2019年10月20日

NPO法人一宮まごころに訪問しました!

令和元年度訪問事業No.209-15
訪問先 NPO法人一宮まごころ
2019年10月6日(日曜日)担当:木全

◆NPO法人一宮まごころとは?(一宮市民活動情報サイトより)
 助け合いの心を大切にする市民とともに、高齢者や障がい者、子どもたちが安心して暮らすために、福祉サービスに関する事業を行い、福祉の増進と地域社会の発展に寄与し、社会全体の利益に貢献することを目的として活動しています。

◆設立の経緯 
 年をとっても障がいがあっても安心して暮らせる地域にしたいという想いで平成4年から準備を進め、10名の主婦によって助け合いの活動を開始しました。在宅支援からはじめ、保育園で場所を借りての出張ミニデイサービスにも取り組みました。介護保険のヘルパー制度ができる前だったので、スタッフは病院や施設にボランティアに行って勉強していました。その後、移動手段がない方の為に送迎サービスを始めたり、障がい児の居場所づくりや社会に出る前の訓練をする場として児童デイサービスを開設したり、公的な制度が整う前から現場の要望に応えるかたちで活動をひろげ、現在の一宮まごころになってきました。

◆現在の活動の様子
 生活支援や移動サービス、ふれあいサロンで地域の居場所づくりをする他、介護保険事業としての訪問介護や通所介護、障がい福祉サービスとして居宅介護や障がい児通所支援、移動支援を行っています。
 介護認定がおりていない軽度の方や、認定がおりるまでの数ヶ月でも困っていればサービスを利用できますし、介護保険では利用できないような作業も、生活支援として切り分けて引き受けができるので利用者に喜ばれています。例えば、介護保険では生活で利用している以外の場所は掃除ができないのですが、生活支援としては仏間など使っていない部屋の掃除もできますし、衣替えやふとんの入れ替えなど、自分では負担になった家事をついでに頼みたいという利用者の方は多いようです。

◆課題や困っていること
 スタッフの人材育成と資金繰りです。様々な事情で働いている方がいるので、できるだけ環境を整えて続けてもらえればと考えています。
 また、基準緩和ヘルパーという3回の講習を受ければ生活支援をできる資格があるのですが、現在は取得するための公的講座がない状態です。需要はあるので、講座を再開して欲しいと願っています。

◆センターに対するご意見
 センターを介してボランティア希望者が来てくれ、新しい提案をしてくれたことはありがたかったです。

◆これから
 サロンを展開させていきたい。まだあまり市民に知られていないので、未就学児をもつ家庭や、引きこもりの方、勉強場所を探す学生に利用してもらったり、夜カフェを開いたりしてはどうかと考えています。さをり織りの体験やピアノが弾けるということも今より周知できればいいなと思います。

項目・内容
◆今後の活動予定
まごころふれあい祭り
令和元年11月3日(日)10:00〜14:30 に開催します。
場所は「まごころふれあい広場・九品地公園東・ふじた亭」です。
ステージや各種体験イベント、模擬店を出店します。雨天決行です。

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まごころふれあいサロン ふじた亭 一宮市文京1-5-35(一宮まごころ北側)
一宮市認定のお出かけ広場です。
月曜〜土曜の10〜16時、利用料は1日200円でセルフサービスの飲み物があります。
麻雀・カラオケ・スケッチ・談話・手織り・野菜販売など
手織り作品を作りたい方は、月会費1,000円と、糸代10円/gが必要です。(要予約)
現在ボランティアの方を大募集中です。

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現代表の武保さん(左)と、前代表の諌山さん(右)

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まごころふれあいサロンふじた亭で月1回開催される定例会後にお話をうかがいました。

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玄関わきにある情報コーナー

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手織り作品が多数展示されています。

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posted by iCASC at 12:20| インタビュー(訪問事業)