎さんは、「話すことなら私にもできる。オレンジリボンライダーの代わりに声となって子ども虐待防止の啓発をしよう!」と思ったそうです。
子どもたちの笑顔を守りたい「オレンジリボンライダー」。ママ達の笑顔を守りたい「チアフル・ママ」。
同じ「笑顔を守る」という思いのもと、共に子どもの虐待に係る問題の改善や解決を図る事を目的に活動をしています。
さまざまな施設やイベントへ出向き、子ども虐待防止の呼びかけをしています。

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●リボン運動とは?
 オレンジリボンの他にも、ピンクリボンは「乳がん」、ブルーリボンは「大腸がん」、イエローリボンは「障がい者」、ホワイトリボンは「妊婦」に関する啓発のシンボルマークです。乳がんは早期発見できると治りますが、大腸がんは気付きにくく、早期発見されづらいこともあり、実は女性の死亡率第一位なんです。最近は「子宮頸がん」の啓発シンボルマークとして、ティール&ホワイトリボンも登場しました。

●今後の活動
2018年12月14日(金)岡崎市の保育園に園訪問
2018年12月23日(日)一宮市肢体不自由児父母の会 クリスマス会
2018年12月27日(木)岐阜県にある障がい児施設のクリスマス会
2019年6月16日(日) 旬の家族フェア2019 (一宮市民会館)
2019年9月29日(日) ピンクリボン愛フェス2019(一宮西病院)

ライダーは、東海三県を中心に活動しています。
毎月1〜2回は、必ず、保育園、幼稚園の園訪問をしています。
希望の園はご連絡お待ちしています。

●お話をお聴きして感じたこと
 もし私が江崎さんと同じような状況で児童養護施設へボランティアとして行ったとしても、きっと子どもたちに人の温もりや優しさを感じてほしいと抱っこしてしまっていただろうなと思いました。でもそこで諦めず、直接関わることだけではない支援のかたちを実践し、それぞれにできることや強みを生かして活動していることはとても素敵なことだと感じました。また、子どもの虐待や親と離れて暮らす児童養護施設の子どもたちのことを「知ってもらうこと」の重要さを感じました。今回のインタビューで「知った」私も、これから人へ伝えていきたいなと思いました。(今福)
posted by iCASC at 11:14| インタビュー(訪問事業)