10月25日(金)に「
NPO現場見学バスツアー」へ行ってきました!
この日はあいにくの雨天でしたが、一宮駅前より知多に向け無事に出発できました。
登録団体の方、地域活動に関心のある方、当センタースタッフ等、15名が参加しました。

この企画はNPO法人地域福祉サポートちたさんにご協力いただき毎年開催しております。
昨年同様、今回もテーマは“協働”。
さまざまな協働を既に実践されている知多地域の事例を見学、
また、実践されている方のお話を聴いてきました!
●NPO法人地域福祉サポートちた
市野恵さんより、サポートちた誕生のきっかけやこれまでの活動、知多地域の特性、課題などを説明していただきました。
参加者より、「知多半島全体でネットワークをつないで問題を解決しているのがすばらしい」、「“誰かの困りごとはみんなの困りごと”という想いに共感しました」と感想をいただきました。

●NPO法人知多地域成年後見センター
今井友乃さんより成年後見についてや知多の成年後見センター誕生のきっかけ、これまでの活動、5市5町・社協の連携、協働についてお話いただきました。
参加者の中には成年後見制度を知らない方や実際に身近な問題と感じている方もいらっしゃり、関心が高かったようです。
また、市民活動をされている参加者より、「行政との協働についてのお話が今後の活動の参考になりました」というご意見もいただきました。


●とまと記念館
少し早めのランチタイムは、とまと記念館でいただきました。
東海市には「トマトで健康づくり条例」というものがあり、第5条は「トマトジュースによる乾杯の推奨」です。
東海市では、ビールの前にトマトジュースで乾杯するとのこと!(驚)
もちろん、参加者全員で最初にトマトジュースで乾杯です☆
健康的で美味しいランチ、参加者のみなさまから好評でした。
ランチ後、東海市健康推進課職員、LET'S食の絆 江口 澄子さんより、東海市、NPO法人LET'S食の絆、カゴメ株式会社が協働で取り組んでいる“東海市民の健康長寿”を目的とした活動について教えていただきました。
参加者より、「企業と市、NPOがうまく協力して健康をテーマに活動できているのが良かった」と感想をいただきました。





●南粕谷ハウス
石井久子さんより地域コミュニティ(一宮市で言うと“連区”)から誕生した多世代交流のできる場所「南粕谷ハウス」ができるまでの経緯や地域を住民みんなで守るさまざまな活動についてお話をお聴きしました。
(手づくりのローゼルジャムのデザートとドリンクをいただきながら♪)
ボランティアとして活動されている3名の方からも、それぞれの活動ややりがいについてお話いただきました。
お話を聴いた後は、石井さんやボランティアの方とお話をしたり、手作り商品や野菜を購入したりと、大変賑わっていました。
参加者の方より、「皆が必要と感じることに応じて実行していく、大切な働きだと思いました」「自分達の町の5年10年後を考えて話し合える場をつくれるところが素晴らしい」という感想をいただきました。






●NPO法人ごんのふるさとネットワーク
半田市観光協会の榊原宏さん、じば工房の村上眞喜子さん、株式会社おいしい村の末松園子さんよりお話をお聴きしました。
童話「ごんぎつね」の作者・新見南吉さんの想いや歴史をベースに、それぞれの地域への想いやそれぞれができることを協力して取り組んでいること、自然と地域の人たちが関わりやすい活動やネットワークであると感じました。
参加者より、「小さいことからそれぞれ一所懸命行っていき、それが複数集まって、お互いが協力し合って、お互いがためになっていると思いました」「子育てから高齢者の生きがいまで世代を超えてつながっていることに感動しました」という感想をいただきました。




「ごんの足跡」では、のどかな田園風景を眺めながらおいしいドリンクやデザートをいただくことができます。
なんと、窓から見える山が大仏が寝ているようにみえるよと教えていただきました!


「じば工房」では、地域の方が作った野菜や手づくりの商品、寄付でいただいた古本や服等を販売しています。
売上げが地域の方の生きがい、やりがいにもつながっているとのこと。
“高齢者が元気でいることも立派な社会貢献”という村上さんのお言葉が印象的でした。


帰りには雨も上がり、バスから虹がみえました


また、参加者同士の交流もバスツアーの魅力です。
今回得たヒントやご縁をこれからの一宮市やそれぞれの活動に生かしていただけると大変嬉しく思います(^^)
(スタッフ 今福)