H25年度訪問事業No.36 訪問先:一宮はつらつ農業塾の集い
2013年10月25日(金曜日) 138アグリサロンに参加(担当:スタッフ 草田)
一宮市と農協が協力して運営している「はつらつ農業塾」。
農業の担い手を育てる、耕作放棄地の有効活用へとつなげるために
始められた農業を学ぶための講座です。
その「はつらつ農業塾」の卒業生が集い(現在は第1期生から第5期生)、
培った知識と経験をさらに活かした活動をされています。
定例の138アグリサロンが開かれる場所へ取材に出掛けました。
●最近の活動の様子を教えてください。
「138アグリサロン」を毎月一回のペースで開催しています。
農業に関する疑問や悩みを取り上げて、参加してくださる先生から
アドバイスをいただきます。その前に、参加者全員で考えて意見を出し合います。
例えば、人参を育てる場合、あの人がうまく芽が出るのに、
この人は芽が出ない、ということもあるから農業は奥が深いです。

●今後の活動予定や皆さんにお知らせしたいことは?
一宮市富士のパンとベーカリーを扱っている「モンタボー」で、
毎週木曜の朝9時から、新鮮野菜の朝市を開催しています。

ご近所の方や常連の方に支えられてとても賑わっています。
お米や果物が人気で、珍しい野菜も重宝されていると感じています。
●今、活動していく上での課題や、最近困っていることは?
メンバー間の情報共有や情報伝達に困っています。
メーリングリストやブログを活用していますが、まだまだネットに不慣れな方が多いため
メンバー全てに伝えたいことが伝わっていないと感じています。
また、育てた野菜があまり高く売れないのも悩みです。
●今後の展望、数年後の姿などを教えてください。
現在は、「はつらつ農業塾」の卒業生がメンバーの大半ですが
一般の市民の方にも参加していただけるように、力をつけて行きたいです。
市長や行政の担当者の視察も受けて、今後は活動に幅が出てくると思っています。
「モンタボー」の他に、JAやバローでも朝市を展開しています。
一宮市内のレストランからもいくつか地元の野菜を使いたい、というご相談を受けています。野菜や果物がほしい、というご要望があればメンバーで対応していきたいです。
育てた野菜や果物などを売って資金としていくことも必要ですが
まずは人と人のつながりを大切にしていきたいです。
●一宮市市民活動支援センターに対するご意見やご要望をお願いします。
朝市を告知するためのビラ作りで、印刷機を利用しています。
安価のため、とてもありがたいです。
「はつらつ農業塾」の運営にネットをもっと活用していきたいので
その分野のアドバイスをいただきたいです。
●「はつらつ農業塾」の情報はこちらをご覧ください。
http://genki365.net/gnki/pub/group_view_popup.php?gid=G0000646
posted by iCASC at 17:27|
インタビュー(訪問事業)