2020年03月28日

NPO法人中部プロボノセンター主催『プレミアムプロボノプログラムin東海』報告会へ参加し、保育楽しも〜会の活動報告を聞いてきました!

令和元年度訪問事業No.216-22
訪問先:NPO法人中部プロボノセンター主催『プレミアムプロボノプログラムin東海』報告会(保育楽しも〜会活動報告)
2020年1月11日(土曜日)担当:今福

 NPO法人中部プロボノセンター主催の『プレミアムプロボノプログラムin東海』報告会へ参加し、半年間のプロボノ支援を受けた保育楽しも〜会の活動報告を聞いてきました。
※プロボノ支援期間中に保育楽しも〜会の活動へ訪問し、様子やインタビュー内容等ブログで紹介しています。
http://138cc.sblo.jp/article/186667206.html

◆各訪問団体の活動目的・内容(いちのみや市民活動情報サイトより)
NPO法人中部プロボノセンター
【活動目的】
 社会課題を解決しようとする非営利活動を行う団体(NPO)に対して、社会人の持つ知識、技能、経験を適切に提供することにより、非営利団体の事業活動をいっそう向上させることを通じて社会に貢献することを目的に活動している。
【活動内容】
 受託企業から登録、推薦された社員(或いは、受託事業で一般公募されたメンバー)をプロボノメンバーとして育成研修を行う。また、センターの登録団体に対して事業内容を告知し、団体の活動に寄与するために、プロボノ活動について説明会を開催する。その後、プロボノとNPO団体とをマッチングし、地域市民のために活動しているNPO活動の活性化に寄与する。(事業計画立案、業務改善プログラム作成、IT関係など)
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=495

保育楽しも〜会
【活動目的】
 専門性を活かして子どもたちとかかわる保育士の難しい仕事を応援支援します。仲間と共に学びましょう!
 保育士の仕事は、それぞれの家庭の大切なお子さんをあずかり、健全な成長を援助していくことです。しかし、昨今は忙しく様々な状況におかれている保護者に代わり、全面的にお子さんの生活を支えることが重要になってきており、幅広い知識と高度なスキルが要求される難しい仕事です。また、その知識やスキルは、保育士個人の努力に期待されていることが多く、忙しい勤務体制の中、同僚と学び合うことが、難しいのが現状です。例えば、保護者の就労に合わせ、保育園は長時間開園しています。保育士は、その開園時間に合わせ、早番、遅番などの時間差勤務をします。そのため、同僚との保育について話す、聞く、共有する時間がほんのわずかしかありません。その時間が少ないことで、仕事が閉鎖的になります。そんな保育士の仕事を、同じ園の保育士ではないけれど、つながりあい、学び合うことで、楽しくやりがいのあるものにしていきたいと思い、保育士の応援、支援をしています。
【活動内容】
その1:若い保育士や保育士を目指してがんばっている学生に、困った時には気楽に相談できるような、そんな場所を作ります。
その2:現場で役立つスキルを伝授します。
その3:保育に役立つグッズを貸し出します。
その4:ワークショップを開催しています。
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=472

◆『プレミアムプロボノプログラムin東海』について
 現役ビジネスパーソンが「プロボノ(※1)」として、非営利活動を行う団体(NPO)を支援するプログラムです。NPO法人中部プロボノセンターにてNPO理解の研修を受けた現役ビジネスパーソンが、団体の課題や悩みに対して、仕事で培った知識やスキルを活かしアドバイスや支援を行います。プロボノメンバーが支援先団体の課題認識を共有しつつ、企業で培った知識・技能・経験を適切に提供し、その支援全体を通じて社会に貢献することを目的としています。NPO理解の事前研修を受講した提携企業社員が、チーム(約 5 名)で支援に臨み、企業にとっても「企業の社会的責任(CSR)」を果たすことにつながるため、無償での支援活動が可能となっています。
(※1)プロボノ(特定非営利活動法人中部プロボノセンターHPより)
 社会人が自らの専門知識や技能を生かして参加する社会貢献活動です。「公共善のために」を 意味するラテン語「Pro Bono Publico」を語源とすることばで「社会的・公共的な目 的のために、職業上のスキルや専門的知識を生かしたボランティア活動」を意味します。
https://probono-chubu.org/

◆『プレミアムプロボノプログラムin東海』報告会
 報告会はNPO法人中部プロボノセンターの事務所がある日本陶磁器センタービル(名古屋市東区)4階の多目的ホールで開催されました。

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 保育楽しも〜会の他、刈谷市のNPO法人かきつばたフレンズの活動報告がありました。2団体ともパワーポイントで半年間の活動についてまとめられ、自団体の活動報告の時には団体とプロボノ全員が前に立ち、プロボノリーダーがパワーポイントに沿って活動の報告をしました。2団体とも共通して、まずは団体がどのような目的でどのような活動をしているのかじっくり聴くことを大切にしていました。それをベースに、団体がどのような課題を抱えているのかを聞き、その課題に対し、調査や分析を通して全体を俯瞰して見て、今後の団体の方向性、この半年間でできることは何かを見出し、具体的な支援を実施していました。分析はSWOT、3C、PESTなどビジネス的な方法が活用されていました。それぞれに団体の課題は違いますが、その課題解決に向け、プロボノの方たちも真剣に真摯に寄り添いながら取り組んでいた様子が伝わってきました。
 この報告会は次期プレミアムプロボノプログラムin東海で活動予定のプロボノメンバーの育成研修も含めており、報告後の質疑応答では、活動のポイントなどを先輩プロボノへ質問する場面もありました。
 報告会後は懇親交流会があり、団体やプロボノ、企業、中間支援機関など、さまざまなセクター、立場の参加者と交流、情報交換など行いました。

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◆保育楽しも〜会の活動支援とその成果・結果のまとめ
〜団体の困りごと、必要な支援〜
団体の困りごと:活動への参加者が集まらない
団体に必要な支援:真の受益者(離職予備軍の保育士)を発見できるように、活動に参加する保育士数を増やすことが必要。参加者数を増やすために、「団体の目的・活動内容の明瞭化(法人化検討)」、「わかりやすく、伝わる情報公開(情報発信基盤の整備)」の2点の支援を実施。

〜経緯〜
団体と検討の上、法人化は一旦棚上げ ⇒ まずは基盤づくりとして、明瞭な定款作成を目指す、その先に情報発信力の向上、仲間集めに繋げる。

〜その成果・結果のまとめ〜
【成果】
・団体の定款・考え方の整理
 団体としての在り方を上手く表現出来ていなかった状態から、目的・活動内容・考え方が整理でき、相手に伝わる状態になった。インプットとアウトプットを繰り返すことで、代表自身が課題に気付き、克服したことが大きい。
・団体の視える化と情報発信のルール化
 定款を含めた、団体としての考え方を整理する中で、団体代表の『頭の中の整理と視える化』のために、HP及び情報発信ツール(主にSNS)の整備を用いた。それにより2次的効果として、定款同様、上手く機能していなかった情報発信ツールが機能する状態にできた。
【結果】
・参加者を集めるための基盤づくり完了
協力者が2人 ⇒ 3人に増加(一旦1人に減ったが、その後2人増加)
会員が6人 ⇒ 14人に増加
 団体の定款及び、代表の考え方を整理出来たことで、代表が団体及びご自身の考えに自信を持ち、更に、相手に視える・伝わる状態となったことが影響していると推測する。

◆保育楽しも〜会を支援したプロボノより活動を終えての所感とインタビュー
〜所感〜
【学んだこと】
・マーケティングのフレームワーク手法の座学と実務経験を経ることにより成長を実感した。
・問題の抽出・把握・解決のスキルレベルが上がった。短い時間で質問し、整理・把握し、更に質問し、深掘り、その後、整理といった思考・作業が想像以上に難しかった。
・事前研修で学んだことは非常に有用であり、それをベースに実践ができ、理解が深まった。
【気を付けたこと】
・団体との信頼関係構築を最優先と捉え、活動した。
・少々厳しい指摘も重要だが、その際は団体のモチベーション維持にも注意を払った。
・団体・メンバーに一方的、または過度な負担がかからないよう、お互いが補完し合える関係の構築に努めた。
【反省】
・団体の『目指す姿』を誤誘導してしまった。前半の終盤での団体の『目指す姿』を、団体と一緒に考えた際に、ビジネスマンの性で団体の規模を代表が望むレベルよりも大きく誘導し、代表を混乱させてしまった。
【感謝】
・我々の勝手な都合やアドバイスに反発することなく、聞き入れて頂いた団体代表に感謝すると共に、代表から有難い感謝の言葉を何度か頂いたことに、本活動に参加できたことを有難く感じる。中部プロボノセンター並びに研修に参加させて頂いた各企業様にも感謝します。

〜インタビュー〜
報告会後、プロボノ4名のうち2名の方にインタビューをし、今回の活動の感想も交えながら、団体、市民向けにプロボノやボランティアに関するメッセージを頂戴しました。

Aさん:プロボノ支援では、とにかく団体に寄り添うことを大切にしました。団体や市民へのメッセージとしては、団体も企業もプロボノという社会貢献に遠慮なく門を叩いてほしいです。団体は市民がより良い生活が送れるよう活動しています。企業もそこに共感して支援しているので、市民の方も団体の支援を使ってくださいね。

Bさん:企業で働いているけど、社会貢献したい、どうしたらよいのかわからないという人たちはけっこういると思います。団体はそういう人たちに活動するチャンスを与えてあげてください。私は今の仕事で「ありがとう」と言われることないですし、ビジネスマンとして新境地を作りたいという想いもありました。ぜひ積極的に団体側も「こういう人がほしい」というのを発信してくれると、団体側とプロボノ(ボランティア)、お互い良い関係がつくれるかなと思います。市民の方に伝えたいのは、ボランティアは活動だけでなく、寄付というかたちもあります。寄付はお金だけではなく、物でもいいんです。保育楽しも〜会さんの場合、布などの提供でも助かります。実際に布を提供したいと思っている企業があっても、保管場所がないという問題もあり、場所を提供するという支援もできます。

◆保育楽しも〜会代表の伴野さんへプロボノ支援を受けての感想をお聞きしました
 率直に「楽しかった!」ですね。プロボノはとても温かく、人柄の良い話しやすい方たちでした。上から目線ではなく、保育についてわからないので教えてほしいというスタンスで・・・だから本音を言うことができました。最初は正直よくわからずスタートしましたが、自分の思いや団体の目的が明確になりました。これまで団体の活動に協力してくれる人は友人でしたが、最近は団体の活動目的を知って共感し、協力してくれる方が現れるようになりました。活動目的をしっかりと伝えられるようになったことは大きな進歩だと思います。
 たくさんの情報があり、なかなか隅々まで見ることは難しいので、センターにこのような(プレミアムプロボノプログラムin東海)説明会があることを教えてもらえたことは良かったです。

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◆活動訪問とインタビューを通して感じたこと(今福)
 各団体スタッフもプロボノの皆さまも半年間、本当にお疲れ様でした!それぞれの得意や不得意、凸凹を埋め合えるようなWinWinなかたち、とてもいいなと思います。
 今回の報告会に参加し、企業の力が活かされているなと感じたのは、調査と分析。ビジネス分析は、その団体の強みや弱み、状況、立ち位置などを客観的に捉えることができました。調査に関して、上記に記載していませんが、もう1団体のNPO法人かきつばたフレンズの調査が印象的でした。当初の目標は就労継続支援B型事業所の利用者(障がい者)へ支払う「工賃を上げたい」でしたが、調査を通し、真の目標は「刈谷で利用者が地域で安心して暮らしてもらうために充実したサポートを提供したい」であることに気付くことができました。その調査の一つは、利用者と相談員へのアンケート。利用者が利用を決めた理由、相談員が紹介にあたって重要視する点の1位、2位は工賃ではなく、「施設の雰囲気」「職員の対応」でした。工賃アップも大事だと思いますが、そこに注力して施設の雰囲気や職員の対応が後回しになってしまったら、真の目標(目指す姿)とはズレが生じてしまったかもしれません。調査と分析の大切さを感じたエピソードでした。
 今回、保育楽しも〜会の伴野さんは自分の思いをプロボノとの対話や支援を通して明確化、言語化、視覚化することができました。「思い」は原動力なので必ず必要だと思いますが、支援を本当に必要としている人、活動に協力してくれる人へ伝えるには、伝わる環境が必要だと改めて感じました。
 センターとして、引き続きこのような活動へ協力していきたいと思っています。また、センターが登録団体へ直接相談支援も行っています。活動目的と活動内容を明瞭化、より伝わりやすい内容にすることや広報支援など、お気軽にお声がけいただきたいです。
 最後に、この報告会に参加して団体やプロボノの方たちとお話し、結局は「人と人」だな・・・と感じました。NPOや企業、行政といったセクター、また、さまざまな背景や立場がありますが、それよりも、一人の人として関わる気持ちや姿勢が最終的には良いかたちを生んでいくのだと思いました。
posted by iCASC at 15:19| インタビュー(訪問事業)

2020年03月05日

NPO法人おさんぽや×大同プロボノプログラムの打ち合わせに伺いました。

令和元年度訪問事業No.218-24
訪問先:NPO法人おさんぽや 大同メタル工業プロボノミーティング(大野極楽寺公園)
2020年2月1日(土曜日)担当:安田

■NPO法人おさんぽや×大同プロボノプログラムの打ち合わせに伺いました。
NPO法人おさんぽやは2019年6月にNPO法人化後、10月には大同プロボノプログラム(※2)の支援団体となり、活動がパワーアップしています。
2020年2月1日(土)、大野極楽寺公園で行われた打ち合わせに伺いました。
プロボノが入ることで、現在に至る団体活動の精査や未来に向けて具体的なビジョンを立てるなど、市民団体と企業が団体の活動について一緒に考えていきます。市民団体としては、企業のプロフェッショナルなスキルが入ることで更にステップアップする機会でもあります。

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(※1)プロボノ(特定非営利活動法人中部プロボノセンターHPより)
 社会人が自らの専門知識や技能を生かして参加する社会貢献活動。「公共善のために」を 意味するラテン語「Pro Bono Publico」を語源とすることばで「社会的・公共的な目 的のために、職業上のスキルや専門的知識を生かしたボランティア活動」を意味します。
http://probono-chubu.org/
(※2)大同プロボノプログラム(特定非営利活動法人中部プロボノセンターHPより)
大同メタル工業株式会社が、創立80周年を契機として、地域社会の課題に取り組んでいるNPO団体を資金面で助成するとともに、大同メタル工業の社員が仕事で培ったスキル、経験等を活かし、プロボノとして支援するプログラムです。
http://probono-chubu.org/prpbpnoworks/daido-metal-probono/

■子育てに役立つ冊子づくりに向けて
 今回のプロボノプログラムでは、子育てに役立つ冊子づくりに向けて活動しています。一宮市内の子育て世代に役立つことを軸に、市内子育て団体と連携して、各団体のイベントをカレンダーとして紹介。各イベントの中に必ず防災の時間を盛り込むなどして、おさんぽや独自の冊子づくりに取り組んでいます。
大同メタル工業さんとの打ち合わせでは、先回の打ち合わせ後に防災の勉強で訪れた九州の災害母子支援センターの視察の報告や一宮市内企業がつくる防災食の試食、冊子の制作に向かっての概要やコンセプト、キャラクター設定、市内団体との連携の確認など様々なことを行っていました。また、2月末のプログラムの成果発表に向けて、今までの流れを振り返って修正やまとめも行っていました。

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■取材して
打ち合わせにお伺いすることは内情を知ることにもなるので、抵抗があったのでは?と思いますが、おさんぽやも大同メタル工業さんも快く迎え入れてくださって感謝しています。
プロボノが入ることは、期待などワクワクする一方、市民団体としては「何か言われるのでは?何かが変化してしまうのでは?」と不安もあったのではないかと思い、とても勇気のある決断と思っていました。しかし、実際に訪れてみると、ミーティングされる様子は和気あいあいとしていて、企業と市民団体の垣根は感じられませんでした。大同メタル工業さんもプロボノで入っているとはいえ、打ち合わせだけでなく、おさんぽやの日常活動に見学や体験をされていたそうで、ご家族同士のような雰囲気もありました。3月にプログラムが終了するとのことで、名残惜しさも感じて、半年間で育まれた温かい関係がとても素敵でした。
今回、同席させていただくことで大変勉強になりましたし、このプログラムの完成でおさんぽやの冊子が一宮市内の子育て世代の家族に広まって、ご家族でのイベント参加やご家庭で防災に取り組むきっかけになったらと思います。(スタッフ:安田)
posted by iCASC at 09:45| インタビュー(訪問事業)

2020年02月12日

団体マッチングを行いました!社会福祉協議会×包括支援センター×一宮まごころ×三輪×おさんぽや

令和元年度訪問事業No.217-23
訪問先:社会福祉協議会×包括支援センター×一宮まごころ×三輪×おさんぽや
(NPO法人一宮まごころ ふじた亭)
2020年1月18日(土曜日)担当:安田

■団体マッチング「社会福祉協議会×包括支援センター×一宮まごころ×三輪×おさんぽや」
 2020年1月18日(土)、一宮市文京にある NPO法人一宮まごころの「ふじた亭」で、多世代交流のふれあいサロンが行われました。
 この事業は、社会福祉協議会の出張サロンとして行われ、赤い羽根共同募金の配分金を財源として開催されました。
 一宮市市民活動支援センターの登録団体であるNPO法人一宮まごころから、「子育て世代向けに、防災のお話ができる団体はありませんか」と相談がありましたので、当センター登録団体のNPO法人おさんぽやを紹介しました。おさんぽやは、2016年に活動を開始し、2019年にNPO法人化したばかり。一宮市内の新旧NPO法人のマッチングにもなりました。
 市民活動支援センターでは、会議室や作業室利用などのハード面の支援だけでなく、団体同士のつながりづくり、事業展開など、ソフト面でも様々な支援を行っています。

■「ふじた亭」で多世代交流のふれあいサロンが行われるのは2回目でした。
 前回のテーマは「介護」だったそうですが、今回は「防災」。開始の午前10時から、ご近所のシニアや親子連れなど多くの方々が集まりました。
 はじめに、おさんぽやが「子育てぼうさい~ちょい防災ススメ~」と題して、2017年に発生した九州北部豪雨災害時の避難所状況や福岡市にある災害母子支援センターきずなの取り組みなどを例に、ママ目線で発災前の自助についてお話しをし、その後は社会福祉協議会の2団体が防災お菓子ポシェットづくりなどを行なって、みなさん楽しく防災について学んでいました。
 最後は、ふれあいサロンの「サロン名選挙」でサロン名が「つむぎサロン」と決定!大変賑やかでした。次回は3月28日(土)10時〜12時「お花見お散歩会」を予定しています。
 「ふじた亭」は、一宮市のおでかけ広場として登録されていますので、ぜひご利用ください。

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■NPO法人一宮まごころ http://www.npo-magokoro.jp/

■取材して
 団体が活動拠点を活かして事業をどのように行うか、また、どのような人達が集まっているかなど、現場に行かないと分からないことがあります。アウトリーチと言います。
 今回の訪問では、スタッフが参加者にレクチャーしている様子で普段の関係性が見えたり、ワークショップで3世代がワイワイと過ごしている姿が見られて、誰もが集える拠点に心が温まりました。
最近は、拠点を持って新たな事業を展開する団体も増えてきています。地域の課題は山積していると思いますが、気軽に集まる場所が増えてきて、いいことだと思います。
 社会福祉協議会は福祉に特化した事業、市民活動支援センターは様々な分野で活動する団体の支援、それぞれ違う組織ですが、情報の共有をはかっています。それぞれの組織が、市中心部である尾張一宮駅前ビル(i-ビル)にありますので、今回のような連携もしやすいし、重要だと思っています。
 仕事そっちのけで集中してしまうほど、防災お菓子ポシェットづくりは興味深いものでした。
市民活動支援センターでは、このように団体と団体やほか様々なマッチング事業を行っていますので、ぜひご相談ください。(スタッフ 安田)

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posted by iCASC at 13:33| インタビュー(訪問事業)

2020年01月09日

名古屋大学減災館で行われた「要配慮者利用施設講習会」にNPO法人高齢者住まいる研究会が登壇!

令和元年度訪問事業No.215-21
訪問先:NPO法人高齢者住まいる研究会(名古屋大学減災館講座)
2019年11月26日(火曜日)担当:安田

■NPO法人高齢者住まいる研究会(いちのみや市民活動情報サイト・法人ホームページより)
 医療・高齢者ならびに障害者施設及びその事業者に対して、BCP(事業継続計画)に関する事業を行い、災害時等においての事業継続に関して、業態維持と業務維持に寄与することを目的として活動しています。BCP(事業継続計画)に関する普及・啓発活動として、福祉施設・防災講座等での災害想定ゲーム「KIZUKI(気づき)」の演習や策定支援事業を行っています。

■一宮から熊本へ
一宮市出身、一宮市在住の高齢者住まいる研究会の寺西理事長。2016年4月に起きた熊本地震をきっかけに現地と交流を育み、3年後の2019年4月に熊本へ移住。現在、熊本県上益城郡御船町の老人総合福祉施設グリーンヒルみふねで福祉業務に携わりながら、災害想定ゲームの演習やBCP策定支援事業を行っています。
熊本へ移住してから10か月。一宮市在住時と同様に活発に活動し、5月の「中部ライブガードTEC」や10月の「ぼうさいこくたい2019@NAGOYA」など名古屋で開催されたイベントに登壇したり、地元一宮市内の市民活動団体とコラボレーションイベントを行ったりして、地元一宮へ戻る機会も多いようです。

■名古屋大学減災館で行われた「要配慮者利用施設講習会」に参加しました
 2019年11月26日(火)、名古屋大学減災館で行われた「要配慮者利用施設講習会」に寺西理事長が登壇とのことで参加を含めて訪問を行いました。
この事業の主催は「あいち・なごや強靭化共創センター」です。同センターは、大規模自然災害の発生に備え、産学官で戦略的に愛知、名古屋の強靱化を推進するため、愛知県、名古屋市、名古屋大学が共同で設置したシンクタンクです。今回は、愛知県内の要配慮者利用施設職員、介護・障害者相談支援専門員、社会福祉協議会職員、行政職員等を対象にした無料講座。高齢者住まいる研究会による「災害想定ゲームKIZUKI」の演習やグリーンヒルみふね職員の石橋さんによる「熊本地震 命を守る! 被災地から未災地へのメッセージ」と題した講義とワークショップ、そして愛知県建設局河川課職員による「水害等への備え」の講義も行われ、盛りだくさんの4時間でした。
翌日には、実践編として避難所運営ゲームHUG(社会福祉施設バージョン)の演習、同じく講義とワークショップが行われ参加者が具体的に災害対策を進める手法をレクチャーされたそうです。

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高齢者住まいる研究会の寺西さんとグリーンヒルみふねの石橋さん

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※要配慮者施設:老人福祉施設、障害者支援施設、児童福祉施設等
※あいち・なごや強靭化共創センター http://gensai.nagoya-u.ac.jp/kyoso/index.html
※グリーンヒルみふね https://greenhillmifune.com/destination

■取材して
グリーンヒルみふねの石橋さんが熊本地震の体験として、孤立化した施設の状況や「災害時だからといって利用者さんは待ってくれない、仕事を継続しなけなければならない、一刻も早く元の状態に戻さなければ」と必死で動かれたリアルな話が心に響きました。
今回の講義で、寺西さんが熊本でどのような活動をしているかを知ることもできましたし、一宮から発信された「災害想定ゲームKIZUKI(気づき)」は、全国の方々が体験されており、施設で働くスタッフの方々もこのゲームから気づくことも多いと感じました。
5年前、寺西さんが「地震のこと真剣に考えて早く進めないと」「ゆったり考えている時間はないんだよね」とお話されていたこと、そして「防災を考え始めたら抜けられなくなった」と笑顔で熊本に出発された様子が印象に残っています。様々なことを経験し、また一宮での活動も期待して、こちらの地域の防災を少しでも強化できるような活動を私自身もできたらと思っています。
(スタッフ:安田)
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posted by iCASC at 12:39| インタビュー(訪問事業)

NPO法人おさんぽや「ワークショップ:スウェーデンの環境教育と親子のつながり」を開催!

令和元年度訪問事業No.211-17
訪問先:NPO法人おさんぽや
2019年11月2日(土曜日)担当:安田

■任意団体「おさんぽやふぅのみ」はNPO法人「おさんぽや」へ。
 2016年に任意団体として活動をスタート。2019年6月にNPO法人化へ。
子どもとその親、子育てに関わる全て人に対して、環境教育や子育て支援に関する事業を行い、孤独になりがちな子育て環境や子どもが育つ中で起こる問題の改善や解決を図り、時代と共に変化する子育て環境に対応しつつ、家庭や地域全体で子どもを育てる力の向上に寄与。活動内容は、おさんぽ会・子育てまちづくり・食育・子育てイベントなど4つの事業を展開しています。
◎おさんぽ会事業
・おやこさんぽ「さくらんぼ組」 未就学児対象 自然の中で親子で仲間で一緒に過ごそう。
・預かり保育「やまもも組」2〜6歳対象 お母さんから少し離れて、大冒険に出かけよう!
・BOUSAIピクニック 子育て中の親子、保護者など対象 楽しみながら災害時の備えをしましょう。
◎子育てまちづくり事業
・杜のおはなし会
未就学児親子対象 真清田神社にて、神主さんから手水の習い、地域の話を聞いたり、わらべ歌をうたいましょう♪
◎食育事業
・まんまるぽんぽ
未就園児親子、子育て中の保護者 管理栄養士監修の美味しい手作りメニューの説明&実食、わいわい食卓を囲もう!
◎子育てイベント事業
地域商業施設にて、子育てイベント開催や防災イベントへ参加し、子育てをみんなで考える場の提供をしています。
※いちのみや市民活動情報サイトより

■スウェーデン30年在住の阿久根佐和子さんを迎えてワークショップを開催!
 代表の安藤さんが森のようちえんで勤められていた時に、日本で開催されたフォーラムに、野外活動と保育をおこなっているスウェーデン在住の阿久根佐和子さんが来日されたのが出会い。
スウェーデンや阿久根さんの活動のお話に感銘した安藤さんは、その後2012年に子連れでスウェーデンを訪問。2回目の2019年6月は、おさんぽや副代表の戸松さん家族とともに訪問しています。

■ワークショップ「スウェーデンの環境教育と親子のつながり」
2019年11月2日(土)、「スウェーデンの環境教育と親子のつながり」について、一宮市市民活動支援センターでワークショップが行われました。
子どもたちの活動をサポートされている方やプレーパークを運営している方、主婦など様々な立場の方が5名と、「おさんぽや」安藤さん、戸松さん、そして阿久根さんとご主人、合わせて9名が集まりました。
はじめに安藤さんから阿久根さんの紹介があり、阿久根さんとの出会いや日本はお母さんと子どもの距離が近く、スウェーデンは人が自立していくためにはどう育てていくかを学んだこと、また何歳からでも挑戦できる勇気が出たことなどをお話されました。
続いて、阿久根さんからスウェーデン語で自己紹介があり、スウェーデン在住になった経緯などは日本語でお話され、スウェーデンへ渡った当時は貧しい国だったけれども、人の権利を大切にして、自分がこうやりたいと思えば広がっていく国であり、やり直しがきく社会であるとお話されました。

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■取材して(スタッフ:安田)
スウェーデンと日本では、環境、教育、人権、政治、生活スタイル、日用品、そして未来のこどもたちへの考えなどが、全く違うということに驚き、日本での生活を当たり前と思っていたことに怖さを感じました。特に環境については、考え方は国それぞれで違うと思いつつも、生活に取り入れられそうなものは行っていけたらと思いました。
もう一つ印象に残ったのは、ワークショップの際、ロープを使ってトークするスタイルを取り入れていたことです。参加者から様々な質問や意見が飛び交い、少人数で凝縮されていて、時に深掘りして色々なことを考えていらっしゃいました。意見することに遠慮しがちになってしまいがちですが「意見を言う」「想いを伝える」という環境は私も大変参考になりました。
最近、「一宮市はトカイナカ(都会&田舎)」という言葉を聞きますが、岐阜・名古屋から電車で15分近くの距離ながらも自然に溢れ、無料で利用できる公園も充実しています。おさんぽやは、大野極楽寺公園を拠点として多くの親子連れで集い、活動当初から施設関係者とも積極的に交流しながら活動しています。
安藤さんが「日本のいいところ、一宮のいいところがあるはず、探したい」とおっしゃっていましたので、自然を利用したアットホームな子育て環境づくりを引き続き見守っていけたらと思います。

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posted by iCASC at 11:46| インタビュー(訪問事業)

2019年12月19日

NPO法人パンジー「外国にルーツのある子どもたちの夏休み宿題支援」へ訪問しました!

令和元年度訪問事業No.206-12
訪問先 NPO法人パンジー
2019年8月14日(水曜日) 担当:今福

●NPO法人パンジー
【活動目的】
この法人は、障害児者とその家族に対し、充実した余暇活動の機会と障害児者の心身の発達と自立した社会生活の支援に関する事業を行い、障害児者とその家族が充実し、安心した日常生活を送ることができる地域社会の創造に寄与する事を目的とします。
 私たちは、障害者とその家族のニーズに対応し、地域に暮らす障害を持った子どもたちが、家庭以外においても、穏やかに安心して、充実してすごすことのできる場所、そしてまた、家族同士の交流や相談の場としても広く活用されるプラットホームを創ることによって、子供たちの健やかな成長を共に考え、話し合いながら支え、障害者とその家族が安全・安心を担保し、毎日を楽しく過ごすための拠点となることを目指します。
【活動内容】
■放課後デイサービス:感覚統合遊具などを使った療育、パソコン、音楽療法など。
■手芸部:企業コラボによる改造ミシンを使って手芸品づくり、車いすでも着やすい衣料の提供など。
■園芸部:地域の作業所と連携し公共施設の花壇づくり、地域の特産品を使った商品開発など。
■DTP部:パソコンでのぼり(布・紙)やその他の制作および販売など。
子供の能力を活かしながら伸ばしつつ、地域社会に適応できる能力と人間関係を育むことができる場所を提供しています(おまつりへの参加、企業からの受注)。

NPO法人パンジー(一宮市民活動情報サイトより)
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=426

●外国にルーツのある子どもたちの夏休み宿題支援へ訪問しました
※「外国にルーツのある子ども」とは、国籍に関係なく、両親もしくは親の片方が外国出身の子どものことです。

 2019年8月14日(水)NPO法人パンジーの外国にルーツのある子どもたちの夏休み宿題支援へ訪問しました。学習支援を行う場所は改装した民家の一室。田舎の祖父母のお家のようなどこか懐かしく温かい雰囲気を感じました。
 その日のボランティアは、地域の方2名(お仕事をリタイアされた男性と女性各1名)と大学生1名、センターからの紹介で参加した高校生1名の計4名でした。地域の方2名のボランティアは定期的に入っている方でしたが、大学生と高校生は初めての参加でした。
10時になると、小学5年生の男の子A君が教室に入ってきました。しばらくして、お父さんに送られて小学6年生の女の子Bちゃん、小学1年生の女の子Cちゃん(姉妹)が入ってきました。A君はお母さんが外国人、Bちゃん、Cちゃん姉妹は日系人です。みんな日本の小学校に通っています。お母さんの母国語が日本語ではないため、時々宿題に困ることがあります。A君は大学生ボランティアにサポートしてもらいながら黙々と算数の宿題に取り組んでいました。Bちゃんは高校生ボランティアと私が算数の宿題をサポートしました。Bちゃんは宿題をしつつお喋りも弾み、夏休みの出来事や家族のことなど、私たちにいろいろ話してくれました。一方、Cちゃんは少し照れ屋さんで、ボランティアに話しかけられると笑顔を見せつつも恥ずかしそうにお姉さん(Bちゃん)を見ている様子が可愛らしかったです。Cちゃんは地域の女性ボランティアの方に読書感想文のサポートをしてもらいました。

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●センターからの紹介でボランティア参加した高校生の感想
 このようなボランティアは初めてでしたが参加してみて良かったです。教えることの難しさを感じました。また、団体の方や他のボランティアさん、子どもたちの話を聞いて、日本に暮らす外国にルーツのある子どもたちのこと、社会や地域の現状を初めて知りました。

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●外国にルーツのある子どもたちの夏休み宿題支援を始めたきっかけ(代表横井さんより)
 外国にルーツのある自閉症の男の子が当法人の放課後等デイサービスを利用していて、彼は言葉の出づらい症状がありました。その要因が、自閉症による言葉の遅れなのか、日本語に接する機会が少ないなどの環境によるものなのかがわからず、外国にルーツのある子どもの学習支援をしている「いなざわ日本語教室」へ一緒に通うことになりました。それを機に、「いなざわ日本語教室」は土曜日のみ開催で、夏休みなどの長期休暇に入ると子どもたちの学習が停滞してしまう課題を抱えていることを知りました。そこで、NPO法人パンジーが夏休みの平日に施設の一部を教室の会場として提供し、外国にルーツのある子どもたちの夏休み宿題支援を始めることになりました。夏休み中の平日は「NPO法人パンジー」が、土曜日は「いなざわ日本語教室」が学習支援をすることで長期休暇中の子どもたちの学習停滞につながらないよう両団体が協力し合い、取り組みました。

●この活動を通して感じたこと(代表横井さんより)
 今回の学習支援は成り行きで始めたことでしたが、とても刺激的であり、多くのことに気づかされました。最初は宿題がテーマでしたが、支援していく中で、この問題の背景には単純ではない深い問題があると感じました。外国にルーツのある子どもたちの母国の文化背景や諸問題が大きく関係しており、そこを知ることが大切だと気づきました。
当法人が活動の中心としている稲沢市では、12万人の市民のうち約3,000人が外国人と言われています。見た目は外国人のようだけど、日本人として生きていく子どもたちが地域に暮らしています。日常の会話の中で日本語を話せていますが、実は完璧ではありません。家では母国語で話し日本語を使っていないケースがあるためです。周りの大人たちもより豊かな日本語環境を整えてあげたいという気持ちと行動が大切です。地域に暮らす外国人の増加を考えると、日本の中で日本語が通じなくなってしまうのでは!?なんて思ったりもします。
今回、外国にルーツをもつ子どもたちの夏休み宿題支援のボランティア募集をしたところ、学生からの応募や反応が多く、若い人が集まりやすいと感じました。団体としては障害児者の支援をしていますが、障がいの有無は関係なく、外国人や地域のおじちゃんおばちゃん、学生など子どもから年配の方まで多様な人たちが交流できる地域の場としての活動もいいなと思いました。子ども食堂のように、いろいろなところで外国にルーツのある子どもたちの学習支援が増えていくといいなと思います。他にもおしゃべり会やドッジボール大会など楽しいイベントを開催してもいいなと思っています。

●ボランティア募集中
※無償ボランティアです。
【クリスマス会】
日時:
@12月21日(土)14:00〜15:30頃
A12月23日(月)16:00〜17:30頃
B12月25日(水)10:30〜12:00頃
対象:障がいのある子ども・大人

【冬休み宿題支援】
日時:
12月24日(火) 10:00〜17:00の間で都合よい時間
12月26日(木) 10:00〜17:00の間で都合よい時間
12月27日(金) 14:00〜15:30頃
対象:外国にルーツのある子ども
12月27日(金)のみ、知的障がいのある小学1年生

場所:
NPO法人パンジー(稲沢市稲葉三丁目8番22号)
※名鉄国府宮駅まで送迎可能です。
車や自転車などでお越しいただくことも可能です。駐車、駐輪場所あります。

申込み・問合せ:
詳細はNPO法人パンジー(代表 横井)までご連絡ください。
連絡先(TEL):0587-21-7112

●訪問してみて感想(今福)
 代表の横井さんがセンターへボランティア募集の相談に来館されたことがきっかけで、今回活動訪問することになりました。私は個人的に外国に関心があることもあり、自ら立候補しました。
 参加していた3人の子どもたちは、私や他のボランティアの方と日本語で会話をし、問題なく交流ができました。外国にルーツのあることが学習の妨げになっているのかどうか、意識をしないと気づくことができないと感じました。
私は小学6年生の算数を教えました。分数の説明をしましたが、私の説明がわかりづらいのか、理解が難しいのか、スムーズに伝わらない場面もありました。高校生ボランティアと協力し、絵をかいてみるなどいろいろな方法で伝えたところ、「わかったー!」とわかってもらえました。その時は嬉しかったですね。これがボランティアの大きなやりがいの一つだと感じました。
 代表の横井さんの話をお聞きして、地域に暮らす外国人の多さ、そして自分で選択して来日したわけではない子どもたちがいること、そこに関係するさまざまな問題があることを改めて意識しました。これから日本で暮らす外国人は確実に増えていきます。外国にルーツのある子どものたちへの理解と必要な支援があることは、互いに暮らしやすく幸せな未来につながると思います。引き続きNPO法人パンジーの活動を支援するとともに、私自身もこれから意識して生活しようと思いました。
posted by iCASC at 15:50| インタビュー(訪問事業)

2019年12月05日

第5回SLふれあいイベント(大平島公園SL友の会)を訪問しました!

令和元年度訪問事業No.214-20
訪問先:大平島公園SL友の会
2019年11月24日(日曜日)第1回目(担当:安田)

■大平島公園SL友の会(一宮市市民活動情報サイトより)
 SLに興味がある人たちを始め、多くの市民に対し、大平島公園に展示されているSLを貴重な産業遺産として維持・保存するとともに、多くの人たちがSLに興味を示し、人のつながりや地域の活性化を図ることを目的として、SLの維持や月1回の清掃活動、SL見学会、SL写生大会、SLふれ合いイベントなど保存活動や周知に関する事業を行っています。

■第5回SLふれあいイベントを訪問しました。
2019年11月24日(日)、大平島公園にて第5回SLふれあいイベントが行われました。
普段はフェンス越しでの見学もこの日は解放されて、会場に設置されたスピーカーから汽笛が流れ、黒い塗装が施されたツヤツヤのSLは大平島公園で大きな存在感を放っていました。
家族連れが近くで見学してSLの傍で写真を撮影したり、運転席内を見学したり、中でもお母さんと女の子が運転席で「すごいねー」と歓声をあげていたのが印象的です。
SLのふれあいイベントのほか、一宮工業高校の生徒によるミニ電車の乗車体験や一宮市を拠点とする女子ソフトボールチーム「ドリームシトリン」によるソフトボール教室、当センター登録団体の市民活動団体2団体「リサイクル運動推進の会」「一宮はつらつ農業塾生の集いの会」も参加して、フリーマーケットや地場野菜の販売をしていました。近隣の企業協賛の看板なども掲げられて、様々なネットワークの強さを感じました。
来場者へおにぎりや豚汁のふるまい、買い物などもできて、この日の来場で様々な楽しみがありました。SLを目の前にして公園の遊具で遊んでいるご家族連れも多く、大変賑わっていました。

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■SLの見学などについて
月1回の清掃時や団体見学は随時受け付けしているとのことですので、まずは下記へお問合せください。
お問合せ:大平島公園SL友の会
https://www.138npo.org/info/group/index.php?group_id=456(一宮市民活動情報サイトより)

■取材して(スタッフ:安田)
イベント中でお忙しい中、スタッフのみなさんが快く対応してくださるのでとてもありがたく、代表の高木さんからもいろいろとお話を伺うことができました。月1回の清掃活動のルーティンをはじめ、遠方から訪れる方がいること、山口県下松市の団体とSLを介して交流があること、近隣小学校や保育園などの見学、毎朝ラジオ体操も行われるようになり、人が多く集うことで大平島公園の治安もよくなったと、平成28年から活動されてきた3年間の変化をお聞きすることができました。
今回、分野の違う市民活動団体がコラボレーションしていることも知ることができましたし、団体のスタッフの方々とお話することができて、i-ビルで挨拶を交わすだけでなく、外へ出向いて現場をみることはとても大切だと日々感じています。

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posted by iCASC at 10:32| インタビュー(訪問事業)

2019年11月20日

議会・まちおこし委員会の代表の返町さんにお話を伺いました。

2019年度訪問事業No.210-16
訪問先:議会・まちおこし委員会
2019年10月30日(水曜日)訪問第2回 センター担当:安田

■団体活動のきっかけと成果について
 この活動をはじめたきっかけは、一宮市議会で議員の方々が一宮市を良くするために素晴らしい質問をたくさんしていた「一般質問」に感動したからです。感動や楽しい思いでずっと傍聴を続けてきました。しかし、何年も経ってくると、行政に対しての質問や要望だけでなく、議員の方々(議会自体)にもっと活動してほしいと思うようになりました。
 平成26年に、一宮市議会が日本一の市議会になり全国から視察者が訪れる市議会になってほしいと思い、市民活動団体「議会まちおこし委員会」を発足。以前から、一宮市議会や各議員の方などに議会だよりの発行、学校での議会報告会の開催、全体協議会の要望をしており、平成30年6月には「議会だより138」第1号が発行されました。先日行われた令和元年9月定例議会の内容は第7号として報告され、一宮市広報と一緒に配布されました。
 議会を批判するためだけでなく、議会を盛り上げ、議員の方々にやる気を出してほしいと応援の気持ちをベースに活動しており、議会終了後には、議会の傍聴や市政への想いなどを報告書として作成もしています。

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■団体代表の返町さんにお話を伺いました。
 近年、世の中が激変して民主主義が壊れかけている気がしますが、良くも悪くも、行政や議会などの変化は少ないと感じます。世界と比べると、日本は変化しづらい、一度決めたことは変えにくいイメージです。地方議会(市町村)は身近に感じるものなので、市民を置き去りにしないような議会であってほしいと思います。
 これから、頭のいい人やAIなどが有利になり、弱い人が追いやられていく、また生活保障がなくてどう生きていけばいいのか迷うなど、一層格差社会になるかもしれません。
政治などに関心を持たなくても、自分も社会を動かす一員だと実感してほしいですし、希望が持てる生活が送れるよう、みんなで考えることが大切だと思います。
 現在、私は年金生活ですが、その分を自らが動いて還元したいし、若い世代を応援したいと思っています。
 議会報告会や議員とふれあう機会を中学校や高校でおこなってみるなど、将来、有権者になる子どもたちにリアルに感じられる環境づくり、市民に議会見学などで開放するなど、市民として活動していきたいと思っています。

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■メンバーの丹羽さんにもお話を伺いました。
 誰かがしなければならないことをおこなっていると思っています。わたしたちはよい時代に生きてくることができました。これから若い人たちが大変なので、少しでも力になりたいと思っています。継続は力になります!
(議会まちおこしメンバー:男性3名、女性12名、計15名)


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■取材して(スタッフ:安田)
 ご両親の影響で中学生のころから様々な方の演説会などに足を運んでいらっしゃったと語る返町さん。国民のため・市民のために動こうとしている方がどのような考えをもっていらっしゃるか、自分が生活する街のことを考える環境や政治を知りたいという想いが子どものころからあったそうです。
 多くの議員さんと接する機会が多そうですが、好きな議員さん、嫌いな議員さんありますか?と質問したところ、きっぱりと「ないです!個人的につきあっているわけではないですし、議員の方、それぞれお考えがあり、一部分を切りとって判断したりもしません」とお話してくださいました。
 団体設立当初は、団体活動について、意見の食い違いがありましたが、今回の市議会での団体活動の様子を拝見したり、代表やメンバーの方にゆっくりとお話を聞いたりすることで、次世代が大変な時代になるかもしれない、何よりも子どもたちがよりよい社会で育っていけるようなお手伝いをしたいという熱く優しい想いに触れました。
 多くの市民が議会を傍聴されて、市政に関心をもつことが重要ですので、今後は学生向けの議会見学ツアーや一般向けレクチャー付き議会傍聴ツアーなどを市民団体が行ってもいいのではと感じました。
posted by iCASC at 13:04| インタビュー(訪問事業)

2019年11月11日

議会・まちおこし委員会の代表の返町さんと一宮市議会本会議を傍聴しました!

令和元年度訪問事業No.207-13
訪問先:議会・まちおこし委員会(一宮市役所14階傍聴席)
2019年9月10日(火曜日)
センター担当:安田

■議会・まちおこし委員会の活動目的と内容
 多くの市民が市議会に対して関心を深め参加意識を持っていただくため、議会便りの発行、議会報告会の開催、市民による一般質問の実現など、議会自体の積極的活動を促しています。
 活動内容は、一宮市議会の傍聴、定例議会終了後に38名の全議員及び市長・副市長へ議会傍聴の感想・要望書などを年4回提出しています。

■取材して(スタッフ:安田)
 2019年9月10日火曜日、議会・まちおこし委員会代表の返町さんと一宮市役所14階傍聴席にて一宮市議会本会議を傍聴しました。
 返町さんは、2013年より6年間、一宮市議会の本会議・一般質問・各委員会をほぼ傍聴しています。
 私は、一宮市出身在住ですが市議会を一度も傍聴したことがなく、団体訪問を兼ねて傍聴することができて大変良い機会となりました。
 初めての傍聴に少し緊張もありましたので、事前に傍聴手順など市ウエブサイトで情報を得てから一宮市役所14階へ向かいました。すると、エレベーターを降りるや否や、代表の返町さんが迎えてくださって、受付の仕方を教えてくださいました。
 議会に対して、堅苦しいイメージが先行していましたが、返町さんが傍聴席の様子や議員の方の質問内容などを市民目線で説明してくださり、また会場は入退室が自由にできますので、比較的リラックスして傍聴することができました。また、尾州の生地を使用した膝掛けも用意されており、一宮市のPRを含め、傍聴する方への配慮も感じられました。この日の午後3時ごろは、傍聴席に20名くらいの方がいらっしゃいました。

一宮市ウエブサイト 一宮市議会
https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/shigikai/index.html

 議会・まちおこし委員会では、定例議会終了時に傍聴された感想などを団体資料として作成しており、特に2019年9月25日発行分については、7年間にわたる本会議の傍聴などを総まとめで報告されています。

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 報告書にも記載されていますが、市民が市政を知るために、議会だよりの発行や交流する機会など、市議会と市民をつなぐツールは大切だと感じました。
 お勤めされている方などが平日に行われる議会を傍聴することは難しいとは思いますが、市議会のツアーや休日に議員の方々との交流会なども行ってみてもいいのではと思いました。

関心を高めるためにも仲間を募集しています。
活動の内容を参考にしていただき、ご興味のある方はお問い合わせください。

議会・まちおこし委員会
https://www.138npo.org/info/group/index.php?group_id=316
posted by iCASC at 15:13| インタビュー(訪問事業)

2019年10月26日

一宮オクトーバーフェスト(シビックテラス)に訪問しました!

令和元年度訪問事業No.208-14
訪問先 一宮オクトーバーフェスト(シビックテラス)
2019年10月6日(日曜日)センター担当者 安田

■一宮オクトーバーフェストとは
当地域の経済的循環は乏しくなって久しい。一宮の地域資源でもある地ビールを活用し、また地域内外の飲食文化を一宮に集約し、飲食に関する知識を深め、その過程を通じて地域活性化を図ることを目的としています。
一宮オクトーバーフェストは1999年から一宮七夕まつりで開催されてきたイベントでした。
2014年10月から毎年秋に、i-ビルシビックテラス・オープンギャラリーで「クラフトビアパーティ in 尾張一宮駅前ビル」を開催してきました。クラフトビアパーティ in 尾張一宮駅前ビルは毎年一日あたり千人規模の来場者を広域から迎えています。

■「クラフトビアパーティ in 尾張一宮駅前ビルY」
一宮オクトーバーフェスト実行委員会が主催する事業です。2019年は6年目の開催となり、10月5日(土)と6日(日)両日の正午から20時まで尾張一宮駅前ビル(i-ビル)3階シビックテラスで行われました。一宮の地ビール工場でつくられたクラフトビールなど飲食を楽しめるイベントです。

■代表の星野さんにお話を伺いました。
 6年目を迎えて定着もしてきました。飲食物を通した「文化」が少しずつ育ってきたようです。クラフト・地域・田舎を大切にする時代にもなってきているので、色々な地域の飲食物が一宮駅に集まることで、面白いと思っていただき、楽しんでいただけたらと思います。

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■2019年のボランティア参加者について
2日間を通して、今日はじめて参加した方や継続してボランティアを行っている方など、約50名の方が参加されたとのことです。ボランティアの方4名にインタビューを行いました。

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■初めてボランティアに参加された方2名
<なかゆきさん>
1日目にお客さんとして会場にいました。その際、チラシにあるボランティア募集を見て、明日参加しよう!と思い、2日目に参加しました。ボランティアの経験は初めてで、このような立派なイベント「ビアフェス」で初めてボランティアができて、うれしいですし、楽しいです。そして、お客様に喜んでもらえたことがもっとうれしかったです。
<atsushiさん>
一宮在住だったのですがアメリカに5年住んでいて、昨年一宮へ戻ってきました。ボランティアは、アメリカ在住時にはじめて参加し、ワインフェスやバーボンフェスなどでのボランティア経験があります。
このイベントのボランティア募集は、Facebookページで知り、参加してみようと思いました。知らない方ばかりですが、ボランティア同士で普通に会話できますので安心して参加しています。役割分担などにこだわらず色々と自分が思うことをお手伝いできますし、自由に飲食できるところがいいと思います。

■4年継続してボランティアに参加している2名の方
<佐合さん>
 何かイベントを行えば、人は集まると思っていますが、クラフトビアパーティーでは、本当に多くのお酒が好きな方々が毎年集まってくださっています。
テーマの「ビールが好き!クラフトが好き!」ということが肝だと思っていて、興味ある人は遠方からでも足を運んでくれることを実感していて、毎年来て下さるリピーターの方や新しいお顔も見ることができてうれしいです。
ボランティアに参加する方々に関しては、何も言わなくても自分ができることを見つけて、業務を覚えてくれています。ビールを味わってもらうことが大切ですので、休憩しながらボランティアに参加してもらえることが一番だと思っています。<稲川さん>
出店の配置に関して、お客様が購入しやすいよう、また出店者の方も平等に出店ができるようにと思っていたので、今年はとても配置が良い気がしました。
今年は、ラグビーワールドカップのパブリックビューイングイベントでお酒好きな方が集まっているところに、チラシをPRできたことも非常によくて、効果があったと思います。
星野さんの人柄もあり、たくさんの方がいらっしゃいます。新しい人も参加しやすいので、どんどんボランティアに参加してもらって、一宮が賑やかになるといいなと思います。

■インタビューして
クラフトビールという言葉も世間に浸透し、全国各地でイベントなどが開催されるようになりました。
杜の宮市など多種多様なイベントを開催されているNPO法人志民連いちのみやの星野さん。このイベントでは、手づくりした飲み物や食べ物を提供するという食のこだわりが感じられます。
 6年目の開催とのことですが、「一宮だいだいフェスタ大集合」とも連携し、秋の美味しいイベントとして定着してきた様子がうかがえます。
20代〜60代まで幅広い年齢層が飲食を楽しまれており、また一宮をはじめ近隣の地域で活動する演奏者が様々なジャンルの音楽を披露して会場を盛り上げていました。
今回、ボランティアにインタビューすることで、みなさんのボランティアに対する関わり方も様々であることがわかりました。コアなボランティアメンバーからのお話では、運営や今後の展開などについて考えを話されて、イベントへの熱い想いを感じました。
posted by iCASC at 18:26| インタビュー(訪問事業)