H25年度訪問事業No.19
訪問先
一宮おやこ劇場さん
2013年6月22日(金曜日)親子劇場 事務所にて
おやこ劇場は、40年ほど前に九州地方でできた組織。
当時、テレビが普及し始め、かじりつきになってしまった子供たちに危機感を覚えた保護者などが、実際の関わりあいを大事に感性豊かな子育てをすることや、文化をひろめる目的で発足した。
一宮市では1976年に発足。
学年や地域などで30ほどのグループに分かれての活動も行っている。
全国では438団体。愛知・東海などで集まりがある。
会員それぞれに参加のきっかけや参加期間はさまざま。
お友達づくり、観劇、遊び場などなど。


●最近の活動のようすを教えてください。
6月のコラージュライブでは、搬入のお手伝いや、昼食・おやつ作りなどおもてなしまで子供達が行った。ロビーに飾ったダイナミックお絵かきも事前に支所で行い、小さい子から大きい子までそれぞれが関わった。
●今後の活動予定や皆さんにお知らせしたいことは?
年齢に合わせた観劇を行っている。
高学年…考えさせられる・あとで語り合う
低学年…感じる・楽しむ
会員制にしているのは、長く付き合いを続けてより一人一人と関わりたいため。しっかりした関係性をつくり、相手と頼りあう・作り上げる体験をたくさんさせたい。
●今、活動していく上での課題や、最近困っていることは?
演劇をしているサークルと勘違いされることが多いので、もっと活動内容や趣旨を伝えていきたい。広報・ラジオなどで告知はしているが、もっと拡げてくにはどうすればいいか?が課題。
●今後の展望、数年後の姿などを教えてください。
どの学校、どのクラスにも会員がいるような状況にしたい。
意見のちがいを楽しめるような雰囲気をひろめたい。
全体が変わらなければ子供は飛び出さないので、地域の大人の集団の意識も変えたい。
子供が感じて考え、自ら動く子になって欲しい。運営側もそうありたい。
●一宮市市民活動支援センターに対するご意見やご要望をお願いします。
会議が長時間の為、2時間だけの駐車場料金の補助では足りないように思う。
●これから他団体と一緒に協力して、やりたい事業やイベントはありませんか(一宮市市民活動団体や他団体との協働)
イベント時にチラシの配りあいなどを協力はしているが、対象は同じでも趣旨の違いがあるなどで、一緒に活動をするまでに至っていない。
●その他何かありましたら。
子持ち世帯でない方や、大人だけの入会もOK。
月払いなので年度の途中でもどこでも入れます。
劇団の方も、感想を伝えることで演目を変えたり内容を変更したりしており、共に育てあいをしていると感じる。
※「子ども劇場 企画作品2013」という本をいただきました。
子供向け作品を上演される団体さんの一覧ですが、他の団体さんでも問合せ可能なもとのことです。センターに置いておきます。
posted by iCASC at 10:10|
インタビュー(訪問事業)