訪問先:NPO法人のいちご
2022年5月15日(日曜日)(訪問スタッフ 魚住)
のいちごこども園にて
■NPO法人のいちごとは
0歳〜就学前までの保育事業として認可外保育園(のいちごこども園)では、自分で考え、自分で動ける子どもを育てています。赤ちゃん講座を開催し、赤ちゃんの成長の見守り方や遊び方や離乳食の進め方などを伝えています。親子サークルや保育士研修の場にリズム遊びの講師や食育の講師として他団体や大学等に出向もしています。
(いちのみや市民活動情報サイトより)
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=358
■のいちごこども園とは?
NPO法人のいちごが運営する、江南市にある認可外保育園です。
▼園については、代表の石川さんに詳しく教えていただきました
http://138cc.sblo.jp/article/189634103.html
【のいちごマルシェに訪問しました!】
主催は、のいちごこども園に通う子の保護者の皆さんで構成される「のいちご父母会」です。藤田さんにお話を伺いました。
▼右から、父母会の藤田さん、中島さん、園長の石川さん

■のいちごマルシェとは?
のいちごこども園を幅広く知ってもらう機会として開催しているマルシェで、今年は6年ぶりに開催されました。あらかじめ入園を検討しようとしている方以外でも、気軽に来られるイベントとして企画しています。

他のイベントにも積極的に出展していますが、どのイベントでも“子どもたちが本物の体験をすること”について考えています。できるだけ、電子音ではなく楽器が奏でる生の音が流れ、提供する物にこだわりを持ち、子どもに見せたくないものがない、体験する全てが子どもの経験になるように。のいちごマルシェは園の中で開催するため、そうした想いが最も形になったイベントだと思います。

▼この日のおすすめは、保護者が運営する「のいちごブース」のシロップでした。シロップは、添加物不使用で国産の果汁が使われています。取材スタッフもいただきましたが、とっても美味しかったです!

▼ほかにも、内容盛りだくさんのマルシェでした。

■保護者の方が主催なのですか?
広報活動を中心に、できることは保護者である父母会が行っています。ママは出店を頑張り、パパは子どもを見るなど、保護者同士が家族ぐるみで助け合いながら、運営しています。
園の職員には父母会から依頼をして、ロールマット体験や読み聞かせなどの講座を開いてもらっています。
▼5月4日杜の宮市の「もうやいこブース」でも、保護者の方がブース運営をされていました。

■保護者の藤田さんから見た、園の魅力を教えてください
気軽に挑戦できる環境があるって素敵だと思います。竹ののぼり棒、木登り、平均台、高い土の山。人によっては「危ないからダメ」というようなことも、この園では挑戦でき、自分で失敗を学べます。親も含めて、常に大人の誰かが見ている安心感があるからこそかな、と。
保護者同士で計画して家族ぐるみで一緒にでかけたり、子ども1人で他の子の家に泊まりに行くこともあったりして、誰の子だからということなく、大人みんなで褒めて叱れる環境だと思います。卒園生も園に遊びに来ては、自然に幼い子たちの面倒を見てくれています。
トラブル込みで、職員、保護者、子どもの関係ができています。園に通える距離の住まいでラッキーだったなと思います!
▼駐車場からの誘導をされていた保護者さんたち

■団体を訪問して(スタッフ:魚住)
園の職員さんと保護者がお互いに“ちゃん”付けで呼び合っているのにも驚きましたが、取材していて一番驚いたのが、保護者の方々が職員さんと同じ熱量で子どもの成長と園の方針について話されていることでした。子どもの成長を一番に考えた保育を続けるのいちごこども園を思う気持ちに、保護者や職員という垣根はないのだと感じます。
ご興味を持たれた方は、ぜひ一度のいちごこども園のイベントへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
▼のいちごこども園Webサイト【イベント案内】をご確認ください。
https://www.noichigo.org/