令和3年度訪問事業No.250-14
訪問先:原発ゼロをめざす一宮『私が原発を止めた理由』講演会
2022年2月27日(日曜日)(訪問スタッフ 川井)
一宮市民活動支援センターにて
原発ゼロをめざす一宮は、原発はなくても電力は足りていること、原発に頼らない自然エネルギーへ切り替えていくこと、原発が事故を起こしたら、大量の放射能を放出し大変な災害をおこすこと、特に人体に悪い影響を与えることなどを市民の皆さんにわかってもらえるような学習会や宣伝活動をおこなっています。
(いちのみや市民活動情報サイトより)
https://www.138npo.org/info/group/index.php?group_id=240●代表の柴田さんへインタビュー
代表の柴田さんは、福島原発事故で起こった被害の実態や危険性を知ってもらいたいと思い、団体を立ち上げました。
現在、日本には50基以上の原発があり、一宮から近い福井県には15基もの原発があり稼働を続けています。
もし、福井で原発事故が起きてしまうと、約2時間で放射能が一宮に飛んできてしまうとのことです。2時間でどこに逃げることができるでしょうか。それをみなさんに知ってもらいたいと柴田さんは強く訴えました。
●最近の活動
毎年3月11日の少し前の日に、講師をお招きして講演会を開催したり、毎月11日に一宮駅東いちい信金前にて集会を行っているそうです。
●講演会の様子
元福井地裁裁判長の樋口英明さんをお迎えして、『私が原発を止めた理由』の講演会が開かれました。約50名の参加者が集まり、AB会議室では入りきらないことから、小会議室にもお席を設けての開催でした。
小会議室の方はどのように講演を聴くのだろうと思っていたら、

AB会議室からZOOM配信し、

小会議室のスクリーンに映し出す方法でした。
工夫次第でこのように会場も使えますね。

たくさんの方が来場されたので、「関心のある方が多いんですね。」と柴田さんに伝えると、「いやいや、まだまだもっともっとたくさんの人に関心を持ってもらいたいんですよ。なかなか若い世代の方が集まらないので、そこが課題でもあります。」とおっしゃっていました。
●団体を訪問して(スタッフ:川井)
以前福井県に海水浴へ出かけた時に、キレイな海のすぐそこに原発があり、こんなにも間近にあるんだとびっくりしました。あまり身近に感じることは少ないですが、実はそんなに遠いものでもないと聞き、不安もぬぐえません。団体の想いのように、どうか原発に頼らずとも自然のエネルギーを使い、不安のない未来になってほしいと強く思います。
posted by iCASC at 20:59|
インタビュー(訪問事業)