2024年02月02日

一宮まちなか未来会議をインタビュー!

令和5年度訪問事業No.287-15

訪問先:一宮まちなか未来会議

日時:2023年12月3日(日) (訪問スタッフ 大西)


一宮まちなか未来会議は、一宮市のまちづくりの中核を担うまちなかにおいて、多様な主体の積極的な参画・連携・共鳴により、車から人が主役となり居心地が良く歩きたくなるウォーカブルな地域とすることを目的として設立されました。さらに、まちとひととのつながりや交流を豊かにし、文化と魅力を次世代へとつないでいくことで、まちなか及び市全体の新たな価値創造と地域課題の解決を図り、持続可能な発展と豊かな人間生活を実現することを目指しています。

(いちのみや市民活動情報サイトより)

https://www.138npo.org/info/group/index.php?group_id=588


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●星野さん(理事・事業執行担当)にインタビューしました。

(1)団体をはじめたきっかけは?

一宮まちなか未来会議は、一宮市のウォーカブル事業 (※1) と一緒に実験をしたり、未来の中心地を議論したりする地域の基盤(プラットホーム)として始まりました。 

(※1) お年寄りから子どもまで誰もがまちを安心して歩けるような中心市街地の可能性を探るための事業。一宮市では2020年から開始。

(2)最近の活動の様子は?

2023年11月3,4,5日の3日間、「まちなかウォーカブル社会実験 ストリートチャレンジ3days」で、一宮駅から銀座通り、本町通り、真清田神社境内、葵公園、夢織り広場を車道も人が歩けるようにして、マルシェ、キッチンカー、スポーツ体験、着物でファッションショー、尾州関連の展示を行いました。

企業や市民団体など30団体くらいが参加。晴天にも恵まれて17,000人ほどの方が来場され、お年寄りから子どもまでたくさんの人がまちに溢れました。

(3)活動の中で印象的だったエピソードは?

 駅前に設置した人工芝と緑の黒板でできた大きなブロックが作られて、子どもたちがそこへチョークでたくさん絵や文字を書いているのが印象的でした。車が通らなくて、皆が安心しているのが素敵だと感じました。

(4)活動上の課題や困りごとは?

 車を通行止めにすることで、近くの方々にご迷惑をおかけしてしまうことや、毎日まちを賑やかにしていくためには、イベント開催中の3日間だけでなく、もっと根本的な対応が必要だとわかりました。

(5)今後の展望は?

 3日間の実験で分かったことを踏まえ、これからの一宮のまちなかのありようを検討していきます。

(6)支援センターに対するご意見やご展望

 開館日や開館時間が短くなったのは残念ですが、i-ビルの中に市民活動を応援する施設があってとても助かっています。


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●一宮まちなか未来会議の今後のイベントの予定

まちなかを考えるシンポジウム【一宮まちなか未来会議】

日時:令和6年2月28日 13:30〜15:30

(1)第一部 基調講演「これからの不動産経営と公共空間活用のふか〜い関係」

株式会社ワークビジョンズ代表取締役 西村 浩

(2)第二部 まちなかアイデアディスカッション

進行 岐阜大学社会システム経営学環 教授 出村 嘉史

会場:尾張一宮駅前ビル(i−ビル) 7階 シビックホール ※託児所あり

定員:先着順200名(参加無料・申し込み必須) 

申込方法:チラシの二次元コードもしくは以下から電子申請

https://logoform.jp/form/Z3LR/459720

申込締め切り日:令和6年2月27日(火曜日) ※先着順

※託児所の申し込みは、令和6年2月20日(火曜日)の午後5時まで


■団体を訪問して(スタッフ:大西)

私自身も、11月に開催されたストリートチャレンジに参加しましたが、車道も人が歩けるという非日常的な光景が大変印象に残っています。お年寄りから子どもまで参加しており、駅周辺がとてもにぎわっていました。年齢関係なく、人とのつながりが広がっていくことでも安心して歩けるまちづくりに繋がっていくのだと感じました。

もっと一宮市が住みやすく温かいまちになり、それが持続していくことを願っています。それを実現させるためにも、ワークショップに参加して、話し合いながら考えてみませんか?


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posted by iCASC at 12:28| インタビュー(訪問事業)

2024年01月31日

しあわせな家庭づくりの会の鈴木さんにインタビュー

令和5年度訪問事業訪問No.290-18

訪問先:しあわせな家庭づくりの会

日時:2024114()(訪問スタッフ:安田)

●しあわせな家庭づくりの会とは

社会に横たわる少子高齢化などの課題解決のためには家庭の再建がカギであるとの認識のもと、種々の活動を通して家庭再建による地域、コミュニティーの発展と活性化を目指します。

各種セミナー、講演会、交流会、カウンセリングを企画し、教育啓蒙活動を行っています。講演会や交流会はチラシやパンフレットを作成して案内し、活動の記録などもお知らせしています。

ボランティアやコミュニティー活動の輪を広げながら、市民活動同士連携して、3世代交流カフェを実現し、少子高齢化問題解決の現実的方法を作り出すことを目指します。

※いちのみや市民活動情報サイト https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=498


●市民活動のきっかけ

親の介護や介護施設で就業する中で、独居で人との絆の少ない人は認知症発生率が多くなり易く、孤独は進行しやすいと感じました。基本は家庭ですが、人間関係や親子関係の悪化により家庭で背負うことが難しい場合もあります。その際は距離感を保つことも必要ですので、地域・近所でも見守って、家庭の在り方をみなさんで考えたいです。

職場では防災委員長としてBCP策定の取り組みや老人保健施設・デイサービスなどグループ企業の震災マニュアルを作成した経験もあります。現在、病院勤務中(放射線技師)ですが、定年を迎える前に準備をしながら活動をしたいと思い、団体を立ち上げました。


●鈴木さんにインタビュー

1)20194月に新規団体登録

新型コロナウィルス感染症の流行で思うように活動ができなくなり、悶々とした想いを抱えたまま、時はウィズコロナ時代に。そんな中、政府が需要回復や消費の喚起を図るために行った「GOTOトラベル」で旅行しようとした際、新聞配達を止めようとして町内の新聞店へ連絡をしました。まさかこの出逢いが活動の転機になるとは思いませんでした。


2)キーパーソンとの出会い

新聞店への電話を契機に直接お会いしてお話をするようになる中、認知症、不登校など昨今の問題に発展。話が深くなり、三世代の寺子屋を行いたいなど当団体の活動目的と内容がリンクした瞬間でした。

このご縁は、町内の方々とのネットワークに広がり、まだコロナ禍だったため、大きな講座はできませんでしたが、長寿会(老人会)役員10名の少人数制の認知症講座を行うことになりました。「孤立しない、役に立っていることが必要、関りが切れることを防ぐ」など団体で資料を作成してお伝えしました。


3)2つのテーマ「防災」「三世代交流」

長寿会(老人会)の会員は減っていくばかり。町内会の問題は山積です。さてどうするか?とアンケートを行ったところ、「防災」に一番関心がありました。そこで、独自の講座資料を作成して、組長への防災教育や町内会に自主防災サークルをつくりました。防災=絆づくりですので、行き当たりばったりにならないよう、年間を通して確立できるようアドバイザーとして参加しています。

 また、現在、DV(ドメスティックバイオレンス)による子どもの脳の委縮や離婚、離婚後には貧困や犯罪へ発展するなど悪循環によって危険な目にあうケースも多々あります。ワンオペによる育児ノイローゼなどの孤立を防ぎ、子どもの前で喧嘩しない夫婦関係を保てるような環境づくり、家庭を円満に保てるようふれあいカフェなどの交流を行っています。

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●鈴木さんよりメッセージ

子どもを守るためにも、パパママさん子育て世代を巻き込んでの交流をと様々な提案やアドバイスもいただいています。令和6年度の町内会事業、豚汁会やフリーマケットや神社での防災訓練テント泊なども引き続き携わらせていただき、町内会のサポートが多くなりました。

しあわせな家庭づくりが地域に必要とされる存在となり、地域のモデルパターンを作っていきたいです。また、三世代交流の「ふれあいカフェ」を毎月第3日曜日に行っています。どなたでも参加可能ですので、お茶をしながらお話しましょう。

【ふれあいカフェ(毎月第3日曜日)】

日時:317()10時〜1130

421()10時〜1130

場所:新神戸公民館

お問い合わせ先:しあわせな家庭づくりの会(鈴木)

TEL0586-43-6344


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●取材して(スタッフ安田)

今回のインタビューは「一宮市市民活動センター通信に団体紹介(中面)の記事に掲載していただくためにはどうしたらいいのでしょうか?」と代表の鈴木さんの奥様からお問い合わせいただきました。

センターに携わって10年、私が団体から掲載依頼を受けたのは初めてでした。うれしい反面、しっかりした説明をと思い電話対応したのですが、想いが行き違ったりして困惑させてしまいました。

インタビュー当日はご夫婦で来館され、まずは電話対応のお詫びをしたのち、しっかりとお話を伺いました。笑顔で帰られ、また後日のメールでは心温まる感想をいただき、とてもうれしかったです。やはり、お顔を拝見しながら対応することが大切ですね。寄り添いながら、丁寧な記事をお届けできるように努めてまいります。

訪問記事はセンターのウェブサイト(ブログ)や通信などで紹介しています。訪問インタビューや通信への掲載をご希望の団体は、一宮市市民活動センターまでお気軽にお問い合わせください。

posted by iCASC at 09:29| インタビュー(訪問事業)

一般社団法人体力メンテナンス協会の吉田さんにインタビュー

令和5年度訪問事業訪問No.289-17

訪問先:一般社団法人体力メンテナンス協会(市民活動支援センター)

日時:20231114()(訪問スタッフ:安田)

一般社団法人体力メンテナンス協会とは

生命活動の基礎となる体を動かす力を養う方法や、産後女性の体と心のケアの必要性を広く広めることで日本国の福祉と公衆衛生、社会経済発展に寄与することをもって、経済的発展や社会貢献など、共通の利益を図る活動を目的とします。

※いちのみや市民活動情報サイト https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=499


●活動をはじめたきっかけを教えてください。

出産後、しばらくして仕事復帰(理学療法士)した際、子どもと過ごす時間が足りてないストレスから頭痛や寒気が続いて体が動かなくなり、仕事にいけなくなって適応障害と診断されました。当時、育児と仕事の両立の環境で、固定観念やプレッシャーなどに押しつぶされそうになっていたのではと思います。

そうした時期にバランスボールと出会いました。もともと運動が好きで、バランスボールインストラクターや体力指導士など資格を取得して、私と同じ悩みを持った方をサポートしたいと思いました。

老若男女全ての方を対象に体力向上のトータルケアで行うことで、一人でも多くの人が元気に健康であってほしいと活動を行っています。


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●センターなどで行う講座内容について

シニア向け「健康寿命をのばそう!」では健康寿命を延ばすためのお話や運動を行っています。健康保険で守られて、病院が集合場所となってしまっている世代。近い将来、医療費負担の心配ほか、医師・看護師・介護士も減っていきます。「病院へいけばなんとかなる!」のではなく、手術などは最終手段でその前に予防はできます。元気な方はいつまでも自分の足で動ける身体づくりを。そして、内臓疾患や持病などの体調が心配な方は、理学療法、主治医の了解などお話を聞きながらリスク管理をして、ケアを行いますので、安心して参加していただけます。

一般向けは、基礎体力の向上ため有酸素運動を中心に行います。また、子どもたちの骨折も増えていますので、保護者の方がケアの仕方を知って子どもたちへ代々伝えることで、次世代に良い循環が回る世の中になってほしいです。



●今後の予定

日時:2024214日(水)午前10時〜11時・326日(火)午前10時〜11

場所:一宮市市民活動支援センター

参加費:800

持ち物:水・ヨガマットかバスタオル。動きやすい服装でお越しください。

お問い合わせ先:一般社団法人体力メンテナンス協会・体力指導士/吉田寛子【TEL090-8640-7249


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●取材して(スタッフ安田)

会議室を利用された際に「チラシ作成して広報しているけど、今一つ広がりがないので何か方法はないですか」と吐露され、ゆっくりとお話を聞くために相談事業を行いました。

高齢者に活動を知っていただきたいとのことでしたので、情報取得が難しい世代のために引き続きチラシを作成してセンターでのポスター掲示や配架を引き続き行っていただくと共に、広報支援の一つであるFMいちのみや「いちのみやの輪」への出演、まちの宮市「もうやいこブース」への参加を勧めたほか、新聞への掲載依頼も紹介しました。

広報に悩まれている団体は多くあり、センターの自主事業の広報も悩ましくありますので、他の団体に参加者募集について聞いてみたところ、「口コミで広がっている」「長期にわたる定期的活動が必要では」「方々へ出かけて情報交換、相互関係をつくる」など貴重な話を聞くことができました。

改めて、団体同士の交流する機会が必要と感じた次第です。センターの講座やイベントで団体が顔を合わせる機会も多くあります。お互いの知識や技術、手法や情報を交換できる場づくりをさらに増やしていければと思っています。


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posted by iCASC at 09:22| インタビュー(訪問事業)

市民活動団体と地縁組織をマッチング【いちのみやボードゲーム俱楽部×東三ツ井こどもの会】

令和5年度訪問事業訪問No.288-16

訪問先:いちのみやボードゲーム俱楽部(東三ツ井公民館)

日時:20231210()(スタッフ:安田)


一宮市市民活動支援センターでは、センターパンフレット表紙にある「あつまる」「つなげる」「はぐくむ」「ささえる」をキャッチフレーズに事業を展開しています。


■地縁組織からの相談「ささえる」

センターでは町内会などの運営相談は対応していませんが、とある地縁組織が飛び込みで来館され「こどもの会の行事について相談したい。様々な場所で相談したけど対応が難しかった」との悩みからはじまりました。

お話を伺うと「こどもたちを笑顔にしたい。でも、お祭りでお菓子を配るだけでなく、普段交流の少ない近所のおじさんおばさんなど家族以外の3世代で交流できる場をつくりたい。催しものを行ってもらえる人を紹介してもらうことは可能か?」とのことでした。


■市民活動団体と地縁組織をマッチング 「つなげる」

まずは、地縁組織の方にセンター内パソコンにて「いちのみや市民活動情報サイト」を閲覧して市民活動団体の検索の仕方などをお教えしました。併せて、希望やビジョンなどのヒアリングも行い、活動目的や内容が合うのでは?と思った団体を提案。希望日時・内容・人員・金銭面などは直接メールなどでやりとりしていただくようお願いしました。

一宮市市民活動支援センターでは現在600近くの団体登録があり、各団体連絡先は問い合わせフォーム(メール)や電話でお問い合わせが可能ですのでご参考ください。

https://www.138npo.org/info/


●マッチングその後「あつまる」

 様々な団体をご覧になられたのち、センターで提案した団体へ連絡されたとのこと。最初の打ち合わせは一宮市市民活動支援センターで行われました。


【いちのみやボードゲーム俱楽部の𠮷川さんと東三ツ井こどもの会の今井さん】

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●いちのみやボードゲーム俱楽部とは?

地域でのつながりが希薄で、隣人の顔も知らない状況の昨今。人と関わり、日頃から顔を合わせて助け合える状況であるためにはキッカケが必要です。そこでひとつ強いツールとなるのが「ボードゲーム」。 

デジタルゲームなどオンラインによる繋がりだけでなく、対面で会話を楽しみ、お互いの人となりを知り、リアルに顔を合わせて交流することを目的としてボードゲームの会を運営しています。娯楽によるつながりで、職場や家庭以外の環境、市民活動を豊かにするための環境づくりを行います。

毎月第2土曜日一般向け、第4土曜日親子向けにボードゲーム会を行っています。

https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=617


20231210()開催の「おこもりゲーム大会」を訪問しました!

おこもりとは、神仏に祈願するため、神社や寺にこもることとのこと。毎年行われている神社のおかみ迎えの行事としておこもりゲーム大会が行われました。

午前10時に続々と集まった町内のみなさん。町内会役員の挨拶からはじまり、おこもり会の説明、今回のゲーム大会に至るまでの経緯などをお話されました。

その後、10種類近くのゲームがテーブルに並べられ、興味深々のこどもたち。それぞれのグループに分かれて楽しみましたこどもたちの真剣な表情、笑顔、時々悔しそうな声、それを見守る大人・・・ご近所での三世代交流にこちらも笑顔になりました。

後日、こどもの会の今井さんから「ゲームの時間配分やレクチャーなど改善点がありつつも、親子で楽しめ、𠮷川さんのフォロー、役員がそれぞれ対応して事故なく執り行い、最後にはお子さんからお礼の言葉などもあって良かった点が多かった」と報告をいただきました。

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●代表の𠮷川さんにインタビュー

こどもたちがゲーム会で大変盛り上がっていて、時間が足りない、またゲームしたい、今度いつ来るの?と言われてうれしかったです。

ただ、課題も見えてきました。基本、こどもたち同士で遊ぶことが多かったため、親御さんがゲームの参加を躊躇する光景がありました。参加を促していましたが、お子さんの楽しんでいる姿を見て試合観戦のような感じになってしまったので、付き添い感をとっぱらいたいです。年齢関係なく同じフィールドで一緒に参加して手加減抜きで遊んでほしいです。また、地域交流という意味では弱かったかもしれません。年配の方がルールを覚えてレクチャーすることは難しいかもしれませんが、アナログ・対面を経てのコミュニケーションが必要だと思っています。今後は、リハーサルやアイスブレイクなども盛り込んで統一感を出すなど工夫していきたいです。


●取材して(スタッフ安田)

昨今、お子さんが減少してこども会の存続が厳しい状況です。一宮市内のこどもたちの笑顔につながることを前提にマッチングを行いました。おこもりゲーム大会後にお二方が結果報告や挨拶にご来館くださり、とてもうれしかったです。

自然発生のマッチングを訪問するもありますが、このように相談からつないだケースをインタビューしました。会議室や作業室の利用だけでなく、相談事業を利用して活動をステップアップしていただけたらと思います。


当センターは愛知県内で活動するアドバイザーが月一回在籍しています。一宮市内だけでなく幅広く対応が可能ですので、お気軽にご相談ください。

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posted by iCASC at 09:12| インタビュー(訪問事業)

2023年12月26日

あそびのまほうに訪問しました!

令和5年度訪問事業No.286-14
訪問先:あそびのまほう
日時:2023年11月26日(日)(訪問スタッフ 大西)

■あそびのまほうとは
 あそびのまほうは、外あそびの機会が減ったり、一人で遊べるデジタルなあそびが増えたりと、あそび環境が乏しくなっています。子どもの成長には“あそび”はとっても大切なもの。良いおもちゃや様々な遊びに触れる機会を作るとともに、社会の中で子どもたちが安心して遊べる場所作りをしていく団体です。

(いちのみや市民活動情報サイトより)
https://www.138npo.org/info/group/index.php?group_id=565

代表の古田さんにインタビューしました!

■団体を始めたきっかけは?
 特に小学生低学年あたりの子どもの遊ぶ場所が減少している中で、自由に遊ぶ場所・機会を作りたいと思い、コロナ禍に活動を始めました。

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■今日の活動は?(おもちゃの広場)
 おもちゃで自由に遊んだり、「ポンポンポッパー」という工作をしたりする活動です。
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■お金で困ったことは?またその対策は?
 子どもたちだけでも参加できるよう無料で行っているため、会場費やおもちゃの購入などにお金を捻出する必要があります。サポート補助金を活用していますが上限があるため、現在は「子どもゆめ基金」も利用しています。また、今後も安定的に活動を行っていけるように、来年度から“あそびのまほうサポター制度”も始める予定です。

→「子どもゆめ基金」とは?
子どもゆめ基金は国と民間が協力して子どもの体験・読書活動などを応援し、子どもの健全育成の手助けをする基金です。
興味がある方は以下のリンクを参照してください。

助成金を受けたい方 | 子どもゆめ基金
https://yumekikin.niye.go.jp/jyosei/index.html

■他に困っていることがあったら教えてください。
 運営スタッフが少ないことです。大学生などのボランティアの方に協力いただいていますが、より多くの方にご協力いただけたらと思っています。

■おもちゃはどう集めていますか?
 おもちゃコンサルタントの資格があることで、東京おもちゃ美術館からグットトイなどの良質なおもちゃを20種類程度、無期限で貸していただいています。そのほかおすすめしたいおもちゃを購入しています。

■どのようなおもちゃが人気なのですか?
 木のおもちゃなど、お店でなかなか出会えないおもちゃが人気です。

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■今後のイベントの予定
「おもちゃの広場」開催
日時:2024年3月24日(日)10:00~15:30
場所:尾張一宮駅前ビル(i-ビル)3F シビックテラス イベントスペース
参加費:無料(予約不要)

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■団体を訪問して(スタッフ:大西)
あそびのまほうさんへの訪問は2回目だったため、前回とは少し異なる視点から活動についてインタビューしました。
資金調達はどの団体さんも直面する課題の一つだと考えています。その中で、あそびのまほうさんは、サポート補助金や子どもゆめ基金を受け取り、活動を続けておられました。工夫しながら、子どもたちが安心して遊べる場所づくりを続ける姿から、古田さんの意志の強さを感じました。
おもちゃの広場がこれからも子どもたちの笑顔が輝く場所であってほしいです。

デジタルの遊びが増えている現在、子どもがおもちゃで遊ぶ機会は減少していっているのではないでしょうか?
みんなで遊べるおもちゃ、普段は目にすることのないようなおもちゃ、工作体験…子どもだけでなく大人までもワクワクするような環境でした。
おもちゃの温かみに触れられる「おもちゃの広場」、ぜひ参加してみませんか?
posted by iCASC at 12:51| インタビュー(訪問事業)

2023年12月12日

団体コラボレーション「一宮ボランティアグループリーダーの会×Prop」

令和5年度訪問事業訪問No.285-13
訪問先:一宮ボランティアグループリーダーの会&Prop
日時:2023年10月12日(木)(訪問スタッフ:安田)

一宮ボランティアグループリーダーの会と市民活動団体Propの団体コラボレーションに訪問。
お話を伺いました。

■一宮ボランティアグループリーダーの会(一宮VGL)
 ボランティア活動や市民活動の活性化、移送サービスなどの生活支援、市民と企業の協働フェスタ企画・運営を行うなど、市民の皆さんが安心して幸せに暮らすための支援をする団体です。

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■市民活動団体Prop
 大人向けにはWindowsやワープロの初歩、パソコンの相談、スマホとパソコンの違いなどを話題に、子供向けには電子回路やロボットカーの制作・プログラミングで、創る楽しさを体験などを行っています。そのほか田舎暮らしや自給自足も話題とした世代を超えた仲間づくりの会です。

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●2団体の出会いについて一宮VGLの会の日置さんにお話を伺いました。
 2023年3月に社会福祉協議会主催の「ボランティアを増やそう(i-ビルシビックテラス)」というイベントで、Propさんがパソコン関連で出展しており、交流を深めました。
 以前から当団体内でパソコンの扱い方に困っていたので「パソコン教室を開催してほしい」と相談したところ、「教室ではなく、相談室という形で」と回答いただいて、今に至ります。
 その後は、2023年6月8日から毎月1回(主に木曜日)に一宮市社会福祉協議会大和事務所で相談会を行っています。今回5回目となり、相談会として有意義な時間となっています。

●今日のテーマ「ドローンとパソコン」
 2023年10月12日(木)、社会福祉協議会にある一宮VGLの事務所を訪問。VGLの会メンバーとpropメンバーが真剣に話し合っていました。
 内容は、一宮VGLが用意した3台のドローンについて、Propが操作方法やwifi設定などをレクチャー。ところが、設定完了後いざ稼働ということころで、操縦が思うようにいかなかったとのこと。ドローン操縦は練習、技術が必要であり、羽の動作が時に危険なため、プロテクターを使用して目の保護を行うなど、操縦技術も並行して学習することが必要だとアドバイスされました。

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●参加者のコメント
・パソコンについて、長年の問題が解決しています
・先生が親身に相談に乗ってくれるので、大変恵まれています
・分からなかったことが理解できて、非常に奥が深いと感じています
・専門用語などわからないこともありますが楽しい。一所懸命やっています

●取材して(スタッフ安田)
 シニア団体によくある次世代継承、担い手問題、悩みをよく耳にします。IT関連は苦手分野で億劫になり後回しに。壊れたパソコンや操作に困って疲れ果てたシニアたちが、修理や手ほどきで手助け(prop)してもらって、笑顔になっていく姿が印象的でした。
 また今回、訪問の際に一宮VGLのInstagram(インスタグラム)が開始されていることに驚きました。団体のつながりではなく、プライベートで会った方に普段の市民活動を話したところ興味を持ってくれて30代とつながり、新たな出会いができたとのことです。
センタースタッフがマッチングすることもありますが、このような自然発生がとても素敵で「気になった団体や人は、まず声をかけてみる!」ということがとても大切だと感じました。

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posted by iCASC at 16:34| インタビュー(訪問事業)

2023年12月10日

いちのみやティラノサウルスレース運動会!

令和5年度訪問事業No.283-11
訪問先   一宮ティラノサウルスレースの会(銀座通りロータリー)
日時    2023年11月3日(金)(訪問スタッフ 川井)
タイトル  いちのみやティラノサウルスレース運動会!

■ティラノサウルスレースとは
ティラノサウルスの着ぐるみを着て競走する競技のことです。アメリカが発祥とされ、日本でもSNSなどで話題になって今注目されており、各地で開催されています。
一宮ティラノサウルスレースの会は、この競技を一宮で開催していく新しい登録団体です。

情報サイトはこちらから▼
https://www.138npo.org/info/group/index.php?group_id=610

2023年11月3日(金)、見事な秋晴れの下開催されました。
午前9時にレース参加者の受付を開始し、午前10時から午後4時までの丸一日の大イベントです。(プログラム参照)

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約70体のティラノサウルスが集結する姿は圧巻です。



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あまりの陽射しの強さに、参加者から暑い…という声が漏れます。
代表の柴山さんが水分補給してくださいね!影で休んでくださいね!と言って回っていました。




いよいよレースのスタートです。
位置について、よーいドン!

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さあ一斉走り出しました。短い手足を動かしながら走るティラノサウルスたちのかわいさに観客も魅了されます。




ティラノサウルスたちが何かを持っていますがわかりますか? 

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バトン代わりの、恐竜のお玉に乗せた恐竜のたまごです。
これを落とさないように走ります。




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大人の成獣レースの後は子どもの幼獣のレースも行われました。



■訪問して(川井)
レース直前にたくさんのティラノサウルスが銀座ロータリーに集結している姿は、普段の一宮駅で見ることのない異様な雰囲気もあり大変盛り上がっていました。訪問事業での見学でしたが、途中それを忘れるぐらいに楽しい時間を過ごしました。
私たちが楽しいと思える裏にはスタッフの並々ならぬ努力があります。短い準備期間で何度もミーティングを重ね、それは時に深夜にまでかかったと聞きました。イベントをするにあたりスタッフ確保、ボランティア募集、協賛企業声かけ、レース参加者募集や周知など本当にお疲れ様でした。スタッフについては柴山さんが団体を立ち上げた当初からあちこちで募集の声を上げており、センター登録団体の方たちもスタッフとして参加しており団体の繋がりも大事だと実感しました。
 団体登録だけではなく、他団体と繋がっていけるようにセンターイベントも上手に使ってもらえると嬉しいです。センター通信やセンターブログなどで発信する情報をお見逃し無いようチェックしてください。
2023年に設立したばかりの一宮ティラノサウルスレースの会をこれからもよろしくお願いします。

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イベント終了後、ボランティアで司会役とジャンボリーミッキーのダンスの先生を買って出てくれたふたりも一緒に記念撮影。
posted by iCASC at 09:53| インタビュー(訪問事業)

2023年12月08日

発達しょうがい支援学習会に訪問しました。はぴふるクラブインタビュー

令和5年度訪問事業No.278-6
訪問先:はぴふるクラブ(一宮市社会福祉協議会大和事務所)
日時:2023年8月26日(土)(訪問スタッフ:安田)

■「はぴふるクラブ」とは
 発達障がいを持つ当事者と保護者に対して、発達障がいで起きる困難や悩みについて支援・援助をおこなうと共に発達障がいについての勉強会や講演会などを通して一般市民への周知ほか、子供たちにも理解を深めてもらえるよう活動を行っています。

■代表の谷口さんが冒頭で挨拶されました。
 家族が発達障がいで、この人ならば話せる、理解し合える場所が必要と「はぴふるクラブ」を立ち上げました。
 2000年に発達障害支援法が設立されたのち、バスジャックなどの事件が起きると発達障がいが取りあげられ、情緒不安定の際の対処(落ち着かせる、場所を変える、手を洗う、水で洗い流す、顔洗う)ほか、カウンセリング、時に投薬の必要性を学びました。また、心理学を学ぶことで息子に近づけると思いました。
 発達障がいと診断されたときはホッとし、あなたのせいじゃない、レントゲンに映らない脳の異常ですよという言葉に救われました。ただ障がいのある2人の子供時代は兄弟関係が悪く、娘2人での旅行と息子との旅行を振り分けるなどコミュニケーションをとりました。就職時には思春期パニックが大変で1年でおさまって良かったと思っています。常に父母が守ってくれ、今は結婚した娘家族にも支えられて、この会を継続しています。

■発達しょうがい支援学習会・午前の部を訪問
 活動10年。今回はじめて当事者に体験談を話していただく機会を設け、当事者ほか23名が参加。今回は20代〜30代の当事者4名が学生時代や就職・職場のことなど過去を振り返り、現在の状況を発表しました。

1)Hさん
 はじめて「はぴふるクラブ」参加したのは着物リメイク教室でした。
 小中学校時代は勉強が苦手で、高校時代は特に雨の音が気になりました。予定が変更になるとパニックになり、就職してからは2つのことを言われるとできず、3年で退職。現在は水耕栽培の仕事につき、周囲に恵まれ幸せです。理解者が一人でもいてくれる場所が必要と思っています。

2)Tさん
 小学4年生くらいから人と接することや計算や勉強が苦手で、字が細かいと見えないこともありました。
特別支援学級に中学から入学。その後高等特別支援学校では、喧嘩した時に友達からの優しい言葉で心が救われたこともありました。
 現在は社会人で仕事は発送作業などしています。障害者スポーツも行っており、選手として県大会での優勝経験もあります。

3)Tさん
〜Tさんの様子をご家族が伝えます〜
 養護教諭のすすめで特別支援学級へ行くと、アットホームな環境で情緒が落ち着きました。この養護教諭の言葉で周りの先生方の見る目も変わり、私も息子を見る目が変わりました。先生の理解がとてもありがたく、あの時があったから今があります。
 その後は高等特別支援学校へ通ったのち、就職が決定。今は、指導員のもとタオル畳みの作業や時に後輩の指導も行って勤続20年です。現在は公私ともに充実しているようです。

4)Tさん
 仕事は事務補助を行い勤続18年。家族の弁当づくりなど料理が得意で、食べることや作ることが好きです。保護犬・保護猫のお世話をしてペットとのふれあいが癒しです。
〜Tさんの様子をご家族が伝えます〜
 小中学生時代にだんだん仲間に入ることができなくなりました。計算が苦手で学習障害ではと感じ、絵を描くと落ち着きました。高学年では絵と詩をセットにして、個展を行いました。
現在は展覧会などを開催しており、来場者の方がノートに感想文を書いていただくことで自信がつくようになりました。

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■団体を訪問して(スタッフ:安田)
 参加者の方からも多く質問があり、谷口さんや当事者が答えるなど活発な質疑応答が行われました。
 家族・学校・職場、当事者のこだわり、見守る側からなど悩みは様々です。学校対応は、先生からの勧めやアドバイスはしにくいのが現状のようで、病院の受診や検査の必要性を感じました。お子さんの将来を心配する親御さんが多く、一人で行く、自ら通う病院探しをネットや口コミなど敏感に情報のアンテナを張ることが必要と思われた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
 今回代表の谷口さんや当事者の方に許可をいただいてコメントを掲載させていただいております。このインタビュー記事が悩んでいる方々の何かのきっかけになれば幸いです。

●はぴふるクラブの今後の活動
・30回目の親子絵画展 令和5年12月20日(水)〜28日(木)ギャラリー葵 ※月火休み
・当事者説明会  令和5年1月5日(金)一宮市市民活動支援センター
・発達しょうがい支援学習会 令和5年1月14日(日)一宮市市民活動支援センター
posted by iCASC at 16:59| インタビュー(訪問事業)

2023年12月07日

親子で楽しめる様々な催しを開催!ゆりかご会インタビュー

令和5年度訪問事業訪問No. 284-12
訪問先:ゆりかご会
日時:2023年9月22日(金)(訪問スタッフ:安田)

■ゆりかご会
 孤独感に浸ることのないよう年代を超えて赤ちゃんからおばあさんまで、ゆりかごのように包み込みながら女性が元気になるよう、結婚、出産、子育て、仕事、趣味を応援する会です。

いちのみや市民活動情報サイト https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=481

■「にじいろの夢さがし」とは
 子どもたちが夢をみつけ歩むため、一人一人の個性を生かした夢さがしを応援する企画です。夢がある子も無い子も、また不安な子も、それぞれが輝く場所をみつけられるよう大人たちがサポートします。

■「にじいろの夢さがし」開催!
 2022年1月から勉強会や準備会などを重ねるごとに、子どもたちのやりたいという声が形になり、どんどん大きなイベントに。1年半の準備を経て、2023年9月10日(日)いよいよ当日、尾張一宮駅前ビル(i-ビル)3階のシビックテラスで開催されました。
 シビックテラスでは、4歳から対象の夢を語るステージや、浴衣でのランウェイほか、セミナーやママのマルシェも行われ、満席のブースもあり大盛況!キッズボランティアが自主的に企画運営ができるようにと、配慮されていました。ボランティアの方の多くの支えもあり、この日は約800名の方が来場されました。

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●取材して(スタッフ安田)
 代表の森本さんは、元女子サッカー日本代表です。スポーツを通して夢を叶えた経験は説得力があり、また、今回のイベントの実施報告(※1)を拝見し、企業、参加者、ボランティアの皆さんへの丁寧な対応を感じました。この「にじいろの夢さがし」を通して、お子さんと高齢者施設もつなげていきたいと意欲的なお話も伺い、世代を超えて交流の場をつくっていきたいとのことです。
 そのほか、一宮市内のカフェ、施設などで様々なテーマのイベントを開催されていますので、興味のある方は参加してみてください。
(※1)実施報告=一宮市市民活動支援センター団体ファイルNo.481にあります。

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posted by iCASC at 10:39| インタビュー(訪問事業)

2023年12月02日

たなばたハートクラブに訪問しました!

令和5年度訪問事業No.282-10
訪問先:たなばたハートクラブ
日時:2023年10月8日(日)(訪問スタッフ 木村)

たなばたハートクラブは、音楽などを通した幅広い世代でのヘルプマークの周知及び教育を推進し、イベントや講演会などを通して病気や障がい当事者、児童、その他社会生活における不当な差別・偏見による「見えない苦しみ」の軽減と心のバリアフリー化を目指す団体です。

情報サイトはこちらから▼
https://www.138npo.org/info/group/index.php?group_id=393
Instagramはこちらから▼
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代表の末守さんにお話を伺いました。

■団体をはじめたきっかけは?
 個人で自身の体験をもとにした啓発活動を個人で行っていましたが、まだまだ難病や障害について知られていないと感じたため、さらに活動を広げたいと思い、団体を始めました。
■団体の活動内容
 音楽などを通して、ヘルプマークの普及活動をしています。最近は、i-ビル3階のシビックテラスにあった七夕のステージで音楽を発表したり、国営木曽三川公園138タワーパークで講演や音楽発表をしたりしました。
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■活動上の課題や困りごとは?
 大人にヘルプマークの興味を持ってもらえていないと感じます。ヘルプマークは名前だけ知っているのではなく、そのマークの意味や使い方などを理解しないと支援する側も当事者側も上手く活用できません。より多くの人にヘルプマークの深いところまで知ってほしいと思っています。

■印象に残ったエピソード
 ある病院で、慰問活動として歌や盆踊りを発表した時、障害のある人ない人関係なく、皆が輪になり、一体となったことが、ここ最近で印象的なことです。今までの活動の中で一番全員が一つとなり、その時間を皆で共有できたと感じています。

■今後行っていきたい活動
 子どもの啓発活動を行っていきたいと考えています。子どもが福祉について学ぶことで、ゆくゆくは大人の福祉への姿勢も変わり、関心を持ってもらえるのではないかと考えています。

■団体を訪問して(スタッフ:木村)
 ヘルプマークについて今回詳しく教えていただきました。支援者だけでなく、ヘルプマークを活用する当事者もマークの活用方法を知らずに持つ人や使っていない人がいると聞き、驚くと同時に、もっとヘルプマークの事を多くの人が理解する必要があるのだと改めて感じました。ヘルプマークがあることで、いざという時に役立ち、命をも救う手立てになるのだと学びました。
また、末守さんのお話の中にあった、「障害のある人ない人に関わらず、皆が一体となる」という言葉が印象に残りました。社会の中で少しでもそのような瞬間が増えれば、より多くの人にとって居心地が良くなるのではと思いました。
たなばたハートクラブさんの活動が広がっていけるよう微力ながら応援できればと思っております。
posted by iCASC at 11:10| インタビュー(訪問事業)