現場同行の今福(センタースタッフ)とセンター会場の魚住(センタースタッフ)より当日の様子や感想、参加者の皆さまからの声などを報告いたします。
●現場同行の今福より
写真を中心に当日の様子を紹介いたします。
当日は青空が綺麗な晴天、ツアー日和でした!

まずは第1部、知多市市民活動センター内のご案内です。

その後、NPO法人地域福祉サポートちた理事長の市野さんより、活動が知多地域の福祉を起点としてまちづくりへ発展した背景、特徴などをお話いただきました。
質疑応答では、参加者の方より知多市市民活動センターと団体とのつながりづくりについて質問いただきました。

第2部はNPO法人知多地域成年後見センター事務局長の今井さんより、センターを立ち上げるきっかけや成年後見制度についてなど、お話いただきました。
参加者の皆さまへ「成年後見制度をご存知でしたか?」という質問に挙手で回答していただきました。初めて聞いたという方が何名もいらっしゃいました。

第3部はとまと記念館です。東海市健康推進課職員の長谷川さんとNPO法人LET’S食の絆の江口さんより、東海市独自の健康づくりの取り組みや、とまと記念館で提供するトマトにこだわった健康メニューについて、また、地元企業と行政、NPOの協働についてなど、お話いただきました。

パンフレットやトマトのレシピが掲載されている冊子をいただきました。
関心のある方はセンタースタッフへお声がけください。

トマト記念館前では画面が青くなってしまうトラブルもありました・・・。

ランチタイム♪東海市の条例に沿い、最初はトマトジュースで乾杯です!

メニューはオムライス、月替わりメニュー2種類があり、毎月変わるメニューを楽しみにされているお客様も多いそうです。
ちなみに今福は一番上の写真「ミニトマトの小籠包」をいただきました。ミニトマトの爽やかさとお肉がよく合い、とても美味しかったです!野菜もたっぷりで健康的なメニューも嬉しいですね。
http://www.city.tokai.aichi.jp/14041.htm
(メニューや提供日時など詳細は、愛知県東海市公式サイトよりご確認ください。)



第4部はNPO法人ごんのふるさとネットワークです。村上さん、榊原さん、安井さんより、活動のきっかけや思いなどをお話いただきました。その後は3人のトークがとても自然な流れで始まり、活動の中の嬉しい出来事など、井戸端会議のような和気あいあいとした楽しい雰囲気で盛り上がりました。新型コロナウィルスによる影響について、メンバーの高齢化による後継者問題なども話題にあがりました。


第5部は南粕谷ハウスです。事務局長の石井さんより、南粕谷ハウスのきっかけや活動についてお話いただきました。その後、ボランティアスタッフの今井さん、江端さんより、活動に参加するきっかけをお話いただきました。最後の質疑応答では、参加者からの質問や活動の悩み相談の時間へ発展しました。画面越しでも違和感なく会話が弾んでいました。

●センター会場の魚住より
【オンラインバスツアーを通して】
NPO現場見学バスツアーは、その名の通り現場を回ってそれぞれの活動を知ることで、それぞれ今後の市民活動に役立てていただくことが大切だと思いますが、オンラインでもそれは十分に可能だと感じました。
オンライン上であっても現地の方の温かさを感じることができましたし、現地の講師の方と参加者がほぼ不自由なく交流していらっしゃる場面もありました。

また、オンライン画面に自由に出入りされる参加者の皆様の様子を見て、実際のバスツアーでは丸1日を必要とするところ、オンラインでは好きな部門だけ、どの場所からでも参加できる手軽さが大きな魅力のように思います。

↑センター会場は、午前はフリースペース、午後はA会議室にて開催。開催場所も今後の検討材料になります。
●参加者の皆様の声(一部抜粋)
「新しい形での企画でとってもいいです」「(画面越しでありながら)施設の紹介ではカメラが動いて臨場感があった」「各部の空き時間(スタッフ移動時間)に自分も自由に食事や休憩を取ることができて良かった」などのご意見をいただきました。
また「自分の団体でもZOOMを使ったイベントを開催したいと思っていたため、勉強になった」と開催者側の視点で見られている方もいらっしゃいました。
●最後に(今福・魚住より)
今回の「オンライン・ヴァーチャル版NPO現場見学バスツアー」は一宮市市民活動支援センターとしても初の試みで、会場設営や通信状況、進行など試行錯誤しながらの実施でした。そのため、各訪問先、参加者の皆さまにはご不便、ご迷惑をおかけする部分もありましたが、皆さまのご理解、ご協力のおかげで無事に終えることができました。誠にありがとうございました。
リアルとヴァーチャル、それぞれの特徴を考え、より多くの方へ市民活動に関する情報をさまざまなかたちで発信していけるよう、今回の事業を通して学んだことを活かしていきたいです。
●参考
昨年のリアルなNPO現場バスツアーの様子は、「こちら」からご覧いただけます。