2021年04月05日

ヒッポファミリークラブ一宮主催「親子で開く世界のとびら」講演会に伺いました。

令和2年度訪問事業No.229-11
訪問先:ヒッポファミリークラブ一宮
2021年2月21日(日) i-ビル2階大会議室

人種や言語の種類にこだわらない広い視野と、ご自身の”芯”を持っている人々にお会いしました。

■ヒッポファミリークラブ一宮とは
 生まれたばかりの赤ちゃんが母語を理解して喋っていくのは、日常で母語が使われているから。では逆に、日常的に複数の国の言葉が使われていたら…?
 そんな考えをもとに、幼児からシニアまで、人間なら誰でも複数の言葉が自然に習得できることを実践している団体です。国や人種の違いを超えて様々な人と様々な言葉でコミュニケーションをとり、異文化を含めていろんな考え方のものを受け止めるコミュニケーション力を育てています。
 情報サイトはこちら▼
 https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=60

■「親子で開く世界のとびら」講演会に伺いました。(詳細は【 こちら 】
 2月21日(日)に開催された講演会の一宮会場にお邪魔しました。
 ZOOMを使い、稲沢会場とオンライン会場を設け、検温や消毒を行ってコロナウイルス対策もしっかり行いながらの講演会でした。

〜講演会概要〜
・ヒッポファミリークラブの説明とご自身の経験のお話(司会者の岩田さん)
 まずは司会の岩田さんによる、ヒッポファミリークラブならではの様々な言語の挨拶や自己紹介から始まります。せいぜい英語しかわからないセンタースタッフはこの時点でちんぷんかんぷんでしたが、楽しそうに多言語を話す岩田さんと、それに笑顔で答える会場の皆さんの温かな雰囲気に包まれました。

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・2年前にホームステイで受け入れた子に韓国に会いに行くお話(澤田さん親子)
 小さなお子さん2人とともに、お父さんが韓国語と日本語でお話をされました。小さな子が自然に韓国語を話していることに驚きだったのですが、ヒッポファミリークラブの皆さんには普通のことのご様子。

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・会場別の体を使ったアイスブレイキング(ロシア人で日本にホームステイ中のマトヴィーさん)
 一宮会場は、音楽に合わせて勝ち負けで身体を動かすじゃんけんをしたり、英語でおなじみの「Head Shoulders Knees & Toes」をロシア語版で踊ったりしました。
 参加者が楽しく集中して講演会を聴ける工夫がちりばめられています。

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・石神満寿美さんと娘の花蓮さんの話
 満寿美さんは、ヒッポファミリークラブに入って15年、ご自身が多言語に触れるようになったルーツの話と共に、”子どもに”多言語を習得させたいという親が多い中で、なぜ ”家族で” 行うことが大切なのか、大人も成長を実感できるヒッポファミリークラブの魅力をご自身の経験をもとに話されました。
 生まれてからずっとヒッポの環境にいる娘の花蓮さんは高校2年生で、台湾やイタリアへ留学した時の経験を持ち、ヒッポの経験と現実が結びつく感覚とそこから生まれた将来の夢について話されました。

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・会場別の感想の共有
 会場ごとに分かれ、講演の感想を伝え合いました。同じ講演を聞いても参加する人の年代や背景が違えば感じることも様々で、そこからまた新たな発見や今後の展望が生まれていくようです。

■今後のイベント予定
 親子で考える留学・ホームステイ説明会(オンライン開催)
 6月12日(土)19:00〜20:30
 6月13日(日)10:00〜11:30
 小、中、高校生と保護者に向けての会です。愛知県教育委員会後援

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■団体を訪問して(スタッフ:魚住)
 講演会では、皆さんが堂々とご自身のお話をされているようで、思わず「専門の講師の方ですか?」と尋ねてしまいました。代表の秦野さんは「みんな普通のメンバーですが、自分の芯を持っているから堂々としているんですよ。コロナ禍で不確定なことが多い現在は特に、生きていくうえでブレない芯を持つことはとても大切で、言語は習得するだけのものではなく、自分の”芯”を作るためのきっかけや手段になります。」と教えてくださいました。

 また取材して驚いたのが、子どもの教育という印象が強かったヒッポファミリークラブは、子どもはもちろん大人も成長していく意味も含めて”家族の”活動だったことでした。普段の活動のなかで互いにコミュニケーションをとろうと寄り添い、ホームステイなど知らない場所での初めての経験にも失敗を恐れず飛び出していけるような環境づくりをされているように思います。
 市民活動も、広い視野を持つこと、自分の芯を持つこと、新しい事への挑戦など通じるものがあります。皆さんの生き生きした姿になんだか勇気をいただきました。

(スタッフ:魚住)
posted by iCASC at 16:06| インタビュー(訪問事業)