2022年09月22日

NPO法人おさんぽや主催による「子育て支援団体交流会」に参加

令和4年度 No.263-10
訪問先:NPO法人おさんぽや
2022年9月2日(金)(訪問スタッフ 星野・今福)

●NPO法人おさんぽやとは
 子どもとその親、子育てに関わる全ての人に対して、環境教育や子育て支援に関する事業を行い、孤独になりがちな子育て環境や子どもが育つ中で起こる問題の改善や解決を図り、時代と共に変化する子育て環境に対応しつつ、家庭や地域全体で子どもを育てる力の向上に寄与する。(定款の目的より)

●「子育て支援団体交流会」 
去る9月2日(金)朝10時より一宮市市民活動支援センター会議室にて、NPO法人おさんぽや主催による「子育て支援団体交流会」が開催されました。
 参加者は子どもに関わる支援をしている市民活動団体や地域貢献活動をしている企業やお寺、色々な支援機関など21人(+赤ちゃん1人)でした。
 冒頭、おさんぽや代表の安藤さんからは
「子どもへのアプローチは色々あるが、一宮の団体で繋がっていければ」と挨拶がありました。
 交流会ではまず6つのグループに分かれて、(1)今やっていることなど自己紹介、(2)やっているけど困っていること、(3)準備ができていてこれからやりたいこと(すぐできること)、(4)5年・10年先にやっていきたいこと(時間がかかること)の4つのテーマで話し合いました。それを受けて各々がポストイットに書き込み、白紙に貼って整理し、各班が発表をし、全体共有をはかって議論しました。

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1 今日の活動はどうでしたか。
 日頃から一宮市内で子育て支援活動を行っているみなさんにお会いしてお話を聞きました。お話を聞きながら、コロナ禍での子育て支援は、支援者自身も孤独になっていると感じました。支援者同士、また地域の人達とゆるやかにつながり、今後も情報交換、時には協働しながら「子どもが幸せに育つこと」に貢献していきたいと思います。

2 現在の活動上の課題や、困りごとは? 
 活動 8 年目になりますが、拠点となる建物がないため、利用者がふらっと相談に立ち寄ったり、スタッフが事務仕事ができる場所が無く困っています。

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3 今後の展望は?
 民間の子育て支援拠点(第3の居場所)を目指しています。子どもを真ん中において、保護者、学生、地域の皆さん、市民団体などがみんなで子育てできる場をつくります。

4 支援センターに対するご意見やご要望 
 引き続き、市民活動へのサポート・アドバイスをお願いします。

5 今後のイベントの予定
・親子さんぽ…0歳〜6歳の親子で春夏秋冬を通して、自然の中を仲間と一緒にお散歩します。(大野極楽寺公園 通年開催)
・野外預かり保育…2歳〜6歳のお子さまをお預かりして、自然の中を大冒険!(大野極楽寺公園 通年開催)
・あつまれ!おさんぽや…0歳〜6歳の親子が、地域の公園、神社などでおさんぽしたり、ネイチャーゲームをします。(市内公園や神社 第2火曜日10回/年)
・My time cafe…大人も子どもも自分の時間をもつきっかけになる会。手仕事、おしゃべり、お昼寝などして、自分である時間を持ちましょう。(大野極楽寺公園、エコ建築考房 不定期3回/月)

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6 訪問して(スタッフ:今福)
 参加させていただき、まず参加者の多さに驚きました。それと同時にNPO法人おさんぽやの横の繋がりの多さ、繋がりを大切にしていることに大変感激しました。「ゆるやかにつながる」ということも継続のポイントになっていると思いました。今回それぞれのテーマについて議論し共有したことで、サポートし合える事を提案できたこと、お互いのイベント情報などを共有できたことも意義のある会だと感じました。点ではなく面での子育て支援ができる一宮市をイメージできました。ぜひ今後もゆるやかに継続していただきたいですし、引き続き応援していきたいです。

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posted by iCASC at 16:42| インタビュー(訪問事業)