訪問先:不登校親の会「ループ」
2021年11月28日(日曜日)(訪問スタッフ 川井)
もうやいこブースにて
2004年に発足した不登校親の会「ループ」は今年で18年目になりました。支援センターができたという報道を見てすぐに登録したとのことで、ナンバリングは23番。センターにある団体の情報ファイルは、棚の一段目にあります。

▼市民活動支援センター情報サイトはこちらから
https://www.138npo.org/info/group/index.php?group_id=23 そんな、センターとともに活動をされてきた代表の山田さんにお話をお伺いしました。
1.団体をはじめたきっかけは?
自分の子どもが不登校になった時に、教育委員会が主催する「親の会」があることを学校から教えてもらい、参加したことがきっかけでした。その会に参加するだけじゃなく自分たちで毎月やっていきたいという思いから団体を立ち上げました。
2.最近の活動の様子は?
毎月の交流会があります。奇数月は第三日曜、偶数月は第三土曜。会に来られない場合はミニ版、個別相談もやっています。個別相談は、メールだと伝わらないことがあるのでなるべく会って話すようにしています。
参加された方から「参加してよかった!」「元気が出た。」などと言われると、活動をやってきてよかったなぁと思います。
まちの宮市『もうやいこブース』出展の様子
『もうやいこブース』によく参加されているループ。11月も広報活動で参加されていました。ループがどのような会なのか、ふらりと立ち寄った方がお話を聞けるいい機会になりますね。

チラシ配りをする山田さん

ループの案内をする山田さん
また、山田さんはループとしての活動をする一方、センタースタッフの一人としても皆さんに接しています。

真剣な様子で作業していますが、普段はとても親しみやすい人柄の山田さんです。
団体を訪問して(スタッフ:川井)
18年という長い年月を活動されてきたのは、並々ならぬ努力や、一人で悩んだり苦しんだりしないでほしいという想いもあるのではないでしょうか。ループでみんなと話し合い、途中涙があっても最後には笑って「また次回ね。」と言い合える場所があることは同じ悩みをもつ人にとって嬉しいことだと思います。
今苦しんでいる人がいるのなら、どうか一人では悩まずに、ループを訪ねてきてください。辛そうな人を知っているのなら、どうかループのことを紹介してほしいです。心が軽くなるヒントがそこに転がっているかもしれません。
一人でも思い悩む人がいなくなりますように、心から願っています。
posted by iCASC at 13:11|
インタビュー(訪問事業)