2023年09月02日

「第2回暮らしのいけばな教室」一宮市身体障害者福祉協会 視覚部を訪問!

令和5年度訪問事業No.276-4
訪問先:一宮市身体障害者福祉協会 視覚部
日時:2023年8月19日(土)(訪問スタッフ:安田)

■「一宮市身体障害者福祉協会 視覚部」脇田視覚部長にお話を伺いました。
一宮市盲人会が解散したため、2023 年 4 月 30 日に一宮市身体障害者福祉協会内に「視覚部」が設置されました。視覚障害者やサポーターで構成し、会員は現在 15名程です。華道教室や料理教室を行って会員を集いながら、ZOOM ミーティング、LINE グループなどを使って交流会や会合を開いて活発に活動していきたいです。

視覚障害者協会視覚部2.jpg

視覚障害者協会視覚部6.jpg

■暮らしのいけばな教室について
 2023年8月19日(土)一宮スポーツ文化センター3階第3研修室で行われた一宮市身体障害者福祉協会視覚部による「第2回暮らしのいけばな教室」を訪問しました。参加者は5名。写真立てを花器に見立て、黒い用紙の台紙に肉球の形をした針金入りの小物やボンボン付きの小物をボンドで貼り、水を入れる小さなボトルケースを貼って装飾。鉢植えの花を一輪折って、ボトルケースに花を生けて一輪刺しを完成させました。個性豊かな作品の出来上がりと共に写真撮影を行い、インテリアとして自宅に飾ることを楽しみに作品を持ち帰りました。

視覚障害者協会視覚部3.jpg

視覚障害者協会視覚部4.jpg

■講師の池坊師範-高橋さんに教室の感想をお伺いしました。
私(高橋)も病気を患ってから3年で段々と視野が狭くなり視覚障害者になりました。生花と聞いて一般的には生花を剣山に刺すことを連想しますが、この教室では水換えが少ない、工作を含めたお花あそびで生花は少しにしています。皆さん、よい作品ができたと思います。次回は10月開催に向けて試作品を思案していますので、多くの方に参加していただきたいです。

視覚障害者協会視覚部1.jpg

視覚障害者協会視覚部5.jpg

■次回は料理教室を開催!視覚障害の方も楽しく安全に料理できるように自立支援を促します。
 「一宮市身体障害者 視覚部 料理教室」
日時:2023年9月10日(日)午後1時15分〜4時
場所:スポーツ文化センター1階料理室
内容:煮込みハンバーグ(参加費1000円)
定員:10名(当事者1名にボランティア1名が付き添う予定)

■団体を訪問して(スタッフ:安田)
いけばな教室の後で行われたプチ交流会では、自己紹介の後、当事者のそれぞれが「鉄道車両の工作をはじめ、構想を練るところから全て一人で作業し15日間で完成させた」「このような機会や場所がありがたい」「眼が見えなくても人に光をともしていける存在になりたい」「支援を受けるばかりでなく自分らしく」などと近況報告を行いました。介助者からは「普段の生活では余分に手をかけてしまったり、肝心なフォローができなかったりしているため、皆さんとのふれあうことで勉強になっている」と話しがありました。
posted by iCASC at 15:22| インタビュー(訪問事業)

2023年08月30日

ベべフィールドに訪問しました。

令和5年度訪問事業No.275-3
訪問先  ヒッポファミリークラブ一宮
日時   2023年8月24日(木)(訪問スタッフ 川井)
タイトル ベベフィールドに訪問しました。


ヒッポファミリークラブ一宮とは
誰でも複数の言語を自然に習得することができると実践、研究している団体です。年齢層は幅広く、幼児からシニアまで活動しています。
赤ちゃんが母語を取得するプロセスに学びながら外国語を習得、異文化の理解、コミュニケーション力を育てています。

情報サイトはこちらから▼
https://www.138npo.org/info/group/index.php?group_id=60


市民活動支援センター内会議室で開催されたベべフィールドを訪問しました。
※ベべフィールド
支援センターにて月1回お子さん連れの保護者を中心に開催されるイベント


まず初めに親子あそびからスタート

ヒッポ5.jpg

曲に合わせてみんなで 
♪ロンドン橋落ちた


テンポよく次の親子あそびへ。

ヒッポ2.jpg

ヒッポ4.jpg

3つのポーズを使ったあそびなのですが、どのポーズもとってもキュートです。



ヒッポ1.jpg

次は多言語で参加者の自己紹介。
聞き馴染みのない言語が飛び交う空間にスタッフたじたじ…



ヒッポ8.jpg

最後に一宮の高校生による渡米体験談をオンライン配信視聴しました。


■訪問して(スタッフ:川井)
 みなさん、ヒッポファミリークラブ一宮の名前を一度はどこかで見ているのではないでしょうか。市内のあちこちにポスターが掲示してあったり小学校から配布されたり、私自身様々な場所で目にすることが多く、精力的に活動している団体だなという印象でした。
 実際、毎日市内各地で活動をされていて、いつでも活動に参加できる場所を作っているとのことです。参加したいときにふと足を運べることは参加者にとって嬉しいですね。
 代表の秦野さんとのお話の中で、ヒッポファミリークラブへの参加は、可能性をストップすることなく、自分の幅を広げるいい機会だと思いました。年齢は関係なく、ひとりひとりの未来を豊かにしてくれる、そんなイメージが沸きました。 
 日本語や英語の二か国語だけではなく多言語を学ぶ理由、そして子どもだけでなく大人も一緒に参加する意味をこちらの団体で聞いてみませんか? 気になった方は是非お問合せください。

ヒッポファミリークラブ一宮の情報はこちらから▼
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=60


ヒッポ3.jpg

ヒッポ7.jpg
posted by iCASC at 13:28| インタビュー(訪問事業)

2023年06月02日

もうやいこブース9 in杜の宮市に7団体が参加しました!

令和5年度訪問事業No.274-2
訪問先:もうやいこブースin杜の宮市(参加7団体)
2023年5月6日(土)(訪問スタッフ 安田)

この5月6日(土)、第21回杜の宮市が開催されました。
一宮市市民活動支援センターは本町1丁目の「ヒロガルソーシャル」エリアに「もうやいこブース9 in杜の宮市」を出展しました。
参加団体は、一宮市不登校親の会「ループ」、たなばたハートクラブ、ゆりかご会、NPO親子支援寺子屋プロジェクト、あそびのまほう、ガールスカウト日本連盟愛知県第56団、一宮と世界をむすぶネットワークの7団体と、一宮市市民活動支援センターです。

出展団体の様子を紹介します。

●もうやいこブースでは、準備や片付けなどを参加団体が協力し合います。備品をセンターから本町1丁目へ搬入。4つのテント内のスペースをシェアして団体のPR活動を行いました。
搬入.jpg

ブースセッティング.jpg

●一宮市不登校親の会「ループ」
「もうやいこブース」で「杜の宮市」に出展することで人の目に触れることが大切との考えから、チラシ配布と無料相談会をブース内で実施しました。
現在一宮市不登校親の会「ループ」は会員60名、LINEグループには80名近くの登録があります。
11月には活動20周年を迎えます。毎月2回、親の会(集会)と無料相談会を行っていますので、お子さんの不登校でお悩みの方は連絡してください。
不登校親の会ループ.jpg

●たなばたハートクラブ
「線維筋痛症」「筋痛性脳脊髄炎」と向き合う当事者がキーホルダーやCD販売を実施しました。
「My Card」作り体験では、自分の名前や特性などを記入したマイカードを普段から持ち歩くことで、出会った人に自分を知ってもらうきっかけづくりを体験する機会としていました。
カラフルで折りたたみ式になっており、携帯しやすいカードです。
たなばたハートクラブ.jpg

●ゆりかご会
親子で楽しむ『おとぎネイル』体験とお母さんと子どもの心の色診断を実施しました。
多くの親子が参加していました。当センターのスタッフも色診断に参加しました。
9月10日(日)には、尾張一宮駅前(i-ビル)シビックテラスで親子イベントを開催します。
ゆりかご会.jpg

●NPO 親子支援寺子屋プロジェクト
活動チラシの配布や小物楽器を展示し、音あてごっこを実施しました。
ブースに立ち寄ったほかの市民団体のメンバーは、この団体がお寺での活動も行っていることを知り興味を持たれ、交流もはじまりました。
未就学児親子さん向けイベントの参加者やフレイル予防・介護予防の“活き活きうたごえサロン”の参加者も募集しています。
NPO親子支援.jpg

●あそびのまほう
活動やおもちゃの広場・グッドトイの紹介、「くるくる回るプロペラ飛行機」を実施しました。
たくさんの親子連れが参加していました。
参加者それぞれが工夫して手作りした飛行機をうれしそうに持ち帰る姿が印象的でした。一宮市内でおもちゃの広場などを定期的に開催しています。
あそびのまほう.jpg

●ガールスカウト日本連盟愛知県第56団
バルーンアートとアイデアクラフトを実施しました。
活動9年目の高校2年生Aさんに活動の継続の秘訣をお伺いしたところ「キャンプやボランティアなどの色々な体験が楽しい。テスト週間や受験などもあるけど続けていきたい」とのこと。団の代表の方も目を細めていらっしゃいました。
ガールスカウト56.jpg

●一宮と世界をむすぶネットワーク
ホームステイや国際交流ボーリング大会のチラシを配布しました。
チラシを見かけて立ち止まる来場者の質問に、現在のホームステイの状況について丁寧に答えていました。
6月4日(日)には国際交流ボーリング大会を開催するほか、国際交流料理会やホームステイ相談会を定期的に行っています。
一宮と世界をむすぶネットワーク.jpg

●スタッフ安田より
今年度から当センターの講座やイベントに参加された方には「一宮市市民活動支援センターオリジナル缶バッジ」を参加の記念として配布しています。「いちみん」が描かれた缶バッジが「当たり」として入っており、この日はいちみんバッジが続出しました。
デザインは7種類。ほかのデザインの缶バッジがほしいと言う方もいました。
イベントや講座に参加して多種類の缶バッジをゲットして、服につけてぜひセンターをPRしてください!
缶バッジ.jpg

センターの様子.jpg

※センター通信6月号・団体紹介第46回/もうやいこブースin杜の宮市もぜひご覧ください!
posted by iCASC at 09:57| インタビュー(訪問事業)

ありんこの願い「あなたも笑顔になって欲しい!」

令和5年度訪問事業No.273-1
訪問先:ありんこ
2023年4月23日(日)(訪問スタッフ 安田)

一宮市市民活動支援センターの西入口を入って右手にある登録団体紹介ファイル棚をご覧になったことはありますか?
現在520団体近くの団体ファイルのNo.1に配架されている「ありんこ」。
活動24年を迎えた今のようすを代表の松崎さんにインタビューしました。

■「ありんこ」とは?
障がい者・児を対象にパソコン・タブレット・スマートフォンの学習指導や活用支援を行っています。
ICT機器を活用して、便利で楽しい生活の質的向上を目指し、仲間とのふれ合いや支え合いを通じて、自信と生き甲斐を持って自立に結びつけられるよう社会参加を支援しています。

(いちのみや市民活動情報サイトより)
https://www.138npo.org/info/group/index.php?group_id=1

IMG_0036.jpg

■団体をはじめたキッカケは?
事故で頚椎を損傷し車いす生活になり、パソコンを始めたいと思っていたところ、視覚障がい者の支援をしたいと考えていた方と出会いました。
1999年視覚障がい者5名とボランティア3名で、視覚障がい者を対象としたパソコン学習グループを立ち上げ、2000年に市民活動団体『ありんこ』をスタート。障がいをもつと引きこもりがちになるため、パソコンというツールを軸に一つの居場所として誰もが交流できる場所をつくっています。

■活動の様子は?
活動当初は視覚障がい者限定のところ、活動15年目の2014年は、肢体不自由・聴覚障がい・知的障がいの方々ほかボランティア計56名に広がりました。障がいの部位は違っても悩みは一緒。様々な障がいと向き合っていく中、とくに重度の方は途方にくれ、悲壮感が漂っていました。障がいのすべて受入れようとしたところ、方向性の違いでスタッフ内の衝突も幾度か経験しています。
2023年4月23日(日)に行われた総会は49名が参加。24年間メンバーの入れ替えもありつつ、運営を維持することができたのも、共感し心ある方々が支えてくれたおかげだと思います。

■困っていることはありますか?
活動拠点となっていた「思いやり会館」が閉鎖となり、2023年3月末に一宮市社会福祉協議会大和事務所内に移転しましたが、視覚障がい者の方など公共交通機関を利用されている方々の交通手段が不便になってしまいました。
最寄り駅からの道中に点字ブロックがない状況や、車での送迎ボランティアを確保する難しさに直面しています。ボランティアについても、高齢化が進み担い手に悩んでいます。団体同士のつながりにより確保していましたが壁にぶつかっています。

■今後の予定を教えてください。
パソコンやスマートフォンがないと生活できない時代になり、情報発信することで皆さんをつないでいます。
参加されている方々から「もうパソコンがないと生活できないよ」と言われるので、引き続きサポートしていきたいと思っています。
ボランティアなどで協力していただける方、想いがある方に向けて、会の活動が伝わる情報発信を考えていきます。

■支援センターに対するご意見やご要望があれば教えてください。
団体マッチングイベントに参加することがありますが、趣旨が伝わりにくかったり、顔ぶれが一緒だったりします。ボランティアをしたい人にピンポイントで情報が伝わるよう、担い手とのマッチングを強化してもらえると助かります。
若い世代は家庭や仕事に大変かと思うので、退職者向けのボランティア養成講座などを開催してほしいです。

IMG_0058.jpg

■団体を訪問して(スタッフ:安田)
「死にたい、死にたいと言っていた人を放っておけるか?」
「ありんこに参加することで、仲間と笑顔で話をする姿や外出ができるようになった様子をみると、これからもふんばって継続しなくてはいけないと思うよ。」と代表の松崎さん。
2023年には、社会福祉の向上と増進に関して「第69回愛知県社会福祉大会・愛知県知事表彰」や「東海テレビ・ひまわり賞」を受賞されています。
http://arinko138.jp/
posted by iCASC at 09:26| インタビュー(訪問事業)

2023年04月01日

中心地の活性化の基盤、市民協働の展開「一宮まちなか未来会議」

令和4年度訪問事業No.272-18
訪問先:一宮まちなか未来会議
2023年1月17日(火曜日)(訪問スタッフ 星野)

 一宮まちなか未来会議は、一宮市のまちづくりの中核を担っている「まちなか」(中心市街地)を、多様な主体の積極的な参画や連携、共鳴により、車から人が主役となり居心地が良く歩きたくなるウォーカブルな地域とすることを目的として設立されました。さらに、まちとひととのつながりや交流を豊かにし、文化と魅力を次世代へとつないでいくことで、まちなかのみならず市全体の新たな価値創造と地域課題の解決を図り、持続可能な発展と豊かな人間生活を実現することを目指しています。

(いちのみや市民活動情報サイトより)
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=588

代表の安藤さんへインタビューしました。

(1) 団体をはじめたきっかけは?
 一宮市まちなか活性化ウォーカブル社会実験事業に呼応し、中心市街地に関係する様々な利害関係者の方が集まり、まちづくりを積極的に推進する一宮の新しいプラットフォーム、基礎的な仕組みとして生まれました。

(2) 最近の活動の様子は?
 以下の3つの部会で会議を繰り返し開催するほか、次年度での本格的な取り組みに向けてスキムを形成しています。
・公共空間部会 道路や公共地を活用してイベントを実施し、安全安心ウォーカブルなまちをつくる社会実験を検討しています。
・地域資源部会 空き店舗など地域に眠る資源を活用し活性化に役立つ仕組みを検討しています。
・情報発信部会 まちなか活性化のための様々な情報発信のありようを検討しています。

(3) 活動の中で印象的だったエピソードは?
 まちなかウォーカブル社会実験を2021年と2022年の10月に開催しましたが、2022年は前年に比べてイベント企画運営団体も来場者も倍増したことです。道路や公共地を開放すれば人々がまちにあふれて活性化し、安全安心な空間が創れるのが印象的でした。

(4) 活動上の課題や、困りごとは?  
 事業の運営をする、まちづくりマネージャーのような存在が必要で、何人かが育って来ていますが、資金と体制のせいで、十分に機能してもらえない状態なことです。

(5) 今後の展望は?
 次年度は「一宮まちなか未来会議」が主体となって、一宮市ウォーカブル社会実験事業を推進することとなります。国交省の支援も受けつつ、一宮市と協働して、都市計画のコンサルタントなどによるコンソーシアムや、都市再生推進法人に指定されたまちづくりNPO法人志民連いちのみやに専門的、かつ具体的な業務の委託などで協働連携しつつ推進していきます。
   
(6) 支援センターに対するご意見やご要望 ・今後のイベントの予定
3月30日には臨時総会の会場として会議室を使わせてもらいます。
4月1日の新年度から、様々な活性化イベントを一宮市まちなかウォーカブル社会実験事業「ストリートチャレンジ」として市から登録を受け、支援していきます。11月3日・4日・5日に、銀座通りなどを歩行者天国として中心地全体で色々なイベントを開催する「ミライアクション3 days」、一年中いつでも使える歩道や公共地などでイベントを開催する「ミライアクション365days」です。どんどん応募をお待ちしています。

*団体を訪問して(スタッフ:星野)
 一宮市が積極的に推進している「一宮市まちなかウォーカブル」という大きなうねりの核となっているのが「一宮まちなか未来会議」です。
 まちづくりの社会実験であるとともに、この地域で市民協働のありかたを模索する社会実験でもあるのだと思いました。

1.jpg
2023年1月17日夜、一宮まちなか未来会議第2回情報発信部会のようす
posted by iCASC at 14:50| インタビュー(訪問事業)

2023年03月15日

ダウン症児家族のおしゃべり広場を訪問しました!

令和4年度訪問事業No.270-16
訪問先:ココラポ〜ダウン症児親子のおしゃべり広場〜
2023年2月11日(土曜日)(訪問スタッフ 長尾)
一宮市市民活動支援センター 会議室にて

■ココラポ〜ダウン症児親子のおしゃべり広場〜とは
 妊娠中にダウン症の疑いがある、ダウン症児を出産し不安に思ってる親御さんに寄り添い、当事者じゃなければ分からない悩みや情報を共有している団体です。ふらっと寄っておしゃべりするカフェのような感覚でご利用いただけます。市役所等にチラシを配置し、保健師さんやSNS発信でココラポを周知しています。

 (いちのみや市民活動情報サイトより)
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=577

■ダウン症児家族のおしゃべり広場を訪問しました!
 一宮市市民活動支援センターのAB 会議室にて、「ダウン症児家族のおしゃべり広場」が開催されました。この日はダウン症児のお子様の指先に刺激を与えること、一緒に参加したきょうだい児も楽しめることを目的としたカレンダー作成も行われました。またICC の取材もあり、会議室の中には、ボランティア「あおいとり」とコラボしたフォトブースを設けられていました。

※ボランティア「あおいとり」とは
ハンディキャップがあるお子さんとその家族を対象とした、出張フォトブースのボランティアをしています。

取材の様子.jpg
フォトブース.jpg

 代表の小島さんにインタビューしました!

■団体をはじめたきっかけは?
 個人的にダウン症児の親子とSNS で繋がりを持ち、お会いしたりしていました。名古屋市でダウン症児家族の集まりをやっていた友人より一宮市でもやらないかと誘われて、自分も市内で集まりを主催したいと思い、活動をはじめました。

■最近の活動の様子は?
 ダウン症児親子の情報交換をメインに活動しています。赤ちゃんの通院や療育について、離乳食の開始時期など、参加されたご家族のお子さんの月齢や年齢によって様々なお話しをしています。

■活動の中で印象的だったエピソードは?
 ダウン症をもつお子さんならではの悩みを話し合う中で、私自身も同じ悩みを抱えていたなと感じることがたくさんあります。ある悩みに対して私が試行錯誤したことや成功体験などをSNSで発信すると、予想もしないほど多くの方から悩みが解決したと報告を受けました。当時は苦労して大変な思いをしましたが、この経験が誰かの役に立てるなんて思いもしませんでしたし、やりがいを感じた瞬間でした。
また、医療ケアが必要なお子さんのご家族から話を聞く機会がありました。ダウン症だけでなく、もっと幅広い知識や情報を得たいと思い、それが他のお子さんを支援する団体と繋がるきっかけになりました。

■活動上の課題や、困りごとは?
 資金がない事と、一緒におしゃべり広場へ参加するきょうだい児につまらないと思われないような活動にする事が課題です。ダウン症児家族を対象としていますが、一緒に来るきょうだい児たちにも第三者と話せる居場所にしたいと考えています。そのため無理やり連れてこられてつまらないと思われないよう、ダウン症児ときょうだい児がみんなで一緒に遊べる企画を考えています。

■今後の展望は?
 もうやいこブースなど、地域のイベントに出てみたいです。

■今後のイベント予定を教えて下さい
 英語の先生と知り合う機会があったので、5 月に英語のミニ体験会を企画しています。

■団体を訪問して(スタッフ 長尾)
 参加者の皆さんは元気いっぱいで楽しそうに活動に参加されており、不安を抱えて参加された方でもリフレッシュできるような心強い活動だと感じました。
 また小島さんがインタビューの中で、一緒に来るきょうだい児も楽しめる、第三の居場所にしたいと話されていたことが印象的で、ダウン症児の家族全員のことを考えて活動されていることが伝わってきました。
 ダウン症児のお子さんを持ち、不安を抱えている方にこの活動が届くよう、センタースタッフとして微力ながら応援していきたいです。

全体.jpg
posted by iCASC at 11:20| インタビュー(訪問事業)

2023年03月12日

「カキラ一宮サークル」新しい団体の紹介です。

令和4年度訪問事業No.271-17
訪問先:カキラ一宮サークル
日時:2023年2月18日(土)(訪問スタッフ 川井)


「カキラ」は関節のカ・機能改善のキ・楽にするラ から頭文字を1文字入れた造語になります。背骨や骨盤などの体幹の関節を整える健康体操です。
腰痛・肩こり・その他原因不明の不調の改善を目的としています。
しかし、一宮市近郊でレッスンをしている所はほとんどありません。
そのため、カキラ一宮サークルを通じて、この一宮の皆様にカキラを紹介し、一宮の皆様の健康の一助となれば幸いです。
※「KaQiLa〜カキラ〜ろっ骨エクササイズ」は考案者の己抄呼〜Misako〜のメソッドです。また、THD,Japan 〜日本総合健康指導協会〜が商標登録しています。レッスンは協会が認定したインストラクター(カキラリスト)のみが行えます。

情報サイトより
https://www.138npo.org/info/group/index.php?group_id=590


代表の土川さんにお話を伺いました。

■団体をはじめたきっかけは?
 自分自身カキラで体が動かしやすくなるなど、効果に即効性があることを実感しました。
しかしながら一宮市近郊でレッスンをしている所はほとんどありません。そのため、カキラ一宮サークルを通じて一宮のみなさんにカキラを紹介し、健康を維持してほしいと思ったことがきっかけです。

■最近の活動を教えてください。
 支援センターで月2回、向山公民館で月5回ほど活動を行っています。

■活動の中で印象的なことは?
 来てくださる方たちの身体の変化です。カキラを行う前と後でボディチェックを行うのですが、身体の回旋可動域の広がる方がほとんどで、それが印象的です。また、身体が軽くなったよと参加したみなさんが言ってくださり、それがとても嬉しいです。

■活動上の課題や困りごとは?
 もっとたくさんの方に知ってもらうにはどうすればいいのかが課題です。

■支援センターに対するご意見やご要望はありますか?
 センタ―主催のシビックスクールで動画作成の講座を受けられたことに感謝しています。

■団体を訪問・体験してみて(スタッフ:川井)
 背骨や骨盤などの体幹の関節を整える健康体操と聞いて骨をポキポキ鳴らす体操を想像してしまった私ですが、そんなことはなくがんばらなくていいストレッチがカキラというものでした。
音楽に合わせて行うカキラは私が今までにやったことのない身体の動きの連続で、普段伸ばさない箇所を伸ばすことがとても気持ちよく感じられました。ついがんばってしまいそうになりますが、自分のできる範囲で行うところ、がんばらなくていいところが長く続けられる秘訣なのかもしれません。そのこともあってか、参加されているみなさんは長く定期的に通われている方ばかりでした。
 土川さんにカキラのいいところを聞くと、上がらなかった腕が上がるようになったり、身体の可動域が広がるなど、効果がすぐに実感できることだそうです。私も床に付かなかった手が付き、ゴリゴリと凝り固まっていた肩が随分楽になりました。

 支援センターの登録団体では健康目的の団体が数多くあり、カキラ一宮サークルもそのひとつです。健康に過ごしていくために様々な団体のイベントに参加し、ご自分に合った健康法を見つけてみませんか。


かき1.jpg
代表の土川さん

かき2.jpg
向山公民館での様子

かき3.jpg
ストレートネック改善
頸椎周りの関節を整えます。

かき4.jpg
肩こり改善
右と左のろっ骨の違う動きで、背骨をほぐします。

かき5.jpg
腰痛改善
ろっ骨を引き上げて背骨をほぐします。
posted by iCASC at 11:09| インタビュー(訪問事業)

2023年02月04日

プロギング木曽川町の活動に訪問しました!

令和4年度訪問事業No269-15
訪問先:プロギング木曽川町
2023年1月21日(土曜日) (訪問スタッフ 魚住)
木曽川町内にて

●プロギング木曽川町とは?
 プロギングとは、ウォーキングやジョギングをしながらごみ拾いをするNewSDGsスポーツです。
地域でプロギングを定期的に開催することで、参加者の社会貢献と運動不足解消を促進し、市民のゴミ問題への関心を高めます。

▼情報サイト
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=566

●1月21日(土)7:00〜8:00プロギングに参加しました!
 今まで開催した中で一番では…と言われるほど寒い日でした。全員で走る時間をとって、体を温めながらゴミ拾いをしました。

▼1人1つ袋を貰い、朝陽を浴びながら出発。
IMG_6613.jpg

代表の高木さんにお話を伺いました。

●団体をはじめたきっかけは?
 2022年2月に初めて「プロギング」というスポーツを知り、息子と久屋大通で行われている会に参加しました。そこで、社会貢献をしながらスポーツとして楽しめるプロギングの良さに2人とも見事にハマったのが始まりでした。わざわざ遠くの会に参加しなくても地元木曽川町でもできる!と思い、そこからすぐに市民活動支援センターへ活動を始めるにはどうしたら良いか相談に行きました。


●最近の活動の様子は?
 月に1回、土曜日に木曽川町周辺でプロギングを行っています。雨天は中止ですが、イオンモール木曽川周辺、奥町公園周辺、東海北陸自動車道下周辺の3ルートのどこかを回っています。
 また、週2,3回行っているソロプロギングもTwitterにアップしています。こちらは、あと少しで100回です!
▼団体のTwitterアカウント(@ttttttyuka)
https://twitter.com/ttttttyuka

▼1月21日は東海北陸自動車道下のルートでした。
IMG_3725.jpg

●活動の中で印象的だったエピソードは?
 道端に炊飯器が捨ててあったことでしょうか…。驚きですよね。

▼この日もテレビモニターが捨ててありました。
IMG_6622.jpg

 また、8月の夜プロギングも印象に残っています。夏休みのためプロギングと花火をセットにした会でしたが、小さい子を連れた家族が大勢参加してくれました。

●活動上の課題や、困りごとは?
 雨天中止の判断を行うタイミングや、周知方法に悩んでいます。今は、少し早めの12時間前(前日19時)に中止の場合は情報を出すようにしています。
 また、全員でプロギングに出かけるため、遅刻者のフォローも模索中です。慣れている人は追いつけることもありますが、ルートも3つあり合流が難しいです。とりあえず、今日は集合場所にルートの地図を置いてきました。

▼ゴミを見つけると一目散に走っていく皆さん。帰る時には、大きな袋もゴミでいっぱいに。
IMG_6623.jpg

●今後の展望は?
 子どもたちが楽しそうにプロギングしていると、良いなと思います。参加するきっかけはそれぞれで、例えば学生だと進路でプラスに働くボランティア活動が目的で参加しても、やってみて楽しさを知り、地域のゴミに対して少しずつ気持ちが向くようになってくれたら嬉しいですね。
 ゆるく、長く、続けていけたらと思います。

●参加者の皆さんにも感想を伺いました
・自分たちの住む町が自分たちの力で綺麗になって、良いと思う。
・道端にこんなにゴミが落ちていることを知ることができて良かったです。車で通っているだけでは気付きませんでした。
・ゴミ拾いも、自分ではなかなか時間が取れなくて。活動の継続は大切であり、凄いことだと思います。
・プロギング、楽しい!

▼参加者全員で記念撮影
IMG_3754.jpg

プロギング木曽川町は、毎月の活動告知と報告を情報サイトにアップしています!
こちらもぜひご覧ください。

▼【活動報告】第12回プロギング木曽川町
https://www.138npo.org/info/group/entry.php?serial_no=1601

●訪問して(スタッフ:魚住)
 私も一人の参加者としてプロギングをしていたのですが、終始“プロギングを楽しむ”皆さんと一緒に、楽しい時間を過ごしました。また参加者同士で協力し合って活動しているだけでなく、近所の人と顔を合わせたコミュニケーションが生まれているのも見かけました。そんなポジティブな雰囲気で、地域の輪を広げていってほしいなと思います。
 プロギングはわかりやすい社会貢献であり、頑張った成果が目に見え、どこでも気軽にできることも魅力です。木曽川町近辺の方はぜひプロギング木曽川町の活動で、木曽川町が遠い方はご自身の地域で、プロギングに挑戦してみてください。気持ちの良い時間を過ごせるのではないでしょうか。

▼集まったゴミの重さをその場で量り、ボランティア記録をいただきました。
この日のゴミは75kg。
IMG_6628.jpg

IMG_6669.jpg

▼綺麗に分別して、解散となりました。中学生の皆さんは、そのまま部活へ。
IMG_6670.jpg
posted by iCASC at 16:26| インタビュー(訪問事業)

2023年01月06日

世界早産児デーイベント『小さな命の写真展』を訪問しました!

令和4年度訪問事業No268-14
訪問先:愛知リトルベビーサークル希望の光
2022年11月26日(土曜日) (訪問スタッフ 魚住)
イオンモール木曽川にて

●愛知リトルベビーサークル希望の光とは?
10人に1人と言われる低出生体重児の母親や家族が、孤独を感じずに、子育てを前向きに行えるようになることを目的に活動をしている団体です。同じような境遇の人と繋がれる場を提供したり、社会全体へ向けての周知活動や啓発活動を行っています。

1.jpg

代表の五島さんにお話を伺いました。

●団体をはじめたきっかけは?
私の息子は7年前に742gで産まれ、当時は不安があっても誰に相談してよいのかわからなかったり、他にも同じ境遇の人がいるはずなのに繋がる手段がなかったりしました。何をするにも手探りの中、ようやく出会えたリトルべビーを子にもつ先輩から伺うお話や、リトルベビーから大きく成長した子どもの存在は、自分の中でとても大きな希望でした。
愛知リトルベビーサークル希望の光の運営スタッフ8名は、私がこの活動を始めてから1年ほどで集まってくれた人たちです。一人ひとりが私と同じように、自分自身の経験から「当時の自分と同じ不安な想いをしてほしくない」「自分が辛い時に繋がりを持って救ってもらった分、今度は自分が恩返しをしたい」と、強い想いをもって活動しています。

2.jpg

●最近の活動の様子は?
月に1回、「お話し会」をZoomで開催しています。2,500g以下で子を産み、育てるママたちが、情報共有や相談をする会です。
参加者は、継続して参加される方と新規の方を合わせて毎回4,5人ほどです。0~1歳の子をもつママが多く、中にはNICU(新生児集中治療管理室)に子どもがいる人も来てくれたりします。2歳以上の子どものママは、これからの不安を話すことに加え、自分の経験を後輩ママに伝えてくれています。

愛知リトルベビーサークル希望の光のInstagramから、様々な情報を発信しています。
@littlebaby_light.of.hope
https://www.instagram.com/littlebaby_light.of.hope/

3.jpg

(3) 活動の中で印象的だったエピソードは?
お話し会で知り合ったママたちは、たまたま子どもの年齢が同じだったり、症状が同じだったりすると、1度きりの関係で終わらないことがあります。お話し会がママの第1の接点となって、一緒に遊ぶ仲間や相談できる人、勇気をもらえる相手を見つけていく皆さんの様子を見ていると、こういう場所をつくってよかったと改めて思います。

4.jpg

●メンバーの黒柳さんにもお話を伺いました!
この活動は、主に普段言えないことや複雑な想いを一人で抱えている人たちが、同じような境遇の人と繋がれる場所を作っています。加えて、様々な職業の人…例えば、ベビーマッサージ、ママケアができる人、保育士、助産師、救命救急室の医師と繋がるきっかけを作ったり、コロナ禍で受け入れ病院を探すのに苦労していた方に、SNSを使った情報拡散で協力したりしたこともありました。
自分もこの活動を通して人と繋がり、救われた経験があります。リトルベビーにまつわる寂しい気持ちや不安な気持ちを様々な形で安心や希望に変えられる、素敵な活動だと思います。

5.jpg

●世界早産児デーイベント『小さな命の写真展』について
日時:11月24日(木)〜26日(土)10時〜21時(最終日は17時まで)
場所:イオンモール木曽川1階中央入口前

世界早産児デーはヨーロッパNICU家族会および提携している家族会によって制定された記念日で、100カ国以上でイベントや活動が行われています。1人でも多くの方に現状を知ってもらうため、愛知リトルベビーサークル希望の光はイオンモール木曽川で写真展を企画しました。
3日間で400人を超える来場者でしたが、その中にはリトルベビーのご家族や、ご自身がリトルベビーだった方の来場も多く、10人に1人という数の多さ、声を上げられない様々な悩みがあることを改めて実感しました。ふらっと立ち寄った方からも、こんなに小さいの、頑張ったんだね、可愛いねと多くの声が聞こえてきて嬉しかったです。また、自分がリトルベビーだった方が当時の自分の大きさを実感し、親への感謝で涙を流されることもありました。

6.jpg

●活動上の課題や、困りごとは?
市や病院には、私たちの活動を受入れてくださるところもあれば、なかなか入り込めないところもあります。今回の写真展を様々なメディアに取り上げてもらい、多くの方が来場してくれたように、徐々に認知度を上げ、多くの方の想いや信頼を受けて、活動を広げていけたらと思います。
また、一宮市内の療育や病院などについては自分が一宮市在住ということもあって詳しく話すことができます。しかしこれからは他の市町についてもスタッフや関係者から情報を集め、愛知県内のできるだけ多くの地域で同じように安心して暮らせるようにできたらと考えています。“愛知”リトルベビーサークルとして、頑張ります。

7.jpg

(5) 今後の展望は?
リトルベビーといってもいろんな子がいて、障がいが残る場合や、亡くなってしまう場合もあります。私一人では、わからないこと、伝えられないことはありますが、たくさんのリトルベビーご家族が繋がることで、みんなで支え合える環境になっていけると思います。今後はさらに繋がりを大切にして、リトルベビーに関わる様々な人の希望の光になるような活動にしていきたいです。

8.jpg

●訪問して(スタッフ:魚住)
 私は今回の訪問で、自分の子どもに直接触れることや元気な産声を聞けることが、当たり前ではなくとても尊いことなのだと知りました。団体の立ち上げから1年で10名近くスタッフが集まっている事からも、代表の五島さんの想いの強さや運営の努力はもちろんのこと、活動内容の必要性や、悩んでいる人の多さを窺うことができます。
悩みを打ち明けられずに悩んでいるリトルベビーの親のみなさん、運営メンバーや専門家としてリトルベビーに関する支援への助力を考えている方、ぜひ1度、愛知リトルベビーサークル希望の光の活動を覗いてみてください。
posted by iCASC at 15:14| インタビュー(訪問事業)

2022年10月30日

pinto Labを訪問しました!

令和4年度訪問事業No266-12
訪問先:pinto Lab
2022年9月18日(日曜日) (訪問スタッフ 長澤)
シビックテラス&一宮市市民活動支援センターにて

◆pinto Labとは 
地元の歴史や産業、文化、身近なことなどを謎解きゲームのような体験型イベントを通じて楽しく知ってもらえる機会をつくることで、参加者同士でコミュニケーションをとりながら課題に向き合ってもらい、新しい発見をしてもらう。
一宮市の魅力を少しでも知ってもらえるように市外・県外の方も足を運んでもらえるようなイベントの開催。
日常生活や身近なもの、地元の歴史や文化などをテーマにした、楽しく遊べるグッズの制作。
一宮市の謎制作団体として、他県の謎解き公演への出展など(情報サイトより)
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=506

◆2022/9/17(土)9/18(日)iビルで開催された
「いちのみやナゾトキホリディvol 2」に訪問しました。

◆団体を始めたきっかけは? 
自分が謎解きが大好きで、更に謎解きの好きな団体に知り合いがいる事から、趣味を自分だけのためではなく皆と共有したいと考えました。
街(一宮)を紹介していくことと、謎解きを合わせることでイベントの価値を高めていきたいと思っています。
謎の答えに導かれて歩く一宮の街では、新しい発見があるに違いありません。

◆最近の活動の様子はいかがでしょうか?
センターたなばた、いちのみやナゾトキホリディなど、精力的に活動しています。


【センターたなばた】
1.jpg
あふれる笑顔のスタッフさん


【いちのみやナゾトキホリディ】
2.jpg
なかなか難問のナゾトキ


3.jpg
大人も子どもも、夢中です


4.jpg
頑張るスタッフさん


◆活動のなかで印象的だったエピソードは?
楽しんでいる子どもを見て親が嬉しくなっていくうちに、いつの間にか親の方が夢中になってしまい、謎が解けた時の、達成感がみなぎる皆様の笑顔が印象的です。
そして、それがバネになっています。
(実際にイベントに参加してみましたが、かなり大人が夢中になっていました。)

◆今後の展望は?
謎解きというイベント(お祭り)で、一宮市のことを「ハッ!!」と気付いてもらい皆が楽しく幸せな気持ちになって欲しい事と、ナゾトキホリディが一宮市で定着し、
5月は杜の宮市、7月は七夕、8月は花火、9月はいちのみやナゾトキホリディと
連想されるようになりたいと、壮大な「展望」を持っています。
(これには思わず拍手をしてしまいました。)

◆困っていることはありますか?
何といっても資金繰りで、人件費がないのでボランティアで協力してくれるスタッフの皆さんに感謝するとともに、申し訳なく思っています。
(いつも上質のパンフレットなので、紙質の工夫などや、景品の有無についてお尋ねしました。パンフレットが人を呼び寄せるので、「見栄え」は譲れない点である事、景品に関しては、大人はナゾトキの達成感と子どもの喜ぶ姿で満足できるけれど、子どもには達成感を目に見える形にしてあげたいとの事です。)

◆団体を訪問して(スタッフ:長澤)
イベント会場では、熱気がとても伝わってきました。謎解きの順番を待つ方々の「謎が上手く解けるだろうか」という期待と不安が入り混じった微妙な気持ちを、一瞬でふき飛ばしてくれるスタッフさんの笑顔と明るい声かけがありました。
会場全体で盛り上げてくれるので、気付いたときの「高揚感」でお客さんも笑顔になっている様です。
何といっても、pinto Lab代表の山内さんの、お客さんの要望に応えたい気持ちの強さが、イベントの規模と継続に繋がっていると感じました。
本当に「9月はいちのみやナゾトキホリデイ」とイベントが根づいてくれることを願って止みません。
posted by iCASC at 13:27| インタビュー(訪問事業)