令和2年度訪問事業No.219-1
私学をよくする愛知父母懇談会一宮ブロック主催
「ようこそ私学へ! 父母懇 朱夏のつどい in 一宮」
2020年7月19日(日曜日) 尾張一宮駅前ビル(i-ビル)シビックテラスほか
「私学だから」という理由で学校をあきらめることはさせたくない。
私学をよくする愛知父母懇談会一宮ブロック(以下「一宮ブロック」という。)の野田代表からこの言葉を聞いた時、あまりに無関心であった自分に気づきました。
一宮市周辺は愛知県立の高等学校が多く、私立学校に意識を向けることがほとんどありませんし、進学期の子供を育てていなければほとんど関心がないというのが実情のように感じます。
一宮ブロックは私立学校に通う生徒やその保護者がざっくばらんに語り合うことができる会を設けるとともに、毎年6月には「初夏の集い」、11月には輝良ッ都フェスティバル(きらっとフェスティバル)を開催して、多くの方々に関心を持ってもらい、公立と私立との格差の是正につなげていく活動をしています。
コロナ禍でさまざまな行事が中止や延期となっていますが、一宮ブロックでも6月に開催しています「初夏の集い」を「朱夏のつどい」に改めて7月19日(日)に開催しました。会場には市内の8中学校美術部生徒の作品などが展示され、私立学校の部活動をビデオで紹介していました。
また、会場の一角には私立学校の進路相談コーナーも設けられ、保護者の相談に真摯に向き合っている先生の姿がありました。

午後からはi-ビルの大会議室で教育講演が開かれました。
講師は臨床心理士で同朋大学社会福祉学部准教授の石牧良裕先生で、コロナ禍の今、青年期の心と向き合っていくことの大切さについて話されました。

小さなお子さんを連れて絵を見ていた方にお話を聞いてみました。
子育て支援センターに来たのですが、絵が展示されているので、おもしろそうだと立ち寄ってみたということでした。一宮ブロックやその活動については全く知らないということでしたが、関心を持っていただくきっかけにはなっていると感じました。
コロナ禍がどのようになっているのかは全く予測できませんが、秋にもイベントを開催されます。
多くの方とのつながりを築き上げていこうとする活動は地味に感じますが、子どもたちが自ら希望する進路を選ぶことができる社会を実現していくためには確実な進み方なのかなと感じました。
センターは、一宮ブロックのような活動に対してどのように関わっていくことができるのかをしっかりと考えていきたいと思います。
(スタッフ:宇佐美)
posted by iCASC at 10:05|
インタビュー(訪問事業)