H25年度訪問事業No.33 訪問先:一宮名作映画を観る会
2013年9月26日(木曜日) 代表・伊藤さんのご自宅にて(担当:スタッフ 草田)
30代からそれ以上の年代の一宮市民なら、
一宮市内の映画館へ映画を観に行った思い出を持っていらっしゃると思います。
一宮市内に10件ほどの映画館があった時代は過去のものとなり、
今ではだいぶ一宮市内に映画館が少なくなっています。
「一宮名作映画を観る会」は、映画文化を盛り上げていこうとする仲間が集い、活動を開始。
私たちは、代表の伊藤さんにお話を伺いました。伊藤さんは、年齢的にひとつの区切りをつけたい、
とも話されていましたが、それ以上に「一宮名作映画を見る会」の活動を熱心に語っていただきました。
●最近の活動の様子を教えてください。
年4回開催しています。観てきた名作は「黒い雨」「蒲田行進曲」など。
上映作品の決め方は、予め会員の皆様に配布した映画リストの中から、
観たい映画を多数決で決めていきます。
また、親子映画鑑賞の集いも開催しています。
小学校などに無料招待券を配布して、この前(9月22日に開催)の「マダガスカル」上映の際は、
2700名ほどの方にお越しいただけました(1日に2回の上映)。
●今後の活動予定や皆さんにお知らせしたいことは?
16年度に第1回目を始めてから、第38回まで開くことができました。
9月28日に名作「歓喜の歌」の上映会を開催。
今までの上映会はすべてファッションデザインセンターで開いています。
常時、会員を募集しています。
●今、活動していく上での課題や、最近困っていることは?
多い時に200人くらいいた会員が減ってきています。会員募集を実施しましたが、
あまり成果が上がりませんでした。テレビの更なる普及、わざわざ外出してまで映画を見ない、
といった原因があるのかなと考えています。
でも、スタッフと話し合い、少しでも長く活動を継続できるようにしていきたいです。
●今後の展望、数年後の姿などを教えてください。
可能ならば、映画を観終わった後に、参加者同士で見た映画の感想を述べ合いたいです。
また、会員の皆様の賛成があれば、毎月上映を開催してもいいかなと考えています。
●一宮市市民活動支援センターに対するご意見やご要望をお願いします。
センターは駅に近くて便利だけれど、上映会を催すとなると狭いので会議室は利用できないです。
損得勘定無しで、今まで続けることができました。
市民活動支援制度を活用していくことも検討していますが、
行政のさらなる柔軟な対応をお願いしたいです。
例えば、締切日を念押しとして団体に伝えてほしいです。
●「一宮名作映画を観る会」の情報はこちらをご覧ください。
http://genki365.net/gnki/pub/group_view_popup.php?gid=G0000439
posted by iCASC at 11:54|
インタビュー(訪問事業)