2021年02月26日

「ノラ猫一斉避妊去勢手術」に訪問しました!

令和2年度訪問事業No.223-15
訪問先 いちのみや地域猫の会(浅井歯科)
2021年2月11日(木曜日)(訪問スタッフ:魚住)

「悲惨な環境のノラ猫をなくしたい気持ちは、猫が好きな人も猫が嫌いな人も同じ」
だからこそ、地域で取り組む必要があると、代表の浅井さんが話してくださいました。

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■いちのみや地域猫の会とは
いちのみや地域猫の会は、地域猫という認識を浸透させて、住民とノラ猫が共生できる地域づくりを目指して活動しています。
▼情報サイト
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=447

▼取材を受けてくださった代表の浅井さん(中央)、大川さん(右)
保護猫関連でご協力されているボランティアさん(左)
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■普段の活動について
TNR活動、ノラ猫一斉避妊去勢手術会、保護猫の譲渡会、のほか、随時ノラ猫との接し方に関するアドバイスや、猫を介した地域の方との付き合い方について悩み相談などを受けていらっしゃいます。
※TNRとは
Trap(捕獲)・Neuter(避妊・去勢手術)・Return(元の場所へ戻す)の頭文字。

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基本的に、相談者本人に自分でできることを行ってもらい、いちのみや地域猫の会はそれを支援する形をとっています。この考え方は、命に関わる上でとても大切なことだと教えてくださいました。

捨てられている猫はかわいそうという一時的な感情から、不定期に餌をあげてしまう方や、自分で飼えなくても拾ってしまう方がいらっしゃいます。まずは、自分の行動に責任をもち、その結果がどんな未来へ繋がるのかを考えていくことから…ということでした。

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代表の浅井さんは、もともと個人のボランティアとして猫の保護や里親探し、公園の猫のお世話などをされていた方です。
浅井歯科と自宅には、現在も病気などでノラとして生きていけない猫たちがなんと40匹も!
フルタイムで働かれている上でお世話をされていることを思うと、猫たちの置かれた環境と浅井さんの強い想いが伝わってきます。

■ノラ猫一斉避妊去勢手術にお邪魔しました

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一宮では1カ月に1回開催。岐阜にある「にじのはしスペイクリニック」(※)の獣医師 高橋先生が施術され、一宮市の動物看護師 田中さんが助手をされています。
予約は1日に20匹までとのこと。毎回、予約はほぼいっぱいになっています。

※にじのはしスペイクリニック
猫の不妊去勢手術専門の会員制動物病院。
▼ウェブサイトはこちら
https://nicox.jp/nijinohashi.html

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▼今回ノラ猫を手術に連れてきた方は、 
「今回連れてきたノラ猫は、自分が知っているだけで2度も妊娠しています。病気もあるようで、見ていられませんでした。」
と切に話してくださいました。

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実際、ノラ猫を手術に連れてくるのは、猫を好きな人が多いそうです。しかしいちのみや地域猫の会の皆さんによると、猫が嫌いな人、迷惑に思っている人にも、ぜひ手術に関心を持っていただき問題解決の糸口にしてほしいとのことでした。
「生まれて来なければ、猫がつらい思いをすることも、人に迷惑をかけることもない。」
悲惨な環境のノラ猫をなくしたい気持ちは、猫が好きな人も猫が嫌いな人も同じです。
地域の人全員が協力し合って、街としてノラ猫をなくしていけば、きっと人も猫も辛い思いをすることなく、暮らしやすい場所になっていくはず。

そんな未来に向けて、いちのみや地域猫の会は、各地域に住まわれる方々へのノラ猫の理解を促進することも大切にされていました。

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▲手術を受けた猫は「サクラ耳」でわかります。
近所でノラ猫を見かける方は、その子がどんな猫なのか、一度見てみると良いかもしれません。

■今後の活動について
・ノラ猫一斉避妊去勢手術
2021年3月4日(木) / 3月28日(日)
 (場所:愛知県一宮市小信中島)
・事前予約受付会
 2021年2月25日(木)9時〜12時 /3月14日(日)13〜16時
 (場所:i-ビル3階市民活動支援センター会議室A)
▼ノラ猫一斉避妊去勢手術案内
http://138cc.sblo.jp/article/188417303.html

■取材して
動物を殺めた場合は、命であっても器物損壊罪にあたることを初めて知りました。今、コロナ禍でペットを気軽に飼い始め、結果世話をしきれずに手放してしまうケースも増えているようです。今回の取材は、命の重さと、その重みの感じ方には個人差があるという現実について考える機会となりました。

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浅井さんをはじめ、猫のために誠心誠意活動されているいちのみや地域猫の会の皆さん。
どんなに大変な活動も、「命が関わっているから」というたった1つのシンプルで大切な理由で頑張っていらっしゃいます。ボランティアも随時募集されていますので、「ノラ猫が少なくなると良いな」と思われた方は、ぜひチラシや市民活動情報サイトの連絡先までご連絡ください。

(スタッフ 魚住)
posted by iCASC at 15:26| インタビュー(訪問事業)