2019年08月17日

映画を楽しむ会「人生フルーツ上映会」に訪問しました!

令和元年度訪問事業No.200-6
訪問先:映画を楽しむ会「人生フルーツ上映会」
2019年6月30日(日曜日)担当:木全

●映画を楽しむ会とは?(一宮市民活動情報サイトより)
一宮市には、大型ショッピングモールなどのシネコンはありますが商業ベースなので、文化的価値は高いが採算の取れない映画は上映が難しく、良質な映画を上映する映画館がありません。子供たちを含めて文化が育っていません。
「おもしろそうな映画がやっているから観に行こう」から始まり「あそこでやる映画は面白いね」になり「次はどんな映画をやるのか楽しみだね」と、映画好きな人やそうでない人にも楽しんでいただき、映画を通して音楽やファッション、インテリアの様々が、毎日の暮らしの小さな1ページを彩り、心を豊かにする波が広がっていくこと。また、そこから新しい繫がりが生まれることを期待します。

使用可能な文化的施設で良質な自主映画を上映し、映画を身近に感じてもらい、子供たちを含めて一宮の文化を育てていくことを目標に活動しています。


●上映会を観覧して 
6月30日(日)一宮市博物館で開催された「人生フルーツ」上映会に訪問しました。
当日はあいにくの雨天でしたが、初回11時の上映時間にはすでに会場が全て埋まるほどの人が集まっていました。
上映前には代表のあおいさんからお話があり、その後、約91分の映画を楽しみました。
上映後、最初のほうで途切れていたという音声のためもう一度冒頭の数分間を映してくれるなど、アットホームで小回りの利いたサービスもありました。
終了後は、2回目の上映のためすでにたくさんの人が受付けに並んでいました。


●今回の上映会について あおいさんからのお話
映画を楽しむ会として今回が初めてのイベントでしたので、お金をいただくだけの価値のある会にできるかどうか、会場選びや機材の調達に関することなど、直前まで試行錯誤の連続でした。
他の上映会場にも足を運び、わからないことは積極的にうかがっていましたが、どこの会場でもプロの方がとても親切に相談にのってくれ、機材の貸し出しを受け入れてくれたり、実際に様子をみてくれるなどサポートしてくださり、たいへん助かりました。
また、そうやって足を運んだ上映会場で偶然監督にお会いすることができ、お話させていただいたうえ監督トークを快く引き受けてくださったおかげで、各地で開催されていた同映画の上映会のうちから「監督トークのある一宮を選んだ」という遠方からの来場者もありました。

※この「伏原健之 監督トーク」をYouTubeでご覧いただけます。
映画を楽しむ会チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCdKqWoxSZkmBbg2rE1c_tsw
『人生フルーツ』伏原健之監督トーク01〜03

スタッフも少なく、ポスターの掲載箇所やチラシの配布場所も限られていたのですが、口コミで情報が拡がってくれたようで、2回の上映で110名もの方が来場してくれました。
一宮市博物館の建物も素晴らしいので、たくさんの方が足を運んでくださったことがうれしいです。

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写真提供:映画を楽しむ会


●課題や困っていること
広報や発信力を高めていく必要性を感じています。
ホームページを持てればいいのですが、どんな手段があるかまだ検討中です。
今回は前売り券の購入場所がスタッフの手持ちと市内協力店舗1軒だけだったため、遠方のかたが買えなかったので、電話番号と名前で予約することも次回はしてみようと思っています。なにかよい方法があれば知りたいです。


●センターに対するご意見
団体活動をはじめるまえに相談事業を利用した際、アドバイザーの方がおっしゃっていた「このゆびとまれ!の指を挙げる人になって欲しい」という言葉がとても心に残っています。
参加必須のソーシャル講座が14時からだった(*)のは、仕事で半休を取らねばならなかったため、どうにかならないかな?と思いました。
(*)ソーシャル講座は、平日と週末を交互に開催しております。


●これから
映画に出てくる料理を実際に作ってみるクッキングイベントや、映画音楽を生演奏で楽しむイベントを企画しています。
映画上映はこれからも定期的にしていきたいですが、実際に見に行って、権利者と話をして…としていると、年に3.4回開催できればいいほうではないかと考えています。引き続き活動していくことで、ミニシネマでしか上映されないような良質な映画を、名古屋まで行かずに一宮で見られるようにしていきたいです。

◎次回企画は『おしゃべりと音楽とお茶で映画を楽しむ』11月頃を予定しています。
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※イメージ写真
posted by iCASC at 09:22| インタビュー(訪問事業)