2018年03月23日

一宮市国際交流協会「国際交流ウェルカムひろば」に訪問しました!

H29年度訪問事業No.166
訪問先 一宮市国際交流協会「国際交流ウェルカムひろば」
2017年12月3日(日曜日)訪問第1回

 一宮市国際交流協会が開催している「国際交流ウェルカムひろば」を見学し、担当の国際交流協会事務局の安藤さんにお話を伺いました。

●どのような団体ですか?
 平成3年に立ち上がった任意団体です。一宮市民の国際交流・国際理解の促進や、多文化共生社会の推進を目指しています。一宮市役所生涯学習課内に事務局があり、事務局職員5人とボランティア300人ほどで活動しています。一宮市の国際化にむけて、色々な企画を行っており、ボランティアの方々をはじめ、市民のみなさんと一緒につくりあげていきたいと考えています。

●どのような活動をされていますか?
 毎月第1日曜日の午後に市民活動支援センターの会議室で「国際交流ウェルカムひろば」を開催しています。在住外国人のよろず相談ができる体制をつくることや、参加するみなさんの交流を図ることを目的に始めました。

一宮国際交流協会写真.jpg

 他にも、「無料日本語教室」や「ホームステイの受け入れ」、「通訳・翻訳」などのグループに分かれ、それぞれに活動しています。特に子ども向けに日本語を教える活動は、両親等の都合で来日した、日本語がよくわからない児童や生徒が、日本の学校についていけるように少しでもお手伝いをしたい・・・という強い想いで活動をしています。
 また月に2回、一宮市あんしん防災ネットからの情報を、英語と中国語に翻訳して、協会のFacebookページ上で発信したり、在住外国人向けの交通安全教室や防災教室などを開催したりしています。

●一宮市在住外国人の現状と課題は?
 2017年12月の時点では、一宮市民38万人中、1.5%の約5800人が外国人(フィリピンや中国人の割合が多い)です。この2年半の間に800人ほど増加しています。しかし、一宮市は外国人が一部へ集中する“集住地区”ではなく、点在する“散在地区”のため、外国人への支援が届きづらいのが現状です。中でも小中学生の割合は少なく、外国人の子どもへの支援が難しいのが現状です。人数が少ないとは言え、さまざまな理由、いろいろな年齢で外国人の子どもたちが一宮市にやって来ます。その中に困っている子どもも多くいます。小・中学校とも連絡を密にして、支援が必要な子どもに対してお手伝いができるようにがんばっています。

●活動をする中での課題は?
 市内には外国人のネットワークがあまりなく、また全ての情報を外国語で発信できている訳ではないので、なかなか情報が行き渡らないことが課題です。当団体の窓口でも様々な情報を提供していますが、情報を求めてわざわざそこまで来られる方が少ないのが現状です。
 他には、過去に無料健康チェック&相談会を定期的に実施していましたが、参加者は少なかったです。情報が行き渡らなかったということもありますが、知り合いの外国人に聞いたところ、病気でもないのに健康チェックを受けるということにあまり関心がなく、休みの日や空いている時間をそうしたことに充てようとはあまり考えないということもあるようでした。在住外国人のみなさんが、一宮市で安心して暮らせるためのお手伝いをしたいと思っていますが、どのようなサポートが必要なのか、これからも在住外国人のみなさんと一緒に考えて行きたいと思います。

posted by iCASC at 14:38| インタビュー(訪問事業)