2020年01月09日

名古屋大学減災館で行われた「要配慮者利用施設講習会」にNPO法人高齢者住まいる研究会が登壇!

令和元年度訪問事業No.215-21
訪問先:NPO法人高齢者住まいる研究会(名古屋大学減災館講座)
2019年11月26日(火曜日)担当:安田

■NPO法人高齢者住まいる研究会(いちのみや市民活動情報サイト・法人ホームページより)
 医療・高齢者ならびに障害者施設及びその事業者に対して、BCP(事業継続計画)に関する事業を行い、災害時等においての事業継続に関して、業態維持と業務維持に寄与することを目的として活動しています。BCP(事業継続計画)に関する普及・啓発活動として、福祉施設・防災講座等での災害想定ゲーム「KIZUKI(気づき)」の演習や策定支援事業を行っています。

■一宮から熊本へ
一宮市出身、一宮市在住の高齢者住まいる研究会の寺西理事長。2016年4月に起きた熊本地震をきっかけに現地と交流を育み、3年後の2019年4月に熊本へ移住。現在、熊本県上益城郡御船町の老人総合福祉施設グリーンヒルみふねで福祉業務に携わりながら、災害想定ゲームの演習やBCP策定支援事業を行っています。
熊本へ移住してから10か月。一宮市在住時と同様に活発に活動し、5月の「中部ライブガードTEC」や10月の「ぼうさいこくたい2019@NAGOYA」など名古屋で開催されたイベントに登壇したり、地元一宮市内の市民活動団体とコラボレーションイベントを行ったりして、地元一宮へ戻る機会も多いようです。

■名古屋大学減災館で行われた「要配慮者利用施設講習会」に参加しました
 2019年11月26日(火)、名古屋大学減災館で行われた「要配慮者利用施設講習会」に寺西理事長が登壇とのことで参加を含めて訪問を行いました。
この事業の主催は「あいち・なごや強靭化共創センター」です。同センターは、大規模自然災害の発生に備え、産学官で戦略的に愛知、名古屋の強靱化を推進するため、愛知県、名古屋市、名古屋大学が共同で設置したシンクタンクです。今回は、愛知県内の要配慮者利用施設職員、介護・障害者相談支援専門員、社会福祉協議会職員、行政職員等を対象にした無料講座。高齢者住まいる研究会による「災害想定ゲームKIZUKI」の演習やグリーンヒルみふね職員の石橋さんによる「熊本地震 命を守る! 被災地から未災地へのメッセージ」と題した講義とワークショップ、そして愛知県建設局河川課職員による「水害等への備え」の講義も行われ、盛りだくさんの4時間でした。
翌日には、実践編として避難所運営ゲームHUG(社会福祉施設バージョン)の演習、同じく講義とワークショップが行われ参加者が具体的に災害対策を進める手法をレクチャーされたそうです。

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高齢者住まいる研究会の寺西さんとグリーンヒルみふねの石橋さん

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※要配慮者施設:老人福祉施設、障害者支援施設、児童福祉施設等
※あいち・なごや強靭化共創センター http://gensai.nagoya-u.ac.jp/kyoso/index.html
※グリーンヒルみふね https://greenhillmifune.com/destination

■取材して
グリーンヒルみふねの石橋さんが熊本地震の体験として、孤立化した施設の状況や「災害時だからといって利用者さんは待ってくれない、仕事を継続しなけなければならない、一刻も早く元の状態に戻さなければ」と必死で動かれたリアルな話が心に響きました。
今回の講義で、寺西さんが熊本でどのような活動をしているかを知ることもできましたし、一宮から発信された「災害想定ゲームKIZUKI(気づき)」は、全国の方々が体験されており、施設で働くスタッフの方々もこのゲームから気づくことも多いと感じました。
5年前、寺西さんが「地震のこと真剣に考えて早く進めないと」「ゆったり考えている時間はないんだよね」とお話されていたこと、そして「防災を考え始めたら抜けられなくなった」と笑顔で熊本に出発された様子が印象に残っています。様々なことを経験し、また一宮での活動も期待して、こちらの地域の防災を少しでも強化できるような活動を私自身もできたらと思っています。
(スタッフ:安田)
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posted by iCASC at 12:39| インタビュー(訪問事業)