訪問先 NPO法人パンジー(パンジーハウス)
2018年12月14日(金曜日)センター担当:安田
●NPO法人パンジー
障害児とその家族が安心して日常生活を送ることができるよう、充実した余暇活動の機会や障がい児の心身の発達と自立など地域社会の創造に寄与する事を目的として、社会生活の支援に関する事業を行っています。
地域社会に適応できる能力と人間関係を育むことができるよう、家庭以外でも穏やかに安心して過ごせる場所、家族同士の交流や相談の場として、障がい者とその家族のニーズに対応します。
子供の能力を伸ばせるよう、子供たちの成長について話し合い、共に考え、楽しくかつ安心・安全な暮らしを支えます。
(活動内容)
療育部:感覚統合運動、パソコン、音楽療法、絵手紙など。
手芸部:企業コラボによる改造ミシンを使って手芸品づくり、車いすでも着やすい衣料の提供など。
園芸部:地域の作業所と連携し公共施設の花壇づくり、地域の特産品を使った商品開発など。
DTP部:パソコンでのぼり(布・紙)やその他の制作および販売など。
●パンジーハウス
「どんなに障がいが重くても、子ども達には伸びる可能性がある事をお母さん達に忘れてほしくない。」「何より子ども自身にも自分の可能性を諦めてほしくない。」そんな想いを込めて、2017年5月1日に開所。障がいを持つ子ども達が地域と共に成長する居場所づくり、日中一時支援、放課後等デイサービス(児童発達)の事業所を行っています。
~横井代表より~
お稽古ごとを断られた経験などから、自分たちで活動できる場をつくろう!と活動をはじめました。地域のみなさんにお世話になり、あたたかい気持ちで見守ってもらいましたので、今後は若いお母さんたちへフィードバックしていきたいと思っています。


●2018年12月14日(金)、パンジーハウスで開催された「クリスマス会」を訪問しました。
2018年10月に日本NPOセンターから一宮市市民活動支援センターへ「明治グループお菓子寄贈」の情報提供があり、当センターからいくつかの登録団体を推薦しました。初めての事業です。
その一団体であるNPO法人パンジーに、明治グループよりお菓子が届き、クリスマス会が行われるということで訪問。おうかがいした時間帯は、重度心身障がい児の通所時間。親子5組が通所され、普段どおりに音楽療法をおこない、そのあとクリスマス会が開催されました。
お菓子に魚の絵を貼った魚釣りゲームやケーキを食べたり、ゆっくりお話しをされたり、みなさん楽しく過ごされていました。

※明治グループのお菓子寄贈(同社HPより)
明治ホールディングスでは、株主様のご意志により優待品の送付に代えて同等品を福祉団体等へ寄贈する「寄贈選択制度」を実施しており、この事業は、明治ホールディングス株式会社および同社株主様による社会貢献活動の一環です。
https://www.meiji.com/beliefs/contribution/

●2018年に企業などとのコラボレーション「Re DESIGN PROJECT」にパンジー手芸部が参加。
2009年からはじまったリデザインプロジェクトは株式会社ユニーが主となり、繊維商社や企業から提供された未利用繊維素材を使って、デザイン学校の生徒たちがデザイン。地域の障がい者支援施設の方々が商品を生産し、ユニーで販売されるプロジェクトです。


●訪問して
横井代表は「年末年始の華やかな気分をどう盛り上げようかと苦慮していたからとてもうれしい。障がいが重くても、普通の子と同じ経験をさせたいから。」と、とても喜んでくださいました。
当日は、代表やスタッフさんから「子どもたちとママたちをビックリさせたいの。安田さんお願い!」とご要望いただき、急遽サンタさんに変身。お渡しする役を任せていただいたことに感謝です。小さなかわいい手を握りながらお渡しできて、とても喜んでくださったことに私も感動しました。
別の日には、自閉症児や日本語教室の子供たちにも手渡しされたと連絡をいただきました。
大小問わず様々な情報を集めながら、色々なマッチング支援をおこなっていければと考えています。些細なことでも雑談でも構いませんので、気軽にお話しいただけたら幸いです。(安田)

